Winter Tears

「寒くなってきたね」と 隣で微笑む
あなたが手を そっと握って
優しく右のポケットで
暖めてくれたのは 去年の冬の事

ショーウィンドウに映る 二人を見てると
その笑顔が ずっとこのまま
幸せ溢れる毎日
過ごしていけると そう思ってたのに

今年のイルミネーションは
余計にキラめいた 涙で

抱きしめて いつものように
さよならなんて 嘘だと言って
降り積もる雪を眺め
2人寄り添ってるはずだったのに
どうして?

寒さは苦手で だけど二人の距離は
縮まっていった あなたのお陰で
冬が好きになりだして
ずっと寒ければいいと思ったりした

あなたのいない冬なんて
考えられないよ 逢いたい

そばに居て お願いだから
こんな冬には 一人にしないで
逢いたいよ ただそれだけで
他に何も要らない
だからおいていかないで

いつでもあなたのことばかりが 駆け巡るの切ないの
隣にいてくれるだけでいいのに

もう戻ることが出来ないなら
あなた想うこの気持ちも いっそ消えちゃえばいいのに
また寒くなるたびにあなたのこと
繰り返し思い出すのね いつまでも

愛してた あなたの傍で
叶わなくても儚い夢を
いつかまた出逢える様に
願うこの気持ちも
雪と共に溶けてく
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