四月の風

揺れるカーテンと 木漏れ日のエチュード
窓の向こうには 見慣れない景色

初めて一人きり住む町で
どんなコト待ってるんだろ
深呼吸したら 始まりの予感

自由という淋しさを この部屋で暖め
私という未来へと 迷わず行きましょう

高鳴る夢誘うように 四月の風が舞う
光合成するみたいに 青空を見上げた

気まぐれ雨雲 強気で吹き飛ばせ
少しの勇気で変わる事もある

歩いてきた道を振り返り
確かめるのもいいけど
行けるところまで駆け抜けてみたい

飲み干したい不安には 期待の蜜を混ぜ
ありのままに伝えなきゃ 辿り着けないね

回り道も楽しむように 四月の風と行こう
通りではしゃぐ子供達 何となく嬉しい

きれいな夕焼け見つけて涙こぼれた
新しい私がここから始まる
信じるその先へと...

閉じ込めてた強がりが 強さになるように
私という未来へと 迷わず行きましょう

高鳴る夢誘(いざな)うように 四月の風が舞う
光合成するみたいに 心広げ行こう
この町で待ってる出逢いが 笑顔であるように
私は歩き続けるよ 同じ空の下で

さらさら さらさら 柔(や)らかな風は明日へと
大事な願いを 優しく包むように奏でる
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