葡萄ロマン

どうしようもなく
やるせない 夜が 過ぎる
葡萄酒(ワイン)のしみこむ体 清められて
洗い流されてしまいたい

本気でほれて
気がつくと ひとりぼっち
心の傷が 深くなる 言い訳なんて
もう 何も思いつかない

摘みたて 葡萄は 寝かされて
香ばしい 葡萄酒(ワイン)になる
少女は愛しい腕の中 馨(かぐわ)しい女になる

なくした 想い出が
いくつも甦る
あの男(ひと)も あの男(ひと)も
遠くへ散って行く
立ち止まってはくれない

摘みたて 葡萄は 寝かされて
香ばしい 葡萄酒(ワイン)になる
女は 眩しい夢の中 麗しい女になる

摘みたて 葡萄は 寝かされて
香ばしい 葡萄酒(ワイン)になる
少女は愛しい腕の中 馨(かぐわ)しい女になる
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