エソラ

さよなら 一つ残し 君はあっさり消えてった
何故だろう 僕もそう 手は振り慣れたはずなのに
ありがとう 言えずにただ 笑ってばっか 後悔して
君もそう 僕もそう 悲しくなんて無い

フラフラ街へ出て 夜が色濃くなっていく
キレイだねって言って 涙が流れたら

国道沿いのマンションの上 広がる夜空を眺めても
満たされない思いは果てしなくオリオン滲ました
僕がいるこの地点 そして 君のいる場所をつないだら
新しい星座が出来るような 気がしてるんだ

始まり 過ぎてく今 君はやっぱり消えてった
忘れよう だけはノー 額に入れて飾ろう
終わりは 自然に来て 不自然だって思わない
ならばそう 受け止めよう もう一人なんだ

ひらひら花が舞って 君が想い出になっていく
淡いピンクを踏んで また歩き出してく

国道沿いのマンションの上広がる夜空を眺めても
満たされない思いは果てしなくオリオン滲ました
僕と君を出発点としてこの先の空に描かれる
新しい星座をまた誰かと 探しにいくんだ
カシオペアの隣で儚く瞬く
仕草が僕を優しくした
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