ふたりの夫婦星

小石につまずき 足を挫けば
黙って背中を 差しだすあなた
ふりむけば いつも いつも
あなたが そばに そばに いてくれた
花に嵐の 九十九坂
見交わす眸と眸に ふたりの夫婦星

つまらぬことにも 意地をとおして
あなたを困らせ わがままでした
女なら 紅く 紅く
きれいに 咲いて 咲いて いたいから
甘えさせてね ゆるしてね
あなたはわたしの 大事な宝物

真冬の寒さも 夏の陽射しも
夜道の暗さも 涙の夢も
ありがとう あなた あなた
この世に いのち いのち ある限り
空を仰げば 星空に
輝くふたりの ふたりの夫婦星
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