桑田祐宜作詞の歌詞一覧リスト  12曲中 1-12曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
白い月READ ALOUDREAD ALOUD桑田祐宜桑田祐宜僕達は涙が枯れないままに 笑ってしまう程に目を腫らした あの日々が夢のようだ だけど夜明けは未(ま)だ遠く  耐え切れなくて飛び出した それなのにまた  ゆらゆらと溺れて滲む白い月眺めて ふらふらと彷徨う夜は迷路みたい 君の手に触れて温め合って 何もかも溶かしてさ 一つになれたらな  「まだ大丈夫よ」と誤魔化して ヒビを独りで隠していた 優しい嘘をつけるように出来てないって事 誰よりも知っていたのに 何故僕は  五月雨の中 隣さえぼやけて見えた  けらけらと幼く笑う それさえも憂うよ くらくらと今でもたまに崩れる 僕の手に触れて温め合って 何もかも壊してさ 一つになれたらな  ゆらゆらと溺れて滲む白い月眺めて ふらふらと彷徨う夜は迷路みたい 君の手に触れて温め合って 何もかも溶かしてさ 一つになれたらな
誰かの為に咲いてないREAD ALOUDREAD ALOUD桑田祐宜桑田祐宜ヘイ そんな張り付けた愛想でどうしようって言うんだい? 繰り返すコピー&ペースト プラスチックの手触り 白だと言えば黒に疎(うと)まれる それに怯えて灰になるのか 誰も君の心は覗けない 声を上げろよ  花は誰かの為に咲いてない だから美しい 人間だってそうだろう さぁ何がしたい?  内面とのギャップに疲れているみたい でっかくて厄介で 胸には収まらない 「どれでもいい」や「大丈夫」だとか そんな答えで満足するな 相手は何も知らない 気付かない 聞かせてくれよ  君をいつも他の誰より支えている人は 結局君なのさ  ちょっとした嘘が積もって いつの間にか壁になって 余計に背伸びをしてる 曖昧なスタンスなんて鳥に啄(つい)ばませて飛び出そうぜ 果て無きショータイム  声を上げろよ  君だけの声を 真実の歌を 泣いたっていいよ  燃える怒り 鋭い悲しみ 跳ねる喜びを 君を作る記憶のピース 歴史そのものを 吐き出しちゃえよ ここで さぁ何がしたい?
幸せのハナシREAD ALOUDREAD ALOUD桑田祐宜桑田祐宜とても美しい羽根で空を舞う蝶がいた 虹のような輝き 誰もが彼女を愛してた  決して驕らない気高い心で 幸せを振りまいた  茜色 穏やかな夕方に悲劇は訪れ カマキリの刃(やいば)が羽根を引き裂き 彼女は真っ逆さま  命からがら逃れた彼女を待っていた 皆の視線は気を遣うようでいて逸(そ)らされた  二度と飛べない運命(さだめ)を抱えて やがて孤独の道へ  憐れにも 皆が愛していたのは美しい虹の羽根 蚊のような細い身体ひとつ 常闇(とこやみ)の森で  そしてフラリと現れた別の蝶が何も言わずに 自分の羽根を片方ちぎって差し出す  それからはお互いの肩を組んで空を舞うつがいの 蝶の姿 見た者は心が洗われたという そしてまた風に流れるのは幸せの粉粒(こなつぶ)  もし僕ならば彼女に何を贈れた? 片方の腕か これ見よがしの哀れみか
オートマチックREAD ALOUDREAD ALOUD桑田祐宜桑田祐宜自分って一体何者か 正解はネットで見つかるみたい クレイジーは勲章か障害か 近眼のフクロウが羽ばたいた  口上や思想やアイデンティティ 今度は何を読んできたの 眼を剥(む)いて社会を斬る その姿もなんかズレる  衝動だけでいいじゃない 風の声を聴け 転がされれば手垢にまみれてく 本当なんて無いのに何を求める? 今日のニュースさえも疑わしいこの時代に  事情を知った顔をして 神に代わって裁きだした お前の手は透明な血で 汚れているだろうよ  情報社会のバベルで 価値観の塔を築いてないか 隣の島に中指立てる その姿も滑稽なだけ  現代におけるヒーローは 漫画より奇なり 今日も迷惑千万 とりあえずゎ…スミマセン 本当なんて無いのに何を求める? 君の呟きさえも疑わしいこの時代に  遠くの壁に泣いたって 何も変わらない まずは目の前の扉一枚 開けてみろ  衝動だけでいいじゃない 風の声を聴け 転がされれば手垢にまみれてく 本当なんて無いのに何を求める? 今日のニュースさえも疑わしいこの時代に
