尾崎雄貴作詞の歌詞一覧リスト  154曲中 1-154曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
19 新曲柏木ひなた 新曲柏木ひなた尾崎雄貴Brandon Sammons・Jussifer・Jude Demorest棚の後ろに落ちてた ホコリまみれの王国は今 プリンセス不在 門番はあくびして  だってもうつまんない 私は宇宙で ドラマのシーズン1の佳境で 救わなきゃいけない世界と自分を そんなわけよ どんなわけよ?  ただ走ってた 裸足だったな ドレスも靴も レンタルで 期限付き どうせ剥がされるし Yeah 捨てた  学べ少女よここには 物語のモブだらけ 輝いてても それはスピンオフ  それすらつまんない 冷えた宇宙で ドラマのシーズン4にうんざり 間違いを犯そう それで少しは 楽しめる 楽しめる?  ほら走ってく (どこかへ) 裸だったな 王子も姫も (みんないて) いちゃついて 子供には言えない結末 結末  私だけ受け入れられない Yeah 捨てた  それであなたをみつけ 拾い上げたよ あの日と同じ瞳に 映る私は 少しママに似た顔で 疲れてた そう 失くした分だけ笑顔を作ってみた  また走ってた (どこかへ) 止まれないから ドレスと靴を (自分で) 買いにいこう 飽きたなら 捨てればいいよね Yeah いつか ただ走ってく (どこかへ) ただ変わってく 王子と姫に (みんないて) 電話して あたらしい ドラマはないかな? 聞かせて  あたらしい ドラマにも飽きた Yeah 飽きた!
戦場のマリアBBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴遠い戦場のマリア 血の涙の跡で 僕を脅かさないで いつも気にしてるよ 素敵なビーチボールが 目の前にふたつあったらね 勝てはしないのさ 天使の裸に 愛を鳩に巻いて さぁゆけって出来たらなあ 丘にのぼって 君に真剣に言いたいんだ  しゃららら らら ふう 全然伝わらないね しゃららら らら ふう どうにもならないみたい  ほらね戦場のマリア 戦いぬいた後で 彼を突き刺さないで きっと愛されてた 素直なビッチガールが 元気なリッチボーイとね 果てはしないのさ 天使の裸に  しゃららら らら ふう 永遠に分かりあえない しゃららら らら ふう どうにもならない しゃららら らら ふう 全然伝わらないね しゃららら らら ふう どうにもならない  遠い戦場のマリア 君の行く末に 僕はいないけど いつだって気にしてるよ 遠い戦場のマリア 君の歩いた道に転がされてる あいつらに気をつけてくれ
11人の私柏木ひなた柏木ひなた尾崎雄貴Ellie Wyatt・DWB・Alexander HolmgrenGalileo Galileiまたはじまった 私だらけ 頭の中の部屋 輪になって 言い合い小突き合って 好き勝手 入ってきたきり出ていかない  ねぇここって 私のベッドルーム 呼んでいないやつもいるしさ  ああほらもう パーティーは終わりだよ それじゃ ばいばい みんな 帰って ゴムの虹 針で割って わーわーきゃーきゃー カオスになって またパーティー はじまってる いっぱい いっぱい 散らかして ひとつも答えなんて 誰もだせないのに  カーテンにくるまり泣く私 それを冷めた目で見るのも私 ご機嫌とり呼びかけてまわる 空気みたいなDJね  ねぇこれって ある意味すごい 一人で生まれたのにな また増えた  ああほらもう パーティーをするなら みんな ちゃんと ちゃんと 聞いてよ 何が好き? 何が嫌い? わーわーきゃーきゃー 投げ合わないで ハートの壁穴開けて 黙ってる私もいるでしょ ひとつも"らしさ"なんて みつけられないのに  でも あなただけが それぞれの名前を 覚えて呼ぶから 賑やかって思える  あなたがここに訪れて すべてのムードが変わって かかる虹 かかるラブソング はじめてすべてがひとつになって ここからは 音を上げてよ 壊れたっていいから  パーティーをはじめよう 手を叩いて 歌って 笑って 全部好き 全部嫌い わーわーきゃーきゃー 揃って言うよ 大好き 最高だよ 結局 続く カオス ドアを開け 外に出て 私らしくみんなで
