松田晋二作詞の歌詞一覧リスト  45曲中 1-45曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
フェイクドラマTHE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二山田将司現実という名の 困難を打ち破って この手で掴み取るのさ まだ見ぬ世界を  越えて 越えて  人生は予測不可能 待ったなしの答え探しさ あっち?こっち? 選択ばっかやり切れねぇ うっかりボタンひとつ 全自動で決まっちゃえばなんて 妄想 迷想 洗い流して 今を生きよう  正体不明の ネガティブを振り払って この目で確かめるのさ まだ見ぬ世界を  超えて 限界点超えてゆけ 未知のステージへ 飛び立って 誰にも真似できない 理想を掲げて  僕ら過去の亡霊じゃない 今解き放つよ呪縛を 「存在証明」  誰かのストーリーは今日も 豪華絢爛な暮らしで いいな いいな 妬み癖 嫌んなるよ でも他人にゃなれねえ 代役不在の主人公なんだ 運命 背負って 全身全霊 命かけて  現実という名の 困難を打ち破って この手で掴み取るのさ まだ見ぬ世界を  超えて 限界点超えてゆけ 衝動をたぎらせ 飛び立って 誰にも奪えない 命 燃やして  生きよう  断崖絶壁をくぐり抜け 波瀾万丈を謳歌してゆけ 悪戦苦闘の道をゆく 僕ら何度でも乗り越えて 生まれ変わるだろう 越えて まだ見ぬ世界へ
DaysTHE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二山田将司THE BACK HORN長い月日重ね 築いてきたもの どんな宝石より素敵な 僕らだけの物語  雨雲が通り過ぎれば また夏がやってくる 強い日差しは苦手だと ふてくされるんだろな  喧嘩しても次の日には 晴れやかな顔で笑う そんな性格にも だいぶ慣れたから  同じ季節数え 紡いできたもの どんな花束より豪華な 僕らだけの物語  木漏れ日に手をかざして 蝉の声を聞いてる たわいもない瞬間を どれだけ刻めるのだろう  移り変わる 空の下で歩幅を合わせてく 僕ら繋ぐ 想いそれが 生きる幸せと噛み締めているんだ  長い月日重ね 築いてきたもの どんな宝石より素敵な 僕らだけの物語  「ありがとう」「ごめんね」を 繰り返す度に きっとありふれた日常は 特別な記念日のように輝いてくんだよ  いつまでもこのまま この日々を歩んでゆこう 限りあるこの命で  何度でも描き出そう 心に咲いた景色を 二度とない今日という日を Oh
深海魚THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二山田将司THE BACK HORN地上は赤く熟れた 欲望の森 果実を齧れば 儚く濡れる 寂しさだけが繋ぐ 僕らの糸は きつく結ばれて 深い海の底へと  もう離さない 二人きり 眩しい世界に さよなら  長い髪を絡ませ泳いでく 君の身体にしがみつく 溶け合うほどに 何度も 鱗剥がれ落ちてくまで 求め続ける 僕ら闇を彷徨う魚  君がくれた痛みの 優しい牙に この身捧げれば もうそこは天国さ  もう戻れない 二人だね 眩しい世界に さよなら  たった一度の過ちを 許すのは誰? 永遠に消えぬなら もっと激しく燃やして 太陽より 真実より 揺るがぬ愛で  あの日 何故涙を流してたの 震えながら見つめてたの 何も言わずに 君は 指先をすり抜けるように 光になった 僕だけを残したままで  髪を絡ませ泳いでく 君の身体にしがみつく 溶け合うほどに 何度も 1000年経ってもその温もりを 探すのだろう 君の抜け殻 抱きしめながら 僕は闇を彷徨う魚  深い海の底で
桜色の涙THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二岡峰光舟THE BACK HORN桜のトンネルをくぐり抜けたら僕ら それぞれの道を歩み始める さよならはそっと胸にしまっておくよ 最後の別れにしたくないから  舞い踊れ桜の花よ 旅立ちを鮮やかに染めて 動き出す僕らの未来 柔らかな光の中へと  君が笑う度に輝きをくれてたね 悲しみの雨に濡れそうな日も  いつかまた会える時には 変わらない笑顔見せておくれ 思い出の扉を開けて 夜明けまで語り続けよう  照れ臭そうに手を振ってる君が 景色に溶けてゆく  本当はただ寂しくて 寂しくて涙溢れる この想い忘れたくない 風が今連れ去っても  舞い踊れ桜の花よ 旅立ちを鮮やかに染めて 動き出す僕らの未来 柔らかな光の中へと いつかまた会える時には 変わらない笑顔見せておくれ 舞い踊れ桜の花よ 舞い踊れ桜の花よ  新しい季節が待ってる 柔らかな光の先に
JOYTHE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二山田将司THE BACK HORN世界の音が鳴り止んだ静かな夜 心の奥でそっと君の声が響いて 自分自身を見失いそうな時ほど 大事な存在に気づかされてきた僕だ  温もりを感じながら ささやかな幸せを知って その喜びを分け合うことを きっと愛と呼ぶ  苦しかったね 耐え凌いできたよね オセロみたいにひっくり返ってしまった世界で 信じてたもの全て崩れそうになっても 僕らは何度も重ねてゆける そうだろう  君に何を伝えよう 生きる喜び それ以外に 長い夜が明けたその時は きっと会いにゆく  現実の海に 吹き荒れる風 飛ばされそうでも 迷うことなく 漕ぎ出してゆくさ 舵を取って  生命の賛歌(うた)が眠りから覚める夜 何億光年も彼方の星を眺めている たとえどんなに遠く離れていたとしても 君が見つける光であり続けたい  そう強く願うよ  温もりを感じながら ささやかな幸せを知って その喜びを分け合うように ずっと生きてゆこう  君に何を伝えよう 生きる喜びそれ以外に 長い夜が明けたその時は きっと会いにゆく
