より道

長い階段をのぼる 息を切らして鳥居をくぐる
蝉の声が夕立のように降る

ここから小さな町の生活が見渡せる
ここからは河沿いのあなたのお家も見えます

冷たいレモン水が一杯飲みたいわ
慣れない靴が私の小指をいじめるのです

あなたの家の庭で風にゆれる白いシーツは
幸せの印 それは生活を選んだ幸せの旗

冷たいレモン水が一杯飲みたいわ
歩き過ぎて私はのぼせてしまったのです

子供の頃と同じ場所に今立ってみても
思い出すことはあまりない
あれは遠い遠い昔の事
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