dead end

目の前にあるモノには触れないで
探ってはいつだって確認してきた
見定めてみたってその先で笑っていられるのが
ここじゃないことは知っている

「いつまでも殻に閉じこもっているんじゃない」なんて
周りは皆そうやって言うけどね
何もかもそんなに簡単に割り切れるくらい強くはない

大人になる度にひとつずつ消してきたモノ
そう その犠牲にしてきた全てのモノは
今になってひとつずつ私を裏切っていく
“鏡にも映らないこんな私は行き場さえも失くしている”

すでに通り過ぎて行った過去達を
懐かしんで羨むことなんてもうないよ
肝心なものならそんな所にはないんだって
いつか誰かが言ってた

閉ざされた明日に期待をしてみることって
一体どれ程の覚悟がいるのだろう
この足の錘が外せないうちはまだ何も望めない

大人になる度に少しずつ身に付けてきた
自分を守る脆く弱い全ての武器も
今になって少しずつ私を裏切っていく
“光を見失ったこんな私は味方さえも失くしている”

「いつまでも殻に閉じこもっているんじゃない」なんて
周りは皆そうやって言うけどね
何もかもそんなに簡単に割り切れるくらい強くはない

大人になる度にひとつずつ消してきたモノ
そう その犠牲にしてきた全てのモノは
今になってひとつずつ私を裏切っていく
“鏡にも映らないこんな私は行き場さえも失くしてる”
“光を見失ったこんな私は味方さえも失くしている”
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