えぇじゃないか ええもん屋

誰が呼んだか ええもん屋 人生峠の 五合目あたり
胸の風穴 覗いてみれば 店の灯りが見えてくる
アァえじゃないか(ええもんや) アァええもんや(えじゃないか)
寄って行きなよ 一息ついて
サァ肩の荷おろして甘辛の 思い出酒に酔いしれて

若さは気のいい神様が 誰にでもやる 手土産がわり
こっから先が 人生だよと やっとこの頃 気がついた
アァえじゃないか(ええもんや) アァええもんや(ええじゃないか)
置いていきなよ 涙と愚痴は
サァ浮世峠は明日からも 情け七坂 昇り坂

明日は明日こそ明日こそ 惚れてふられてまたぞろ惚れて
袖にされても えぇじゃないか 恋はこの世の希望(ゆめ)だもの
アァえじゃないか(ええもんや) アァええもんや(えじゃないか)
広い世間の 真ん中よけて
サァ木漏れ日ひろって肩よせて そっと咲いても えぇじゃないか

アァえじゃないか(ええもんや) アァええもんや(えじゃないか)
ええもんやー
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