露草

夜の暗さに つまずきながら
迷い続けた ひとり道
寒いこころに 点(とも)してくれた
夢の灯火(あかり)が 道しるべ
露草 露草 今日からは
お前の愛の 露に咲く

指に触れても 掴(つか)んでみれば
いつもしあわせ 影法師(かげぼうし)
春の遅さを 恨みもしたが
無駄じゃなかった まわり道
露草 露草 今日からは
お前の愛の 露に咲く

ひとりぼっちじゃ 捜せぬ明日(あす)も
きっと見つかる 二人なら
何があろうと 一緒と決めて
すがるその瞳(め)が いじらしい
露草 露草 今日からは
お前の愛の 露に咲く
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