プラモデル

行き場のないこのfreedom 授かった体から空を見上げてみる
何もないコンクリートからそびえ建つプラモデル 麗

見渡せば世間はビルの模型とチクタク時計じかけ
冷えきった無表情みたいなセメント グレーで覆われて
流れてくるメディアが作るトレンド 世の中追いかけて
飾られたレールを通れば“おめでとう”笑顔で褒められて
画面の向こう歯の浮く様なお世辞と顔にはお面付けて
価値を評した無価値な無数のブランド街並みに並んでいて
そんな俺は手で探るポケット 馬鹿げた小銭だけ
宙に浮く1円と5円玉
全ては組み立てられた 誰かの手によってボンドで付着構成された
横切る誰もかれも 会話してる人さえも 心は空っぽ?
かたっぽについた心臓は振動してるのかわからないまま

行き場のないこの freedom 授かった体から世界を見まわしてみる
何もないコンクリートからそびえ建つプラモデル 麗

一人一人の存在は世の中の部品の一部
適応すら出来ない未熟な奴にネジが足りないと表現したなら
苦言を呈すわけじゃなくてそれがリアル
本当は誰も気がついてない
僕らも歩くプラモデルなのさ
地球に飾られた有数でない建物と模った生命は
設計の基に築いた形成
点と点で繋げた幻の姿、形ならいっそ消えてしまえばいいのに…なんて
見つめてみる手のひら とにかく頑張って世の中で何かつかめばいいの?
逆に何か放せばいいの? 染められた白黒黄色
創造物と建造物をどこから見分けられるの? いつでも僕はここにいる

愛の形を知るたびその型にはまらないこの形はニセモノ?
愛の答えを聞くたび鳴り響く不協和音のような綺麗事
声出して叫ぶもう限界です
塗料溶けだして 目から線を引き頬へ流れ落ちていった想いは
アスファルトを突き抜けて地深く心まで届いた
隙間風 音色奏で そしてやがて芽が生え 全て包み込む日の光が

心地よい鼓動が聴こえてきてスヤスヤと膝抱えて眠ってる夢を見た
何もないコンクリートから誇り咲くフラワー それは僕だった

行き場のないこの freedom 授かった体から世界を見まわしてみる
何もないコンクリートからそびえ建つプラモデル 麗

ユラユラ…

sometime wi catch di power
sometime wi become di flower
sometime wi exceed di tower
sometime everyting be alright
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