ヒガンバナTHE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二菅波栄純全てを賭け挑んで 崩れ落ちた君を 繋ぎとめているものは何? あの日の夢は ここで破れ去るのか?  この風よ今 君の心に吹け 消えかかる 火種を舞い上げて 命を燃やし 咲き続ける 君は情熱の花  カラカラに乾いて 泣き疲れたままで また歩き出そうとしている その眼差しは 今も死んでないだろう  どこまでも咲け 孤独なヒガンバナ 悔しさを 真っ赤に染めてゆけ 涙の跡が 消えなくも 君は美しいから  ざわめきの 遠く向こうで 待っている 人たちの顔が 見える? 声が聞こえる?  その胸に今 込み上げる想いを 真っ直ぐに 抱きしめておくれよ 諦めさえも 踏み潰して 何度でも 歩き出せ  どこまでも咲け 孤独なヒガンバナ 悔しさを 真っ赤に染めてゆけ 涙の跡が 消えなくても 君は美しいから 命のかぎり 咲き続ける 君は情熱の花
星屑のレコードa flood of circlea flood of circle松田晋二山田将司a flood of circle・THE BACK HORN満天に輝く星屑が 凍えるような夜に  冷えきったその手のひらを温めることさえできないまま 沈黙の中君は『さよなら』と呟いた  本当の気持ちも言えずに 僕は黙って頷いた 離れていってしまう心が あまりにも寂しすぎて  歩き出してく 夜の彼方へ 足音だけを 街中に響かせて ひとりぼっちのパレードは続てくよ 君がいないこの道を  『世界が美しいのは一人じゃないからなのさ』なんてね 照れ臭そうにいつも好きな歌詞(うた)を歌ってた  どこか懐かしいメロディーも 真っ直ぐに届く声も 僕の心を照らしてた 輝く星屑のように  張り裂けるほど 切なくて 後悔が今 夜空を 駆け巡る あの時君に ちゃんと言えたらまだ 未来は 続いてたかな  まぶた閉じて 面影を浮かべてる 君の好きだったレコードが 聞こえるような気がして  思い馳せるよ 空の彼方へ いつまでもずっと 繋がっていたかった 生まれ変わってもまた巡り会えるのなら その手を離さないから 満天の星屑の下 夜明けをひとり待つのさ
突風THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二菅波栄純・岡峰光舟心がモノクロームに侵されたあの日から 分厚い雲は晴れない  過ちという名の雷響く 甘い蜜月は終わりを告げて  張り裂けてゆく感情も この存在も消して 運命は悪戯な影法師 鏡のような世界で光見つけ合った あの眼差しを  どうやらこの人生は突風が過ぎ去れば 全ては死ぬまでの余剰  償いという名の暇潰しだろう 時の流れにこの身を委ね  しらけてゆく魂を 抱いたままで踊れ 命が僅かでも望むなら 頼りない朝焼けが味気ない日々を ただ照らしてく  後悔という名の土砂降りの中 愛しき声は届かなくなって  張り裂けてゆく感情も この存在も消して 運命は悪戯な影法師 鏡のような世界で光見つけ合った あの人よ  消えない虚しさを 抱いたままで踊れ 誰もが風を待つ いつだって 人生を覆す突風吹き抜ける その瞬間を
輪郭 ~interlude~THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二山田将司空っぽな世界で 空っぽな心を埋めてゆく 分け合った罪の重さの分だけ 愛の輪郭をなぞるように  価値観 重ね合って 体温を触り合って 理由を確かめ合って 存在を伝え合って ただお互いの形を 認め合って 認め合って この気持ちをいつか忘れても
ソーダ水の泡沫THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二岡峰光舟THE BACK HORNずっと僕ら 笑って 寄り添うように 離れないから そっと僕ら この夜の間に 騒いだ街 抜け出したんだ  芝生に寝転んで見上げた 星屑 いくつまで数えたろう 夜露で湿らせた背中に 切なさ敷き詰めて  ああ 全部知りたくて 過去さえ探り合って そう 永遠を信じたのは 僕だけじゃなかったはずさ  ずっと僕ら 笑って 寄り添うように 離れないから 小さな嘘を この夜にしまって そっと明日を 遠ざけた  覚えたメロディー 風に乗せ 夜空を自由に駆け巡った 儚く燃える光だけが 僕らを繋いでた  ああ ソーダ水のような 泡沫のその中で ああ 隠してた嘘が今 弾け飛び散ってゆく  全部見せ合って 疑って傷つけて そう 永遠じゃないと知った 夏の終わりに  ああ ソーダ水のような 透明な心なら ああ いつまでも綺麗なまま 離れずいられたのかな  ずっと僕ら 笑って…  ずっと僕ら 笑って…
アンコールを君とTHE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二菅波栄純・岡峰光舟THE BACK HORNこの夜を奇跡と名付けよう 出会いを祝福して 溢れ出した涙の数だけ想いを交換したね  命を叫ぼう  鳴り止む事ない魂のアンコール どんな傷だって今夜だけは癒えてゆく気がして  この歌よ君の元へ届け もう迷わないように つまずきながら泥だらけでも心は離さないで  命を叫ぼう  土砂降りの日々を駆け抜ける俺たちは ずっと忘れない生きる意味を今ここで刻もう  手を上げて 踊って歌って 血が騒ぐ今夜 ひとりじゃ描けない 最高の景色が泣けるほど輝いて  命を叫ぼう  鳴り止む事ない魂のアンコール 照れ臭い台詞 今夜だけは言えるのさ  土砂降りの日々を駆け抜ける俺たちは ずっと忘れない 今日を胸にまた生きて会おうぜ  またこの場所で  アンコールを君と
