初恋 ~はるかなる想い~

あなたに手紙を出します あのとき会えなかったままです
何度も何度 恋しても 変わらぬまま残った気持ちを

人の波がすぎてゆく 長い影を引きずり 誰も過去に置いてきた 初恋

緩やかな坂道を あの日のように 駆けのぼって見上げれば
遥かな空に 雪は光る夕日に 緑の大きな屋根
坂の下の駅まで電車乗り継ぎ 人混みを駆け抜けたよ
最後の曲が 流れていた 二人は 出会えなかったの

あの日の気持ちを書きます 便箋もあのころのままです
何度もペンを持ったけど 言葉にできなかった想いを

時はいつも忘れてく そしてはかない記憶 だけどある日思い出す 初恋

あなたは今どこかで あの日の空を 胸に描いていますか
人波の中 押されながら 何度も 振り返りました あなたを探して

誰も過去に置いてきた 初恋

穏やかな坂道を あの日のように 駆けのぼって見上げれば
遥かな空に 雲は光る夕日に 緑の大きな屋根
あなたも今どこかで あの日の空を 胸に描いていますか
人波の中 立ち止まって 星空 見上げていました 手紙を下さい
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