僕が生まれた日

愛しているよと 僕をさすりながら
母は言う ほら
そっと耳あてて 早く逢いたいよと
父は言う
温かく見守られ 僕は生まれてきた

青い地球(ほし)で
生きているすべてには
意味があると思ってる
空と海、大地へと
この体(み)を 委ねてみると
道なき道が続いてる

失い続ける 小さな命から
人は学び いま
消えゆく緑の 行く末見つめて
人は嘆く
倒れても立ち上がり 僕は歩き出した

愛を受けて
足下みて これからの
道に種を蒔いて行こう
振り返り咲き出した
花を忘れないように
ずっと胸の中で‥

蒼い空も 白い雲も
透き通る海の音(ね)も
森の緑 広い大地 続いてく

明日には新しく
零(ぜろ)に還るその時を
何度でも、何度でも
生まれ変わり生きている
全てに感謝を込めて
また一つ愛が咲いた
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