ふたりの止まり木

この世で心を 許すのは
たったひとりの お前じゃないか
たとえ小さな この塒でも
ふたりの愛の 止まり木なのさ
体よせ合い 辛い日も
うしろを向かずに 歩いてゆこうよ

時には喧嘩も したけれど
みんな男の わがままからさ
何も云わずに ただうつむいて
お前のかくす 涙を見れば
俺の翼で 抱きしめて
守ってやりたい ふたりの止まり木

冷たい世間の 風さえも
耐えてゆけるさ お前がいれば
春の陽ざしを 待つこの枝は
ふたりの愛の 止まり木なのさ
希望叶える 花も咲く
明日を信じて 暮らしてゆこうよ
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