北の街

根雪とけて 芽吹く頃
そっと 別れつげる白鳥
荒れ狂う 雪にめげず
越えてゆく 愛しき旅人
帰れ 帰れこの街へ
明日 つばさ休めるため

青く 強く またたく星
まるで ゆく夏惜しむように
笛の音が 風に踊る
夢一夜 沸きあがる火祭り
帰れ 帰れこの街へ
きっと 忘れぬ熱き血が

桜舞い めぐる季節
なつかしき 人皆がふるさと
帰れ 帰れこの街へ
忘れかけてた 夢がまってる
帰れ 帰れこの街へ
忘れかけてた 夢がまってる
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