女… そして女

切り花一輪グラスに挿して
おくれ髪そっとかきあげる
追えばつらさがますものを
酔うほどせつなくこころを濡らす
雨雨…いつあがる
おんなの涙はいつ晴れる

あなたも悩んだわたしも泣いた
ふたりの愛の行く末に
なんで逢わせたいたずらに
運命というにはあきらめきれぬ
雨雨…いつあがる
おんなの涙はいつ晴れる

ちいさな背中でため息ついて
鏡にむかい口紅をひく
更けて灯りが消えてゆく
ひとりじゃ眠れぬあなたが欲しい
雨雨…いつあがる
おんなの涙はいつ晴れる
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