流恋情歌

やけに冷たい雨が降る 傘もささず一人歩き
別れ 話を終えた日の 暗く沈んだ帰り道
何もかもが ぼやけて見える
悲しいわけじゃないけれど
今日のおまえのやけに割切った
その態度がくやしいだけさ

いつまでたっても この雨は
止みそうにない雨なんだな
いつまでたっても この雨は
止みそうにない雨なんだな

どうせ止まない雨ならば いっそ激しく降ればいい
雨に心があるならば 俺の心を流しておくれ
もう少し もう少し お互い
センチになっても良かった
別れ言葉を選んだ俺に
お前は笑いをひとつ

まるで別れに慣れてるように
慣れすぎているように
おまえは言った うつむいて
この先恋なんて いくらでもあるから

いつまでたっても この雨は
止みそうにない雨なんだな
いつまでたっても この雨は
止みそうにない雨なんだな
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