人生のメリーゴーランド

回れ星のように
歌え花火のように
向かい風にも止められない
メリーゴーランド

夕焼け見渡せる
楽屋口のドアは
軋ませないで閉めきるのに
コツがあるの

裾のよれたコート
隠れるようにはおっては
灼けてく地平線
いつまでも眺めてた

夢から覚めた顔で
出ていったひと
信じたのにかぎって
続きやしないわ
寒い心もさびしさからも
もう自由になるんだと
泣いたあの日

かかとのとれかけた
サンダル放り投げたら
間抜な弧を描いて
アスファルトに落ちた

捨て台詞みたいに
人生は終われない
やりきれないこと
ばかりならば
なおのこと

回れ星のように
歌え花火のように
向かい風にも止められない
メリーゴーランド

めくるめく浮き世に
まだ愛は探せそうで
のばした指の先
まだ明日がありそうで
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