からんころん

君が指につけた薬の匂い
それがたまに無性にかぎたくなる
家を探し 焦げたパンの香り
眠気が襲う春の兆し

僕は空になった頭を捨てるために
お湯を沸かしコーヒーをいれる
ブラックはまだ僕には早い
青さが口に残るお年

上辺な僕らが あやまち起こしても
戻れない場所はない
踵を上げたなら 嘘はない

薄目が丁度いいんだ よく見える
全ては不透明な蓋をするだけ

身勝手なままに恋もしたい
青さが胸に残るお年

くだらない僕らが 涙を落としても
乾かない場所はない 上着を捨てたなら

上辺な僕らが あやまち起こしても
戻れない場所はない
踵を上げたなら 嘘はない
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