月よ 悲しみや孤独に打ちのめされても
優しい 風のような心 教え続けて…

声にならない声を そっと飲み込んだ
信じることが少しずつ 怖くなってゆく

歩きなれた道 いつもよりも
長く遠く街明かり 揺れている

月よ 清らかな想いを失くさないように
すべて包みこむような光
届け続けてほしい
…私は ここにいる

甘えたうわ言並べ 悠々と生きてる
そんな自分がどこか 恥ずかしく感じた

真夜中 目が覚め 一人ぼっちに思えた
夜風だけが肩を抱いて そばにいてくれた

月よ 人の心はなぜ こんなにもろいの?
月よ 人の心はなぜ 変わってゆくの?

月よ 清らかな想いを失くさないように
すべて包みこむような光
届け続けてほしい
…私は ここにいる
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