果てなき冒険者THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二山田将司THE BACK HORN・曽我淳一戦いを終えた勇者のような気分だ 危なげなく今日も幕を下ろす 揺れる電車の窓 寄りかかる顔がどこか切ない  寂しい気持ちだけ隠して生きるのは きっと強がりだって分かっているけれど  流れてゆく景色 滲む街の灯り 描いてたあの日の未来が重なって 溢れ出す涙こらえ 大丈夫 まだ歩けそうだよ  静かに夜は明け 再び始まる世界 変われなかった 魔法は置き去りに 鎧を纏(まと)えば脆(もろ)い本性さえ守りきれそうで  「頑張れ」って言葉 刃のように鋭く 優しい声も痛みに変える  心の奥にまだ消せない夢がある ボロボロに破けたプライドを抱えて 負けれない日々を超える ひとりぼっちの戦いだって もし生まれ変わっても同じ道選ぶよ 受け入れた弱さと共に目指すから 悪くない物語さ 大丈夫 まだ明日は見えるよ  雨上がりに煌めき出す世界のプリズム 見上げた空 眩しすぎて 閉じた瞼(まぶた) 風が撫でていった  悔しい思いに潰されそうだった夜 今も胸を離れないまま  投げ出せる勇気も 諦める強さも 持てなくて  心の奥にまだ消せない夢がある ボロボロに破けたプライドを抱えて 負けれない日々を超える ひとりぼっちの戦いだって もし生まれ変わっても同じ道選ぶよ 受け入れた弱さと共に目指すから 悪くない物語さ 大丈夫 まだ明日は見えるよ  まだ歩けるはずさ
太陽の花THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二菅波栄純THE BACK HORN暗闇さえ紅く染める 命は燃え上がる太陽だ 優しい痛み 虚しい怒り 我が身を焦がして輝けよ  花よ 花よ 今咲き誇れ 旅立ちの日には手を振って 風が 風が 今吹き抜けて 願いを込めて歩き出した僕ら  生まれ落ちたひとつの星 孤独は儚げな熱情だ 悲しみさえ分け合う時 再び光を宿すだろう 心に光が灯るだろう  涙 涙 今舞い上がれ 迷いの雫は消え去って 君が 君が また笑うなら 夜明けの空に未来は描かれて  重ねた声が我ら繋いでいく かよわき鼓動 永遠を奏でて  忘れないで歌を  涙 涙 今拭い去れ 太陽の花が色付いて 君が 君が まだ辛いなら 何度でもこの手伸ばすから  花よ 花よ 今咲き誇れ 旅立ちの日には手を振って 風が 風が 今吹き抜けて 願いを込めて歩き出した僕ら
情景泥棒THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二菅波栄純THE BACK HORN操縦席から見てるのは 未来から来た売人だろう そっちじゃ高値がつくから 軽く盗みに来たんだろう  切なさも ときめきも 病みつきになるトラウマも 簡単に 奪われちゃいそう あがったりだぜ  情景泥棒 こいつが欲しけりゃ しばらくこっちで苦労して焼き付けな 渡せないぜ 不感症の 香りでカモフラージュしよう しよう  街中うろつく侵入者 目ん玉飛び出たゾンビのよう 情景利用の自慰行為は 回想法違反にあたるぜ  面倒な 感情も 悲しみ色のジオラマも 優しくて 美しすぎる 非売品だよ  情景泥棒 こいつが欲しけりゃ しばらくこっちで苦労して焼き付けな モノクロームの南京錠で 心の扉ロックして眠ろうか 眠ろう  『こちら時空ポリス 時空移動法違反により 296次元のタイムポケットへと強制連行』  情景泥棒 こいつが欲しけりゃ しばらくこっちで苦労して焼き付けな 妖怪変化 疾風の如く 足跡一つ残さず消え去った ああ
夏の残像THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二山田将司THE BACK HORN手をつないで歩いた海岸線 温もりが風に吹かれ消えた 潮騒のメロディーが胸をなで 面影そっと映し出す夏の夜  穏やかな日常に 潜む黒い悪魔に 君は気付いていたんだね  泣かないで 愛しい人よ その涙が僕を苦しめる 泣かないで 優しい人よ その涙の奥の 本当の気持ちを教えて  花火のあとみたいな虚しさが 心の底にまで染み渡る 夕立のように降られた結末に 永遠を誓う約束も交わせずに  曇り出す表情が サインだったはずなのに 僕は気付けなかったから  泣かないで 愛しい人よ その涙が僕を惑わせる 泣かないで 優しい人よ その涙の奥の 本当の答えを教えて  後悔を包んで 戻れぬ時は蜃気楼 掴めない 触れられない ただ あの日だけが揺れる  泣かないで 愛しい人よ その涙が嘘を隠しても 信じてる このままずっと その涙の奥の 本当の言葉を待っている  切なくて 張り裂けそうな この想いは波に埋もれてく 抱きしめる 夏の残像を 砂混じりの涙が 頬を伝って落ちてった 砂混じりの涙は 夜に光って消えてった
Arcierwhite Re:birthwhite Re:birth松田晋二山岡トモタケ悲しみで枯れてしまった 景色にサヨナラ告げるよ 昇ってく 願いは空高く 雲を突き抜け 何処へゆくだろう  地平の彼方に沈む未来  教えてよ 争い無き 世界があるなら 誰もが美しく愛せるの?  そう目指すシャングリラ 想いが簡単に通じ合えても 話すことしか出来なくて 時にすれ違うこともあるけど ふれられなければ切ないよ  震えるその手に宿る運命  僕たちは 赦し合って 繋がるマヌシア 答えを探すように求め合う  溶けてゆく 白い雪が今 川のように流れ 汚れ落としてく いつの日か還るのだろう 生まれた場所へと アーシア  解き放て 燃える命 振り絞るほどに 何度も立ち上がって 歩いてく  穏やかな春の日差しがそっと 連れてきた新しい世界が ほらそこで待っている
