R70

噂は波間の魚の群れ ビルの影 すえた臭い
右頬をかすめゆく夜の速度 吐け口は早熟なコール&レスポンス

遠い昔私達は背景のない互いを愛せたのに もう忘れた?
見え透いた虚勢はいつも太陽に弱いと知っているけど
その魅力を否定できる?

揮発性のリレイション
アスピリンに似たミュージックショウ
唇を湿らせるシミュレイション
あくまで副産物としての距離で挨拶をかわしましょう

メトロの追い風に襟を立てる ここからが勝負のエリア
勘違いの約束が効を奏して また巡ってきた愛すべきゴースト

出会ってしまったのも運命ね 極彩色むき出しの音楽
身体に悪いの
暗示にかけられた私が立ち尽くすのは炎天下のクロスロード
待ち人は来ない

揮発性のリレイション
アスピリンに似たミュージックショウ
唇を湿らせるシミュレイション
あくまで偶発的な出会いに乾杯 そして私と一緒に行こう

汗をかいたグラスのスリル
浮かんで消える景色はアナログ
螺旋階段を上るハイ&ロウ
グレイハウンドの鳴き声
Route70

Route70, Lay it down on my knees…
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