風の迷路

行き交う人波の中 思い描く全てに
壊れそうな心を 抱いてしまうのは何故だろう
そっと瞳閉じるように 心の傷み隠して
ひとにぎりの幸せすら 奪われてしまう悲しみは何故
永遠という名のもとに忘れてしまいたいよ
こんな胸の傷みは背負いきれるものでもない
光りが眩しすぎる 誰のせいでもないのさ
ふっと迷い込んだ 風の行方の迷路
さぁ もう深く眠ろう 真実よ 安らかに
今夜も憂鬱な気持ちにくるまりながら

まだ先のことなんか 何も見えやしないから
やっぱり今日も同じこと 繰り返してしまうのだろう
何を探し求めるのか 見つける術もないのに
悲しみの行方に流されてしまいそうさ
真実の名のもとに暮らして行くならば
どこかにあるのだろうか 人の心の安らぎが
いつか振り返る時に 傷跡すらも笑顔で
受けとめられるだろうか 悔やむこともないままに
ああ時は流れてく 真実よ安らかに
今夜も素敵な夢と戯れるだろう

愛という名のもとに 人が誓うものは何
心はどこかに閉じ込められてしまいそう
信じてもいいのか その言葉のあるがまま
けれど涙がこぼれる 虚しさの中
さあ明日の姿を 真実よ安らかに
夜空に浮かべて眠ろう静かに
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