のぼり坂

いつかおふくろ 言っていた
笑う門には 福が来る
人には寄り添い 馬には乗ってみよ
あっても苦労 なくても苦労
そんなもんだよ 人生は
いくつになっても なっても のぼり坂

今もどこかで 呼んでいる
声が聞こえる 日暮れ橋
世渡り下手だと 叱られながら
くじける心 一度や二度は
それも我慢の 人生さ
いくつになっても なっても のぼり坂

なにがいいのか 悪いのか
迷う世間の うらおもて
こんな男と 情けのおまえ
夢でもいいさ 夢みて生きる
ふたりあわせの 人生は
いくつになっても なっても のぼり坂
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