第二幕

片隅の客席 あなたに向かい
愛を歌った あれは十九の夢を見た頃
一輪のバラさえ花束に思え
ささやかな輝きさえもふたりを照らした

愛は私の強さになったわ
傷つけながら求めあった
飾る言葉もどんな約束も
愛に色あせていったの
でもいつか幕は下りて
違う道のりを歩いてた

どこの空の下で暮らしているの
風の便りも今は届かず 旅から旅へ
あなたがいつだって座ってた席は
遠すぎて見えないけれど
この歌を聴いて

誰かをきっと愛すことでしょう
その人なりに心こめて
想い出なんて時のいたずらと
すべてこの胸におさめて
ほら幕が上がりだすわ
あなたを思って目を閉じる

愛は私の強さになったわ
傷つけながら求めあった
飾る言葉もどんな約束も
愛に色あせていったの
でもいつか幕は下りて
違う道のりを歩いてた
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