雨音のボレロKinKi KidsKinKi Kids松田晋二Chris Meyer・Masaya WadaChris Meyer雨の音が ボレロのように 傘を叩くよ 歩道にひとり 心にまで 染み込んでくる その旋律が とても虚しい  湿る瞼の先を ヘッドライトが寂しく横切る  君という名前の 幸せを尊く思う 失くして初めて分かったんだ 頬をつたった しずくが 後悔に 溶けてく  水溜りに 映り込んだ あの日の君の 背中は遠く 痛すぎるほど優しかった 頷くだけが 精いっぱいで  僕が言えないかわりに さよならを切り出してくれたんだね  おどけて笑った 君の瞳(め)に映った僕は 自分勝手な男だったよね 隠せなかった 幼い 弱さを 許して もう一度  君という名前の 幸せを尊く思う どれだけの雨粒に打たれたって 散ることのない 眩しい 僕だけの花なんだ  君のもとへ 愛を届けにいくから 例えどんな未来が待ってても 揺らぎはしない まっさらな 想いを 捧げよう
コンクリートに咲いた花THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二菅波栄純THE BACK HORN嵐が去って 蕾が開いたら また旅が始まるんだよ 終わる為じゃない 満開に咲く兆しの向こうへ  朝が笑って ちっぽけな自分を 少しだけ照らしてくれる 逃げる訳じゃない 光にそっと瞼を閉じて  慌ただしく すれ違ってゆく コンクリートの街の片隅で 陽炎のように 置き去りの言葉が 儚く揺れている  一段飛ばしで階段を駆け上がり 夢や希望に溢れ飛び出した世界 今だけは あの日を思い出して 進もう 夜を突き破って  風の匂いが 記憶をさらって 現在地を示してくれる もう迷わないよ 明日へ導く歌が聞こえる  出会いや別れ 恋の痛み 誰にだって訪れるんだろう 傷を背負って 涙に溺れても 日々は流れてゆく  今晴れやかな季節に芽生えた 小さいけど確かな予感を抱いたまま ずっとずっと枯らさないようにと 根を張り続けてゆく 気付けば守るものばかりが増えてって 誰の為の自分か分からなくなるけれど 見上げてた あの日の空の色は 今も ここで繋がっている  哀しくはないんだよ 僕ら 生きてゆく事は 答えが無くたって 言葉 拾い集めてゆく ずっと  一段飛ばしで階段を駆け上がり 夢や希望に溢れ飛び出した世界 思いは風になり空を超えて 遠くの君のもとへ 何億年 先の未来から覗くこの時代(とき)は ほんの一瞬の幻想(ゆめ)かもしれないけれど 巡り会う 旅路の向こう側へ 進もう 歌を道づれにして
記憶列車THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二岡峰光舟THE BACK HORNゆうべの汽車に乗って あなたを探しにゆく 破れかけの写真を 胸の奥抱いたまま  孤独が窓を叩く 寂しい夜だから  外は凍えそうな 真冬の景色 汽笛は遠く鳴り響いて 僕を乗せてゆくよ 辿ってゆくよ 微かでも 確かな香りを  「過去に寄りすがるのは哀しすぎること」だと 最後の言葉だけが 頭の中を巡る  冷たい頬に触れて 永遠を知ったから  愛を知らぬ雪が 降り出す頃に 後悔はそっと募るばかり 僕が消えるのなら 罪の跡さえ 許されて 静かに眠るの?  霞んでゆく 走る記憶の列車 ひとつ ひとつ こぼれ落ちてく あの面影よ もう一度 微笑んで 今ここで 微笑んで 二度と戻れない あの日よ  外は凍えそうな 真冬の景色 汽笛は遠く鳴り響いて 還る場所は何処か ゆく宛ても遥か 心の中 彷徨ってゆくの?  ああ汚れのない 真っ白な雪が 天使のように 空を舞い降りてゆく 僕を乗せて走るよ 何処までもゆくよ 駅なき駅 その彼方までも
サナギTHE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORNTHE BACK HORN君はまだ知らない ここに生まれてきたことを 君はまだ知らない 命に終りがあることを  君はまだ知らない 深い悲しみに出会うことを 君はまだ知らない それでも世界は素晴らしいことを  いつからだろう 少しずつ覚えて少しずつ 忘れてゆく 大切なものとそうでないものを  気づけばこんなに大きな体と小さな勇気を手に入れた だけどこの場所からは出れないままで  君はまだ知らない この雨は必ず止むことを 君はまだ知らない この空が美しいことを  君はまだ知らない いつかは飛べる日が来ることを 君はまだ知らない 沢山の喜びが待ってることを  いつからだろう 僕らは奪って争って 繰り返してた 本当に欲しいものがなくても 揺れている そこに咲く小さな花達を 摘みとった 気持ちを恐ろしく感じても  気づけばこんなに大きな理想と小さな誇りを手に入れた だからさあ この場所を出て世界を見よう 飛べるその時まで
ホログラフTHE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORNTHE BACK HORN暗い 高架橋の上 変幻自在 点在する ビルの明かり  僕ら今日も眠る 夢の中に永遠はなくて  透明な夜の息吹が 静寂に吸い込まれ落ちてゆく  どれくらい朝を迎えたら 僕は君の心をちゃんと知れる? その全てだけを 悲しみに染まる表情に 穏やかな幸せが通りすぎて 消えていった  壊れそうになった胸がギシギシって軋むんだ  愛という羽根 上空さまよう 月を背に 螺旋を描く  平穏な時の流れが 大切な想いさえ隠してく  どれくらい夜を数えたら 抱えてた傷跡もちゃんと癒える? 痛みの奥まで 失って気づく幸せを 希望が照らす日まで歩いてこう 朝日を浴びて 365繰り返す毎日を特別に思えたなら 当たり前と呼ぶには豪華すぎる 笑顔が咲く  涙で滲んだのはあの日の景色だった 今風が吹いている 風が吹き抜けていった
