望郷千里

流れる雲よりも はかなく遠い
さだめを背負った 人でした
旅路で出会った おもいで集め
ゴールド・ヒルの 夕陽の中で
唄っていましたね わらべ唄
おけいさん おけいさん
あなたは 愛の渡しびと

命のある限り あなたはここで
生きるとこころを 決めたのね
ふるさと会津が 恋しい時は
ゴールド・ヒルの 夕陽に抱かれ
涙を拭いてたと 聞きました
おけいさん おけいさん
あなたは 風の渡しびと

戻らぬ足跡を まぶたの裏で
たどれば未練に なるばかり
あなたの小さな 墓標をそっと
ゴールド・ヒルの 夕陽が今日も
やさしく見守って くれてます
おけいさん おけいさん
あなたは 夢の渡しびと
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