星のボサノバ

どんなにキラキラ 光っても
淋しい星だよ 流れ星
微かでいいから いつまでも
変らぬ光りを なげかける
小さな星に なりたいと
あの娘がうたう 星のボサノバ

やさしい奴から 先に死ぬ
皮肉なものだね 世の中は
夜空をみあげて なつかしい
あいつの噂を していたら
銀河の星の 彼方から
きこえてくるよ 星のボサノバ

生きてる手ごたえ 欲しくって
向ってゆくのさ 哀しみに
女の涙は 花になり
男の涙は 星になる
運命なんて ぶちこわす
心をうたう 星のボサノバ
×