しあわせの文字

しあわせの文字をたどれば
そこには君の影
愛しくて せつなくて また歌にする

味気ない毎日の中 足元とらわれて
ちっとも前に進めないや

今さら どんな言葉たちが
君に届くのだろう
過ぎ去りし日々に
ただ むなしくこだまする想い

もう戻れない でも忘れない
僕らが笑っていた頃
その香りも そのしぐさも
すべてが僕の中で揺れている

街中が静まる夜更けに
迷い込んだプライド
掴んだ手にも力はなく

見上げた窓からこぼれた
光が滲む夜は
星屑さえも逃げる
とにかくじっと朝を待った

もう戻れない でも忘れない
僕らが笑っていた頃
その涙の あたたかさも
すべてを抱えながら 歌うんだよ

もう戻れない でも忘れない
僕らが笑っていた頃
その香りも そのしぐさも
すべてが僕の中で

もう戻れない でも忘れない
僕らが笑っていた頃
その涙の あたたかさも
すべてを捧げながら 歌うんだよ

歌うんだよ
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