サイレンの歌

光化学の街が
音も無く揺れる
赤 青 黄色 シグナル巡る
連れ立つ僕と影法師

電磁波に漂い
何処かへと向かう
誰もが一度 夢を見る夏
空に太陽が燃えているよ

注意報が響く
僕はただ歩く
誰もがきっと
アリバイの無い季節を
産声だけを吐きながら
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