my book

表紙だけの優しさなら エピローグまではたどれない
暗闇だけ奪ってくような そんな恋なんてしたくないの

鳴り出したメロディ 光る名前 照らされたあなたの目が曇る
「すぐ戻る。」と軋む赤いソファ 飛び出してゆく真夜中のドア

この恋 もし本にするなら あなたの名前を刻むでしょう
この恋にもし終わりがあれば 私はこの目を閉じましょう

言葉だけなら読みたくない 偽りのない心が欲しい
想い出だけ置いてくような そんな恋人なんていらないの

誰もかれもが人の心の 奥底までは見えやしないけど
でもあなたの指がこぼす言葉の 甘さを薄める冷たい瞳

この恋 もし本にするなら あなたの名前を刻むでしょう
この恋がもし終わるのならば ひとりで本を燃やしましょう

“あなたがほしい…”

春も夏も秋も冬も 同じページの中にいたい
1つの季節で終わってくような そんな恋にはしたくないの だから…

この恋 もし本にするなら あなたの名前を刻むでしょう
この恋にもし終わりがあれば 私はこの目を閉じましょう

この恋 もし本にするなら あなたの名前を刻むでしょう
この恋がもし終わるのならば ひとりで本を燃やしましょう
×