ふるさと一献

ヤレサー
夕焼け小焼けの 無人駅
真っ赤に染めるか 想い出幾つ
幼馴染みと 囲炉裏で語りゃ
ふるさと一献 温もり一献
ぐいと地酒を 呑み干せば
お国訛りの ハァ ひとっ節

ヤレサー
みんなで惚れてた おさげ髪
今では名物 小粋な女将(おかみ)
そぞろそぞろと 暖簾をくぐり
ふるさと一献 あの夢一献
ぐいと切なく 流し込みゃ
湯気に咲いてる ハァ 初恋(こい)の花

ヤレサー
仲間で一番 ガキ大将
優しくなったな 孫など抱いて
歳月(とし)を重ねた 人生ばなし
ふるさと一献 笑顔で一献
ぐいと友情(なさけ)を まわし酒
男どうしの ハァ 飲みっぷり
×