忘れえぬ君へ…

目を潤ませてる君に もう何も言えなくて
ドアが静かに閉まる音が 胸に突き刺さる

そう遅かったね 君の寂しさに背を向けて
僕は 側にある優しさに 慣れ過ぎてたんだ

傷つけ合わずに 愛したりできない
だけど君の涙ぐらい 守れたはず
できることならば なにもかもを捨てて
すぐに 君を抱きしめにいきたいよ

今何を想い 何をして暮らしているんだろう?
2人歩いた街に今日も同じ風が吹く

言葉にできない あふれだす気持ちを
強く手を握りしめて 伝えてたね
理屈じゃなかった 純粋に愛したよ
だけど 見えない何かに負けたんだ

そのぬくもり 痛みさえも 今すべてが恋しくて

傷つけ合わずに 愛したりできない
だけど君の涙ぐらい 守れたはず
命が果てても 忘れないよ君を
僕が僕であるための意味だった

もうちがう道を あの日歩き出していたんだね
僕の左肩にもたれる 幻よ眠れ…
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