あなたに乾盃

ごめん…なんて云われたらもう終わりです
今度だけは言い訳も 何もなくて
いきなり両手をついて 謝られても
泣いてすがる 年でもないし…

七年も一緒に 過ごした仲だから
あなたの心は わかってしまう
どうぞ自分の好きなように生きて下さい
でもどこかでばったり出逢ったら
笑って手ぐらい 振ってよね

涙…なんか見せないでさよならしましょう
久し振りの乾盃が 別れの酒ね
夜明けにこうして二人で 呑んでるなんて
今になって 胸がときめく

可笑しいね 今更 女になるなんて
あなたの心は 遠くを見てる
ワインに酔ったふりをしてはしゃぐ私を
哀しい目をして見ないで欲しい
明日は他人に なる二人

七年も一緒に 過ごした仲だから
あなたの心は わかってしまう
どうぞ自分の好きなように生きて下さい
でもどこかでばったり出逢ったら
笑って手ぐらい 振ってよね

笑って手ぐらい 振ってよね
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