ライバルはリッケンバッカー

皿割った 弦切った フライパン投げた 包丁持ち出してみた
物足りなくなって リッケン投げたら ついに怒っちゃったんだ

「もういい」って言ったきりで この部屋を君は出て行ったんだ

空に割れて飛んだのは花火
ベランダから見える夏の夜を
今頃君と見ていたんだろうか
砂の上に書いていた言葉も
ドキッとするような君の声も
気付かないうちに忘れそうになる
わからないよ... いーや

髪切って チェンジして 爪切ってみて でんぐり返してみた
新車が3秒で廃車になってから もう滅入っちゃってんだ

そんなんで思い出した この部屋は君の部屋だったんだ

2回転んで擦りむいた後
ポストに落としたはずの手紙
君の所へ届いたんだろうか
もう夜をとっくに通り越して
カンカンに凍った朝になって
寂しさに慣れてしまいそうになる
わからないよ... いーや
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