あのね

仲直りしたかったんだ
手紙 書いたんだ 君に送るため
「ごめんね」のメールも 打って迷って消して
何度も 何度も

あたりまえのように 休み時間には
教室の隅で 話しこんでたのに
席を立って すぐに 廊下に向かう君に
声かけることできずに

気のせいだといいけど
遠くなってゆくような そんな気がして

あのね
あのねって言いたい だけど 次の言葉が
見つからなくて あれからずっと
この心に溢れる 思いを言い出せなくて
めぐる月曜日

胸の奥で かけ違ったボタン
「いつ」「どこで」なのか 今さら聞けない
放課後もひとり 君の隠れた気持ち
手探りするだけ

いつかまた 笑い合って
いつかいい想い出になる日 来るなら

あのね
と君に言ったら どんな顔するだろう
きっかけを掴めなかった
この心に溢れる思いを もし言えたなら
泣いて笑いたい

あのね
この気持ちだけ 君に受け取って欲しいんだ
君だけに今 分かって欲しいよ
この心に溢れる思いを言い出せなくて
手紙 書いたんだ

一緒に過ごした日々 どんな事があっても
君は My Best Friend
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