こんな歌があったなら

去年のちょうど今頃に ふと戻りたくなる夕暮れ
少し背も伸びて 眩しく見えた背中を 思い出す

まだ君は気づいていないでしょ? 私 自分に嘘ついてる
「ずっと、ずっと、友達。」なんてもう
そんなコト 本当は思ってない

もしも こんな歌があったなら 迷わず君に歌うだろう
ありったけの想いが 今すぐに 君の心に届くような

誰にも言えず 鍵をかけたままだった夢の話も
回り道して 何気なく聞いてくれた 「また 明日…」

その笑顔だけは失いたくない だから 素直になれなくて
「もっと君と いたいよ、いたいよ。」
それ以外 何にも願ってない

もしも こんな歌があったなら 迷わず君に歌うだろう
すれ違い 遠く離れてしまっても まっすぐ君へ届くような

例えば どんな歌があったなら この気持ち 君に届くかな
ありったけの想いを ありのまま 心から心へ歌えるだろう

もしも こんな歌があったなら 迷わず君に歌うだろう
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