愛の病の君へ

「なんか上手くいかないね」
口にしなくてもそんな空気が広がってく
僕らはまだ始まったばかりだっていうのに

相性が悪いとか価値観が違うとか
そういうんじゃないってことは分かってる
でも時折二人の空気はひどく冷たくなるんだ

幸せが膨らめば膨らむほど終わってしまうとか
いなくなってしまうとか 余計なこと考えて
さっきまでの笑顔が嘘みたいに
ふさぎこんでしまう君だけど

その痛みも不安も我慢せずに吐き出して
抱え込んで涙する前に僕に投げつけてよ
君が何も考えず 何の不安も無く笑えるよう
その笑顔が曇ることの無いよう
いつも傍で受け止めるから

「僕は何処にもいかないよ 心配しなくていいんだよ」
その言葉すら疑ってしまうなら
せめてただ傍でギュッと抱きしめていよう

窓辺に座り込んで 人知れず涙流して
自分を責めたりしちゃダメだよ
焦ることない ゆっくり時間かければ
愛の病は消えるからさ だから

その痛みも不安も我慢せずに吐き出して
抱え込んで涙する前に僕に投げつけてよ
君が何も考えず 何の不安も無く笑えるよう
その笑顔が曇ることの無いよう
いつも傍で受け止めるから
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