雨に打たれて風に吹かれてTHE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORNTHE BACK HORN雨に打たれて風に吹かれて 耐え抜いてゆく日々を なぞるように繰り返せば 言葉さえいつの日か忘れてく  激動の終幕にエンドロールさえない ただ暴虐な物語  雑草みたいにへばり付いて 強く在りたいと願う 独りよがりの思考回路 現実の海もがいて溺れてく  感情の周波数をコントロールできない 今真っ暗な部屋の窓から  赤い夕日を眺めてる ここから出れなくて 涙がこぼれてく 優しく笑うのは何故?  欲望の進化型が混沌を生み出して この世界を塗り潰してゆく  赤い夕日が沈んでく 声にもならなくて 消えてた情熱が 微かに揺れている 命の中で  響く 心臓が 荒れ狂うほど寂漠に 響く 真実を 打ち鳴らしてゆけよ 時が 脈を打つ 残酷なほど正確に 時が 許すなら この命果てるまで 生きてゆく 生きてゆく
風の詩THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORNTHE BACK HORNその詩は夢からやってきた 懐かしい景色を想いだすように  まぶたを閉じる 陽だまりの中  この風は何処からやってくる 逆らい続けた重力をそっとかわすように  手をかざして差し込む光  何処まで行けるかな 震える心 寂しさ抱えてゆけるのかな 光りの先へ  何処まで行けるかな 記憶のさざ波で 泳いでいる魂は今たくましく揺れる
星降る夜のビートTHE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORNTHE BACK HORN今夜降りしきる星の雨のように 宇宙で一番の明かり探すよ 夜が明ける前に  招待状握りしめて天国を目指してゆこう 産声をあげた日から道は始まってる  自分らしくあるために変わり続けてゆくけれど もう一度確かめようぜ あの日のメロディー  答えのない答え合わせを繰り返して 遠く誰か呼ぶ声がする 暗闇で  そのトビラを開けるんだ 心怯えずに こぼれてくる世界の呼吸 キックビート重なる躍動が待っているよ すぐそこで  今夜最高の時を刻むミュージック そっと傷口を優しく照らすよ 優しく包むよ  体中の血が騒ぐような 君だけの瞬間を噛み締めて 本能が今目覚めてゆくダンス 踊りだせ  この心が叫ぶんだ 涙隠さずに 鳴り止まない繋がる鼓動 キックビート重なる躍動が連れてゆくよ 新たな場所へ  何度だって始められるんだ 可能性が導く限り 絶対なんて何処にもないから踏み出せるさ この足で  今夜最高の時を刻むミュージック そっと過去達を優しく照らすよ 優しく包むよ 止まらない明日へ
ミュージックTHE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORNTHE BACK HORN言葉にならない心のメッセージ 高らかに刻め 真っ白な地図に 背中に背負った未来の景色は 生きる意志が照らす道標  確信が鳴り響いている 胸の奥で 渦巻く迷いの全てはまるで悪のようだ  動き出す心は誰にも止められない 羽ばたく願いの翼はまるで天使のように  想像すること それがあらゆる距離を埋めるよ 世界を胸震わせて変えてゆこう 音楽が鳴ってる  回り続ける世界の真ん中で 奏でる命 終わらないマーチ 悲しみの重さはそれぞれ違うけど 笑う その顔はとても綺麗  一人ぼっちで辛い夜にも 明日が遠く そっぽ向いても  言葉にならない心のメッセージ 高らかに刻め 真っ白な地図に 背中に背負った未来の景色は 生きる意志が照らす道標  回り続ける世界の真ん中で 奏でる命 終わらないマーチ 悲しみの重さはそれぞれ違うけど 笑う その顔はとても綺麗  夜が明け それぞれの朝が始まってゆく 今日も音楽がそこで鳴っているよ
太陽の仕業THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORN灼熱の街は猛獣ハンターのパラダイス 感情が暴発する炎天下の交差点 百発百中外さぬテクニックで 散弾銃 照準を 今 あわせ  鉄の檻でできた錆びついたプライド ズタズタのハートさえも撃ち抜いて 悲しみに塗れて濡れている性感帯 少女の傷を 今 狙え  愛なき世界 痛みよりもやさしい愛撫を  時計の針を戻して永遠を描くけれど 僕らは踏み込めずにただ無情に空は明ける 真夏の夜は幻 儚く揺れる陽炎 胸をきつくきつく締め付けてく 狂暴な欲望を抱えたまま  運命はまるで残酷なゲームのようだ 終わりと始まりを同時に連れてくる 操縦不可能 危険な誘惑に 野生の本能よ 今 叫べ 闇の中で  続く果て無き世界 救われない孤独に光を  心の距離を泳いでいつか辿りつけたなら その悲しみの訳をきっと見つけられるだろう そして世界は輝く また胸を焦がしてく 太陽が熱く熱く照らしている 狂暴な欲望を抱えたまま 狂暴な欲望を抱えたまま 狂暴な欲望は太陽の仕業