未だ黄昏が咆吼るならREAD ALOUDREAD ALOUD桑田祐宜桑田祐宜深く黒い夜 胸の砂が疼く 身体ごと冷たい床に溶かしたい 流れるシャワーのノイズが 僕を胎児まで引き戻す 何処かへ祈るようにうずくまる  ああ黄昏が今でも僕の中で咆吼(ほえ)ている  いつかは消えてしまう星の上で 僕ら居場所を奪い合うけど 何も変えられずにいる  時計の針のリズムが世界を細切れに切り刻んで それを痛そうに飲んで泣いた日々  眼を閉じる度 開かれる扉 ヒリヒリと眩しい  涙で濡れた腕で探している 街の光で濁った空の底に沈む優しい星を  狂おしくて 狂いたくて 狂ったふりで 逃げていたのさ 孤高だって孤独だね 気取ったって癒せないね  傷跡を隠さないで生きていける大きな勇気を届けたい 考えるのは後でいい  果てなき道の上で抱いた言葉 「君の世界は、君の中で色を変えてしまえばいい。」  夜明けはすぐそこに
言花-コトヴァナ-READ ALOUDREAD ALOUD桑田祐宜桑田祐宜気が付けばもう すぐに「死ね」だの 軽く言いすぎなんだ 誰でもそう 見慣れたジョーク 何か忘れてるんだ  痛みさえもう何も感じない それがやるせない  善と偽善の狭間でゆらゆら 風呂の中に舞う髪の毛のような 大人になるほどに汚れた だから綺麗を知った  幼い頃のパズルのように電線に切られた 空の青さ 豊かさ  花になって 鳥になって 君の世界の中にいたい 雨の朝に思い出す 空になりたい  届かない願い 誰のせいだよ  気が付けばもう すぐに「神」だの ニーチェの宣(のたま)う通りになった 情緒なき世界 轟くカウントダウン  煙になって 土になって 人はまた巡り逢える 嵐の中に思い出す 愛になりたいんだ  花になって 鳥になって 君の世界の中にいたい 雨の朝に思い出す 空になりたい  ガラスだって 海に落ちて 丸く綺麗な石になる 時間をかけて 許し合おう 過去の涙も  花になって 鳥になって 君の世界の中にいたい 雨の朝に思い出す 空になりたいんだ  花になって 鳥になって 風になって 月になって 「明日はきっと晴れるよ」って その言葉 君の元へ
流星READ ALOUDREAD ALOUD桑田祐宜桑田祐宜お互い口に出せない事や 苦い過去もあるだろう 今でも夢に見るのは 冷めた目に怯える若者  誰も彼もいい青春を 送れた訳じゃないけど それもいつしか 君を君たらしめるよ でも無理するなよ  掻き鳴らせジュブナイル あの頃ノートを染め上げた 無謀さを抜き出して 夢や野望に仕立てる  書き殴れジュブナイル 遥かなこの世界 短いこの生涯 走り出すのだランナー  ……とは言え忘れてしまう時も ある事を忘れるな ガタつく扉はやがて 君を迎えるように開くもの  汚れて見える鏡 髪の先から踵まで憎めばいい それが表に裏返る日は 意外に傍  咲き誇れフラジャイル 本当は脆い心ほど 強情で我儘で 諦めが悪いもの  巻き返せフラジャイル 並んで生きるなら 共に果てるから 信じてみろよプレイヤー  新たに迫り来る不安に 涙盗まれたなら 目を閉じて楽になりな ちょっと座るのもいい  掻き鳴らせジュブナイル あの頃ノートを染め上げた 無謀さを抜き出して 夢や野望に仕立てる  書き殴れジュブナイル 遥かなこの世界 短いこの生涯 走り出すのだ 僕等いつだってルーキー
怪光READ ALOUDREAD ALOUD桑田祐宜桑田祐宜誰だって本当の事は解らずにいる 動けずにいる 明日って眩しいものだって 呟きさえもどこか嘘くさい  怪光 汚されていく ただ漠然 哀情 操られていく ただ呆然  夕凪の海に沈む太陽 憂いの表情(かお)で 僕等はどうすればいい? 僕等は何処へ行けばいい?  「辞めな」って言葉が踊る液晶の窓 嘘か真実(まこと)か  ダメ!絶対に! 空気を読まない緊急退避 拡散希望のアンオフィシャル どいつもこいつもニアリアル 誰が正義か? 壊れ出す規範 匿名の声明 それも生命 もういっそ炎上で手を打とうぜ先生ノイローゼ  怪光 熱を帯びている ただ偶然 哀情 街を離れていく ただ騒然  紫色に混じる空に懐かしくなる 僕等はどうすればいい? 僕等は何を伝えたい?  怪光 汚されていく ただ漠然 哀情 操られていく ただ呆然  夕凪の海に沈む太陽 憂いの表情(かお)で 僕等はどうすればいい? 僕等は何処へ行けばいい?
