春の雪

一つ 二つ 三つ 巡る季節数えてた
恋模様 一滴の涙よ川となり やがて海に帰りたがる
「行かないで…」
それはまるで色のない映画の 字幕のように流れ

剥がれてく 燃え尽きぬ「さだめ花」
指先のマニキュアも滲んでる
凍える身体を抱きしめたい
責めないで 傘も差せぬ路地裏で
まつ毛濡らす 冬の雨

四つ 五つ 六つ 惚れた弱み数えても
最後の言葉たち 夢に変わることもなく ネオン色に染まるだけ
「信じてた…」
腕の中で聞こえたメロディーは 懐かしい流行歌

もう二度と 結ばれぬ「終の花」
木枯らしは悪戯に吹き抜ける
儚くて悲しい別離の唄
どうせなら 春を待って雪よ降れ

困らせたい 愛されぬ「まよい花」
純情は 肌に浮く紅の色

もう二度と 結ばれぬ「終の花」
木枯らしは悪戯に吹き抜ける
儚くて悲しい別離の唄
どうせなら 春を待って雪よ降れ
まつ毛濡らす 冬の雨

今は冬の雨 いつか春の雪
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