汚れなき涙THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORN木々が揺れるざわめく夜は 不気味なほどに死の匂いがする  赤い月が燃やした空は まるで世界の終わりのようで  僕らの流したカルマが空へ空へと昇ってゆく  汚れなき涙 本当はあるのだろう ただ奪い合い争って散りゆく定めでも その真っ直ぐな眼差しが伝えてる 命があるという事実が生きる意味だということを  風が止んだ静かな朝は 痛いくらいに耳鳴りがする  張り詰めてる凍えた空気 まだ続くよと始まりを告げる  僕らが生まれた奇跡は誰にも変えられない 命が叫んでいる限り明日へ明日へと繋がってゆく  汚れなき涙 本当はあるのだろう 今 息をして手をとってまた歩いてゆける この真っ白な朝焼けが映してる 生まれてきたという事実に罪なんてないということを
神の悪戯THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORNTHE BACK HORN神が舞い降りる 蛇腹模様の空 目覚めた欲望がヒステリックな夜  天使と悪魔が愛し合えば 秘密の儀式は続いてゆく  愛は 夢は灰となりて 罪にぬれた花となりて  ペガサスみたいに白い腰を振って  狂気と性器が歌い出せば 聖なる宴は続いてゆく  歌は 悲鳴は渦を巻いて 空にうねる蛇となりて  世界は壊れて砕け散って 命の意味さえ分からぬまま 産まれて死んでく永遠の中で 最後の宴は続いてゆく  愛は 夢は灰となりて 罪にぬれた花となりて  神は世界に水をまいて 罪を洗う雨となりて
コオロギのバイオリンTHE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORNさめてく夢が夢ならば なぜ夜は来るのだろう 一瞬の幻じゃない 永遠の安らぎをどうか下さい  見えなくなってしまったよ 疲れ果ててしまったよ いつからか迷子になった いつからかモノクロになった心  青白い外灯 虫達の死骸 さびついた欄干 月影の十字架  消せない過去を消すために この夜は歌うだろう 一瞬のまやかしじゃない 永遠の安らぎをどうか下さい  沢山の優しさ達が 僕を狂わせてしまったんだ 沢山の愛情達に 僕は許されてしまったんだ  しぼんだ水風船 からっぽの水層 真夜中のプール コオロギのバイオリン  僕にとって君の声は安らぎ 僕にとって君の歌は天国 僕にとって君は神様 僕にとって君の声は安らぎ 僕にとって君の歌は天国 僕にとって君は神様  続いてくこの無情さ どうか負けないで歌ってくれ ひたすらに小さな羽根を ずっとふるわせて奏でてくれ  コオロギのバイオリン コオロギのバイオリン  景色が変わってゆく この匂いも忘れてゆく また出会うだろう 君の声に  いつかは僕らは灰になる いつかは僕らも土になる その前に少しだけ 少しだけこの命を 感じていたい 感じていたい ただそれだけで ただそれだけで  今夜、光になる 今夜、ひとつになる はぐれた心を取り戻しにいく 安らぎの中で
THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORN星よ 月の雫よ 誰の道を照らすのだろう 風よ 森よ 命よ 孤独さえも包むのだろう  夢中で追いかけた微かなその光 銀河に届きそうな空の下で  張り裂ける夜の中を俺達は走り出す 行き場所を探しながら彷徨った蛍のように 今  雲が空を奪って 優しすぎる雨を降らす 過去の傷や涙を 癒しながら消し去ってゆく  儚く揺らしてる小さなその体 飲まれてしまいそうな闇の中で  駆け抜ける日々の中に想い出の花が散る 寂しさを抱えたまま別々の旅路を歩く 今  遠ざかる蝉時雨 風に消えた夏の香り  張り裂ける夜の中を俺達は走り出す 行き場所を探しながら何処までも行くのだろう  駆け抜ける日々の中に想い出の花が散る 寂しさを抱えたまま別々の道を行く  心にたった一つ消えない景色がある 迷ったその時にはいつでも思い出してくれ
グラディエーターTHE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORN迷い込んだ砂漠の果て 生きる意味を無くしたまま 握りしめた剣はただ一つの誇りだった  夜に滲む罪の跡  燃える生命の花 揺れる衝動のまま たぎるエナジー そう命は確かに未来を望んだ  この世界は砂塵の中 闘う日に終わりはない 振りかざした剣は音もたてず崩れ去った  夜に垂れる蜘蛛の糸  叫ぶ欲望さえも 消える静寂の闇 響く魂 そう命は微かに呼吸を続けた  サソリの死骸 蹴り飛ばす 霞んだ視界 晴れてゆく  空に映る影 あなたの顔 生きる意味が今溢れ出すよ  遠く地平の彼方 照らす太陽の下 歩き出した この大地を強く踏んで  燃える生命の花 揺れる衝動のまま たぎるエナジー さあ命が示した生きる場所目指し
赤い靴THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORNTHE BACK HORN赤いくつを履いた愛しいあの人が 十二月の雨に撃たれながら消えた 流れる紅い血と冷めてく温もりを この手に残したままで  慰めの歌なんかじゃ この心は癒せはしない 雨音の中でお前の名を ただつぶやく  凍てつくような街は今日も知らないふり 呼んでも応えない闇が佇むだけ 正義も過ちも矛盾も悲しみも 全てを飲み込んでゆく  それが運命だなんて 悟ったふりをして何を言う 向かう場所もない この想いはどこまでゆく  憐れみの賛美歌 降り続く夜には 三日月を手にして 暗闇を切り裂く  あの日消えた涙は 今日の降り止まぬ雨 明日へと続く道は 深い悲しみの中  アスファルトの上に転がる赤い靴 雨ざらしのままで転がる赤い靴 いつかの面影が錆びた景色の中 閉じ込められ泣いている  それが運命だなんて 悟ったふりをして何を言う 向かう場所もない この想いはどこまでゆく  忘れてゆくことだけが ただ一つの救いだなんて 辛すぎるだろう 答えてくれ ああ神様  さあ 今 すぐ!
