Paper plane

巡る空に慣れるように 寂しさから指を解いた
形もない心寄せた 願い事目を逸らしながら

ネジを捲けば 止めたままの 針が動くよ
滲み出した 午後の陽射し かすかに響いてカノン

思い出せるものは全て 許される光になるから
もしそれを未来って呼べば
君も僕も明日にだって着けそう 空の向こう

白い嘘は遠い場所で 雨を降らす雲になった
胸を抉ったり包み込んだり 果てもない日々流れながら

囁くのは 低く飛んだ 紙飛行機で
終わりを見る その時まで 音速に近づいてく

いつか君と解り合える そんな幻に焦がれたら
何一つ残らなくても 僕の側で花は揺れる
思い出せるものは全て 許される光になるから
もしそれを未来って呼べば
君も僕も明日にだって着けそう 空の向こう

飾りつけない言葉一つで また誰かが泣いたり笑ったり
そんな景色を信じられたら まどろみを抜けてみよう

ネジを捲けば 止めたままの 針が動くよ
滲み出した 午後の陽射し かすかに響いてカノン

いつか君と解り合える そんな幻に焦がれたら
何一つ残らなくても 僕の側で花は揺れる
思い出せるものは全て 許される光になるから
もしそれを未来って呼べば
君も僕も明日にだって着けそう

空の向こう
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