LIVE ON LIVE

何度となく降り注ぐ強い雨に打たれ
痺れた足 奮い立たせ走り出した
待ちわびた時が迫り鼓動は鳴り止まず
堪え切れずに呼ぶ声は震えていた

明かりは落ちぼやけた目の前に
映し出される見覚えのあるシルエット
もう幻想ではなく確かなものだ
届くよ すぐに

叫ぶよ 嗄れても
弾ける 想いを

憂鬱な日々 迷う日々の喧噪にまかれて
一時でも忘れさせてくれたらいい

湧き上がる衝動を止めるな 僕らよ
信じるまま 赴くままでいい
所詮見えないもののはずだから
感じるだけさ

謳えよ 遥かへ
奏でよ 深くに
放てよ すべてを
身体を よじらせ
声にならなくて 失速する僕を
切り裂く興奮で 呼び戻す君よ
今ここに居る 全部がここにある
細胞を震わせ ただこの瞬間を焼きつけて行け
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