さよならの前に

瞳輝かせながら 夢を語る君を
見つめているだけでいいと
そう思っていたんだ

弾む心は 今でもその胸にあるのかな
僕は君の描く星に きっとなれなかった

君が夢見てきたもの 僕は見つけられず
君が求めていたもの 僕は与えられず

この腕をすり抜けてく
君は瞳逸らした

ずっと離れていかない…
高をくくっていた
下手くそに切った前髪は
もう伸びているかな

君を哀しませたこと 僕は抑えられず
君が伝えてきたこと 僕は聞き流した

君が流した涙を 僕は気付かなかった

その夢が醒める前に
もう一度 愛しい人よ
僕に笑ってみせて…
×