酔いどれ数え唄

ひとつ 日陰にひとり咲く
ふたつ 不幸は古馴染(ふるなじみ)
みっつ 未練に身を灼(や)けば
よっつ 夜ごとに酔いどれて
いつつ いつかは一緒にと
言われて一途に祈ってた
一から十まで あなたが命
馬鹿な女の数え唄

むっつ 無邪気な昔より
ななつ ながめた流れ星
やっつ やつれて痩せた身を
ここのつ このまま殺してよ
十(とお)は 遠くへ飛ぶ星の
止めて止まらぬ 「時」ならば
一から十まで あなたが命
馬鹿な女の数え唄

一から十まで あなたが命
馬鹿な女の数え唄

馬鹿な女の数え唄
×