水芭蕉THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORNTHE BACK HORN水芭蕉を風が揺らし思い出だけ残してく 帰り道の夕焼け空 長く伸びたそれぞれの影  精一杯 この手を離さずに 溢れ出す笑顔と涙 懐かしきあの日々は 胸の中 生き続けてる  移り変わる景色の中 また会えると信じてた 時の風はただ無情に命さえもさらってく夢  流星が夜空を駆け抜けて 消えてゆく線香花火 輝いたあの日々を 抱いたまま何処へゆくだろう  未来を追いかけて手を伸ばす でも届かずに 呼んでも呼んでも会えなくて 遠くなってゆく  流星が夜空を駆け抜けて 消えてゆく線香花火 輝いたあの日々を 抱いたまま何処へゆくだろう  この手を離さずに 溢れ出す笑顔と涙 懐かしきあの日々は 胸の中 生き続けてる
理想THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORNTHE BACK HORN・林慶一反射する 白銀の光に まぶた閉じれば 涙よりきれいな世界まで 届く気がした 昼下がり  流されてく暮らしの中で 誰もが皆息をしている 自由に飛ぶあのツバメのように 風を切ってく  大空をいつか越えてゆけたなら きっと答えだって見つかるはずさ 何度でも羽を広げてく 空の彼方見える あの場所へ飛び立って  いつまでも終わらないものなど あるのだろうか 永遠に感じた瞬間も 遠い記憶に消えてゆく  心の奥耳を澄ませば 聞こえてくる風の歌声 こぼれてくるよな懐かしさに 胸が震える  さよならはきっと出会う為にある 今は揺れる想い抱えてるけど 何処までも連れてゆけばいいさ そして遠く光る あの場所へ飛び立って  果てしなく流れてく風のように  大空をいつか越えてゆけたなら きっと答えだって見つかるはずさ 何度でも羽を広げてく 空の彼方見える あの場所へ飛び立って  空を越えて
THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORNTHE BACK HORN・林慶一僕たちは弱い 涙を流すから いろんな気持ちが人を殺すから  僕たちはいつか離れてしまうけど そんなことだけを嘆いていられない  僕たちは強い 言葉を話すから いろんな気持ちを伝えられるから  僕たちは生きる 涙を拭きながら いろんな気持ちを分かち合いながら  太陽が昇り罪と罰を照らす 悲しみを糧に明日を迎えるだろう 人生はきっと桜の枝のように いくつにも別れ また繋がってく  花が枯れて 潮が満ちて 月が欠けて 又花が咲く 十年経って 百年経って 千年経っても 繰り返してゆく中で何が生まれるのだろう 過ぎてゆく時の中で何を残せるのだろう あなたと過ごした日々も繋いだ手の温もりも ここに居ることさえも ここに居たことさえも 忘れてゆくのに 全てを忘れてしまうのに  僕たちは笑う 生きてる悲しみを 拭い去るように祝福するように
敗者の刑THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORNTHE BACK HORN・林慶一ここは天国か地獄か 欲望の渦が咲き乱れる街 人は一輪の希望を奪い合いながら生きて死んでゆく  強い快楽が欲しいと ギラついた路上刺激にあふれて 甘い幸福(しあわせ)を掴むと欲深き者は集い群れをなす  捨てる神あれどここには拾う神などは存在もしない 一度敗れたら終わりさ 蟻地獄のように抜け出せはしない  ある者はペンを片手に ある者は本を片手に ある者は家族を捨てて ある者は恋人を捨て 薄暗い部屋の片隅 誰もみな夢を抱えて 千切れてゆく淋しさの中で  敗者の刑 儚き夢 敗れし者達 救われない 敗者の刑 故郷の空 懐かしき風が心に吹く  「振り返れば 立ち止まれば不安と後悔に押し潰され 目を閉じれば心にいつものあの風が吹く ここで諦めたら最後 夢に敗れたら最後」  敗者の刑 愛しき夢 掴みとれなくて救われない 敗者の刑 故郷の空 懐かしき風に何を想う  今日も街に… 鐘が響く… 敗者の刑…
シアターTHE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORNTHE BACK HORN・林慶一始まりのベルが鳴っていつもの席に着いた 最後のシーンが来るまで安心な気分で居れる 子供も大人もみんな性格も国も関係ないよ 誰もが少しばかりの時間の旅に出れる  今頃世界のどっかでバクダンが 落っこちてるけど僕は知らないよ  映画スターなったり 綺麗な女優になったり 夢の中で漂い泳ぐよ 隣に座った誰より スクリーンの中の誰より 僕は生きるってことに恋をしてる  ジュースが零れた拍子に 突然泣き出す子供 慌てて席を立つから滑り落ちるホットドッグ 床じゅうケチャップまみれ せっかくのシャツも真っ赤っかさ 今だけそっとしておいてくれ 安心な気分のままで  今頃世界のどっかで血の雨が 降り注いでるけど僕は知らないよ  名探偵になったり 七つの海をまたいだり 夢の中で漂い泳ぐよ 時には深く息をして 想像の羽を広げて 僕は生きるってことを感じてたい  映画スターなったり 綺麗な女優になったり 夢の中で漂い泳ぐよ 隣に座った誰より スクリーンの中の誰より 僕は生きるってことに恋をして  僕らは何時でも自由に 世界が輝くくらいに 夢を見れるから 時には深く息をして 想像の羽を広げて 僕は生きるってことを感じてたい
THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORNTHE BACK HORN遠い夏 光の中で燃えていた季節が過ぎる 俺達は出会った日から探してる 本当の声を  蝉色の雨に消えた残像  今走り出す 何処までも新たな旅路をゆく 決して振り返ることなく この限りない情熱で嵐の日々を越える いつか晴れ渡るように  小さな手 赤く染まって色褪せた景色をなぞる 漂った切なさだけがこの胸を締め付けてゆく  鮮やかな化粧に濡れた感傷  今歌い出す この空に心を揺らしながら きっと掴み取る真実 この虚しさを切り裂いて地平の彼方までも 強く奏でてゆくよ  風が吹き抜ける ただ音もたてず落ちる木の葉 空高く舞う声よ 赤く染まれ 楓のように儚過ぎるこの身を震わすほどに  今走り出す 何処までも新たな旅路をゆく 決して振り返ることなく この限りない情熱で果て無き日々を越える ずっと探し続けてゆく  この儚さを抱きしめて世界の彼方までも 響け本当の声よ 響け本当の声よ