揺らめく世界READ ALOUDREAD ALOUD桑田祐宜桑田祐宜静かな放課後に舞い上がる土埃 重い空に浮かぶ飛行船 彼方で叫ばれるブラスバンドもの悲しく 涙を誘うように聞こえてくる  乱れた心が鋭く冷えていく 息もせずに走ってた  「…サヨナラ?」  共鳴せずに終わったけど 今は齧りつくよ 止まる事のない時間(とき)に それでも限界だって足が言う この意気地なしめ! 揺らめく世界 昨日は帰らない  打ち上げられた球 思わず眼で追いかけ ポカンと開けた口が溜め息 金網に掛けられた指先が痺れてる 雨はいつになれば降るのか  失わなければ 動き出さないと言うけど  「サヨナラ」  強制的な終わり方は 誰も望んでないのに 手加減なしの雲行き いつかって言葉の手軽さに 甘え過ぎだった! 未来は今を磨いて輝く  何だって今こんな目に遭うの 神様とやら 恨みたくもなるけど でも放心状態なんて暇はない 齧りつけよ 止まる事のない時間(とき)に  それでも限界だって足が言う この意気地なしめ! 揺らめく世界 昨日は帰らない
HANONREAD ALOUDREAD ALOUD桑田祐宜桑田祐宜君を包む雲や雨を 晴らす事は出来ないかと 時として押し付けて 困らせては苦しくなって  今も夜が怖いままか 部屋で一人泣いてないか 空は冷たい顔で 口をつぐむままで  また耳を撫でた風はフォルテッシモ 揺れて漂う溜め息も 泡沫(うたかた)に  嗚呼 愛は包帯 時に刃物だと 思い知る夢の中 僕が君に渡せたものは何だろう 形を変えては不意に霞みゆくオーロラの靡(なび)き また風が嘶(いなな)いたなら 笑い合えるだろうか  鏡越しに先を案じ 足を止める事もあれば そこから見える景色 眺めながら悩む  微かに瞬く星はピアニッシモ 深い青が緩やかに顔を出した  悲しみも少しふやけるほど 君に満たされていたよ 未だ心に残る 柔な笑顔 新しいページめくっていく度に 懐かしむけれど また星に目が眩んだとしても 戻れないあの日々  また聞こえてくる風はフォルテッシモ 揺れる花も凛として 背中を押すよ  嗚呼 愛は包帯 時に刃物だと 思い知る夢の中 僕が君に渡せたものは何だろう 形を変えては不意に霞みゆくオーロラの靡(なび)き また風が嘶(いなな)いたなら 笑い合えるだろうか
夜明けの針金READ ALOUDREAD ALOUD桑田祐宜桑田祐宜未だ地図にない世界が広く果てしなく 君とならば何処までも行ける そうだろう? 共に作る足跡に僕は保たれる 君と二人いつまでも生きる いいだろう?  どうして涙が流れてくるのか こうして君が微笑んでくれている それなのに  胸に巻き付く針金が痛いよ 振り払う余裕もあったけれど 見つめ直すのが怖かっただけ 大丈夫 きっと いつか、なんて 子供の心のままじゃ辛いと 知り得ていたなら 涙まで見せる事なく 潤せていたつもりさ  どうして涙が流れてくるのか どうして、どうして、どうして、どうして……抜け出せない  胸に巻き付く針金が痛いよ 振り払う余裕もあったけれど 見つめ直すのが怖かっただけ 大丈夫 きっと いつか、なんて 消えない幻覚(まぼろし)に怯える夜明け 震える自分を抱きしめて いつか何処かで 救われると信じてる
永久に、たまにREAD ALOUDREAD ALOUD桑田祐宜桑田祐宜大人になれば思い出すのさ 不器用同士が集まった日々  今も同じく歌えるのなら この孤独なんてすぐに消せるのに  強い絆 故にたまに千切れたりして 跳ね返ったモノに顔を叩かれて 泣く事もあったけれど  僅かな時代(とき)が眩しく煌めいて 砕かれた心 優しく照らして 涙を知らない仲じゃないからさ 懲りないままに進むよ それじゃまた会おうぜ 永久に たまに  狭い部屋に塗りたくる喜怒哀楽 お互いの顔も汚れちまったなぁ  無様にさらけ出して馬鹿な事もしていた 戻れない世界を想う僕がいて 切なくも笑うけれど  僅かな時代(とき)が眩しく煌めいて 砕かれた心 優しく照らす 身なりも夢も変われど目に浮かぶ 真空よりピュアで透明な笑顔が 涙を知らない仲じゃないからさ 懲りないままに進むよ それじゃまた会おうぜ 永久に たまに  実は未だあの日々の続き
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