ひととき

意識しないほど あなたとひとつ
口にしないほど 本当のこと
降り注ぐようなシアワセは
このまま重ねる ひととき
これからも きっと
息をするより当然なこと
言葉になど できそうもない
あなたはいつだって
そんな私を 黙って包んでくれる
永遠が舞い下りる
陽射し零れる午後が なにげなさ過ぎて
あなたと居られる大きさを
忘れそうになる

守りたいもの 望みはひとつ
伝えたいくせに吹き出す私
あなたはいつだって
笑い飛ばすことの優しさを知ってる
心も抱(いだ)きあう
陽射し眩しい場所にも 馴れてしまわぬように
あなたの姿がぼやけても
見失わぬように

きょうという日がいとおしい
ここにしかないこの気持ち

あなたはいつだって
そんな私を 黙って包んでくれる
永遠が舞い下りる
陽射し零れる午後が なにげなさ過ぎて
あなたの余りの大きさに
めまいを感じてる

陽射し眩しい場所にも 馴れてしまわぬように
あなたの光をいつまでも
見失わぬように
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