袋小路三番町

都会の人の無関心
時には私 救われるのさ
手にしたメモで尋ねれば
何も云わずに指さすよ

青く変わった信号に足を早める街ん中
云われた通り この通り

通りへだてて アー袋小路三番町

都会の女 無表情
私もそうさ 仮面の下で
自分の心 裏切って
一つの恋を 葬った

赤より変わる色はない
涙の炎の胸ん中 私の恋の恋の

恋の捨て場の アー袋小路三番町

道づれにした 不幸福
おまえと一緒に 酔いつぶれようか
酒に浮かべる花はなく
これより先は道もない

木の葉が輪をかく吹きだまり
くちびるかめば風ん中 いつか夢も夢も

夢も追われて アー袋小路行き止まり
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