俺の花

冷たい雨に打たれながらも
俺の背中を見送った
今度は長い旅だから
つらいくらしをさせるけど
お前はお前は俺の俺の花

お前の手紙と 友の手紙を
小さな灯りで 読み返す
灰色の壁に体あずけて
少しやせたか 写真で見ても
お前はお前は俺の俺の花

二度目の雪が小窓の外で
風に舞ってる 春花の様に
汽笛がお前の声と重なる
抱いてやりたい 今度はずっと
お前にお前にお前にありがとう
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