熱愛ストーリー

誰かが君を汚してしまう
このままじゃいけない

乳房をつつむ栗色の髪
やさしくはらいのけ
裸の胸に抱き寄せながら
唇かさねたら
君は風の中の花のようにふるえ
甘い夢の中へ溶けて行ったよ
これでもう誰も君にさわれない
指の先も髪の毛も
さわることは出来ない
これでもう他の人は愛さない
たった一人君だけを
愛し愛しつづける

ミンツの香りただよわせてる
唇感じたら
世界で一人ただ君だけと
心がふるえだし
君の腕をとって暗い闇を駈ける
赤く染まる夢を語りつづけて
これでもう誰も君をいじめない
悪いうわさ流しても
すべてぼくのせいだよ
これでもう君を一人泣かせない
いつもぼくの腕の中
守り守りつづける

真赤にうれた林檎を
ひそかにかじって過す
危険な季節の愛に
二人おぼれた

これでもう誰も君にさわれない
指の先も髪の毛も
さわることは出来ない
これでもう他の人は愛さない
たった一人君だけを
愛し愛しつづける
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