篝火挽歌

惚れた男が 死んだ日は
果てない 心の暗闇に
ともす篝火(かがりび) 道標(みちしるべ)
あなたお願い 逢いに来て
身体(からだ)はなれた 命火に
嫌というほど 抱かれたら
ああ… ああ…
私も灰に なれますか

惚れた男が 死んだ日は
あしたの 見えない暗闇で
燃やす思い出 夢形見
ひとりお酒を 呑みながら
もしも地獄へ 行くのなら
どうぞこの手を 引いてって
ああ… ああ…
何もいらない 怖くない

身体(からだ)はなれた 命火に
嫌というほど 抱かれたら
ああ… ああ…
私も灰に なれますか
×