ホワイトノイズTHE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORN東の空に光が咲けば いつもと同じ景色が来る 涙で濡れたさみしさの中 窓を少し開ける  風は穏やかなままで何もかもを包んだ  この手の中 今握りしめてる そっと 忘れたくない気持ちだけを 見つけ出した色 鮮やかな色さえ 雪のようにただ消える  ホワイトノイズ 空からの合図 声が聞こえた気がした夜 願いは強く 宇宙の果てに届け 闇を越えて  息を切らして走った 何もかもを照らして  張り裂けそうな胸 苦しみも痛みも 行く宛てもなく積もってゆく 狂いそうな白 汚れなき白さえ 悲しみにただ染まる  消えてしまうよ きっと果てしない世界で 雪のようにただ儚く ああ… それでもまたずっと繰り返してゆくのだろう この夜が今明ける  悲しみが今消える 雪のようにただ消える
証明THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORN歓声 街の風に紛れては響く 嗚呼 今日も無情なステージの上で 証明 ここに生きている証を照らせ 輝く栄光をその手で勝ちとれ  力でしか愛せない悲しいほどに孤独な性 駆け抜けていく衝動が体支配していく歓声の中で  亡霊 青い影を引きずって踊る 戦う意味さえ薄れてくほどに 夜が全て狂わせてしまうけれど 生命の絵の具で闇夜を切り裂け  探していた真実は数え切れぬ地獄の底 押え切れぬ欲望が心支配してくゴーストのダンス  止まることはできないさ 負けることも許されない 今 無情なステージで息を切らし永遠に  この世界のキャンバスでいくつ夢を暴いたんだ 未完成な魂よ 描き続けてゆけ ステージのピカソ
天国への翼THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORNTHE BACK HORN果てしなく続いてゆく大空に 掴みかけたあの鳥が逃げて消えてゆく  遥か遠い丘の上 寝ころんで ぼんやりと未来なんて想像していたんだ  降り注ぐ太陽がこの空を燃やしてく 変わりゆく世界の永遠を止めて  風の中を自由に泳ぐ 千切れそうな翼はばたかせて  神様 生きてく意味は何ですか? 天国への階段を一人探していた  流星に願うよ ちっぽけな僕達が 平等に生きれる幸せな日々を  夢を見ては走り続ける 絡みついた鎖 引きずったまま  世界が呼んでる 「あきらめるな」 今 胸に響いてるよ  風の中を自由に泳ぐ 力強い翼を僕にくれ  日々の中を走り続ける この命が燃え尽き果てるまで
奇跡THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORN何処へ行くんだ 赤い目の防波堤 泣き疲れてそろそろ気付いたんだろう 今 美しく燃える空に さよならを告げるよ  明日への希望をビンに詰め込んで 荒れ狂う絶望の海に浮かべた さあ 何処までも泳いでゆけ 巡り合うその時まで  最後に掴んだ この手にぬくもり宿る 聞こえてくるだろう 新しい命が叫んだ産声 忘れない いつの日か辿り着くような奇跡  僕らみんなカギを失くした迷子さ 答えなき答えを探して彷徨う 素直のままに泳いでゆけ この日々を感じながら  輝く未来はこの手で開いてゆける きらめく世界であふれ出す命が奏でるストーリー 限りない躍動が繰り返してゆく奇跡  シーラカンス 生命を繋いでゆく母なる海 ハイスピード 生のビート 今 リピートする奇跡 デッドヒート 目指す場所は1つだけ さあ 声よ響け 巡りめぐる時空を越えて 永遠に続いてゆく  最後に掴んだ この手にぬくもり宿る 生まれてくるだろう 新しい命が叫んだ産声 忘れない ここに今辿り着くような奇跡
白い日記帳THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORNこの恋が燃え尽きて流星に変わるまで そばにいて微笑んで 狂い咲くほどに 止まらない日々の中知らぬ間に泳いでく 君とただたわむれるタンポポのように  花開く全ての優しさを抱いて 降り止まぬ全ての後悔を抱いて 走り去ってゆく 僕だけ残して 伸ばしたこの手に 雨  書きかけのままの白い日記帳 想いがこぼれて滲んだページ 春の面影は陽だまりの匂い 風に揺れているタンポポの想い出  丸い窓 君の影 見つめてる いつまでも 愛しくて憎らしい 誰にも渡さない 錆び付いた夜の中傷付いた指を咬む 埋まらない空白を溜息で染めて  壊れそうな瞳がけがされる前に しなやかな身体が枯れ果てる前に この時を止めて永遠になろう 隠したこの手に 愛  僕は風になり君は蝶になる 大空に描くパステルカラー 虹の彼方まで続く花畑 風に揺れているタンポポの想い出  花開く全ての優しさを抱いて 降り止まぬ全ての後悔を抱いて 溺れそうなほどの幸せの果てで 掴んだこの手に 赤  書きかけのままの白い日記帳 血で染まってゆく最後のページ 罪も罰もない二人の世界で 風に揺れているタンポポの想い出  この恋が燃え尽きて流星に変わるまで そばにいて微笑んで狂い咲くほどに
夢の花THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORNTHE BACK HORNいつの日からだろうか こんな風に上手に 人混みを歩く靴を履いたのは むせかえる夏の雨 この街に来た頃は 傘も差さないで無邪気に笑ってた  土砂降りの現実 ずぶ濡れの心で 僕ら震えながら瞼を閉じた  夢の花 想像さえ 越えるような色に染まれ その時まで涙拭いてゆくのさ 今 荒れ果てた日々の中に 一握りの種を蒔いた そしていつか強く咲き誇るように  自分さえ愛せずに人を愛せはしない 比べた数だけ汚れてく涙  雨上がり朝日に未来を重ねたら 見えたような気がした 光の中で  夢の花 想像さえ 越えるような色に染まれ その時まで涙拭いてゆくのさ 今 歩き出す日々の中に 自分らしい水を撒こう そしていつか強く咲き誇るように
針の雨THE BACK HORNTHE BACK HORN松田晋二THE BACK HORNTHE BACK HORN何度も何度も胸をしめつける夜には 貴方の顔がただ浮かんでは消える  心を澄ませば聞こえてくるあのメロディー 夜道を照らすような幸せな歌よ  春の風に吹かれ咲いているよ花が 美しくなれという 涙流すことも疑うこともなく  何度も何度も想い出が廻る夜には 時計の針をただ見つめていたんだ  ひび割れた指に隠された嘘が 滴になって消える 渇ききった日々は涙じゃ潤わない  さよなら ここから一人きり歩いてゆくよ 貴方の優しさがとても辛いから  心を澄ましても もう何も聞こえてこない 狂おしく冷たい雨が降っている
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