エデンの花BBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴BBHF通信を切った 最後に何か言ってた 宇宙服を脱いで 芝生にぶっ倒れている 壊れた自転車もラジオもひび割れた水晶も 僕の知ってる方法じゃ もう直せないかな  最悪の状況の中 唯ひとつありがたいのは 奇妙な花々の園で 息はできているって事 くしゃみをひとつ 生まれたてのエイリアン 回収ミッションは とっくに 放り投げているんだ  僕を見つけないで でも忘れないでほしい 誰にも宛ててないメッセージを残す しかばねの上に きっと エデンの花が咲いたら もういっかい星空にでかけるよ  クレーターを降りた しかばねを背負って 無口な友人は 相槌だけは上手なんだ イカれた頭もメーターも振り切ってぶっ壊れ 僕のするお話なんか よほどつまんないのにさ  最良の友になれた 君を捨てると決めたのは 奇妙な花々の園で ひとりで眠りたかったから くしゃみをひとつ 君はからから笑う 最終ミッションを 一緒に 成し遂げてやるんだ  僕を見捨てないで そして笑わないでほしい 何がしたいかもう聞かないでくれ しかばねのくせに ああ そう エデンの花が咲いたら もういっかい星空にでかけるよ  "なんのために星空にでかけるの?"  僕は息を吐いて 結局 空を見上げて 誰にも聞かせないメロディーで歌う しかばねの僕ら きっと エデンの花が咲いたら もういっかい星空にでかけるよ
あえたねGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴いまや不眠症 机に突っ伏す眠り姫も カエルの姿が恋しい ハエを見つめる王子も タイトルのないチケットを握り 窓の外を見て ただひとりでふと笑っていた  生きるのに夢中なんだ 夜空を見上げなくなった スペースボーイ 君の魂は重力に勝てはしなかったな 人になりたい木偶の子は 身体を捨ててデータになった 青い妖精だけが 変わらずに君を待ってる  星たちのライツ ずっとそこにいるのに 今になって君が恋しい  だから僕は呼んだよ このひどく美しい世界で 君となにを言うでもなく 今夜耳をすませて ずっと聴こえていた歌声 懐かしいのに冷たい混沌の中で やあ あえたね 時代遅れのカボチャの馬車で みんなを迎えに行こう ひとりひとりのチケットに 名前を書いてあげよう それは結局僕らの手のなかにある 変わっちまったくそったれな世界で やあ あえたね  ギターを担いで 踏切の前で暑さに唸る イギリスかぶれの少女の向かい側で 僕は目に映る全て 行き交う人と風の中で チケットに落書きをしてた  最初1発目のライツ 書き殴ったみんなが 物語の外で生きてた  だから僕を呼んでよ このひどく美しい世界で 君と交わす言葉はひとつ あとは耳をすませて ずっと流れ出てたメロディ 涙みたいに止まらない エンディングのあと 誰もが席を立っても  荷物いっぱいの赤い車で みんなを乗せて行こう ひとりひとりの続きに 乾杯しよう ほらね結局僕らの手のなかにある 変われなかったくそ最高の僕らが これからなにをしようって感じでさ あえたね
ヘイヘイGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴Galileo GalileiHey,Hey 僕のそばに座れよ! ビッグで熱い与太話をしよう 君の人生に居座る悪魔 便座で二日酔い 頭を垂れて もうずっと何も言わないんだろう? 背中をさすってやれよ “なぁそろそろ外にでる頃”だと  生まれたままで ここまでおいで すぐに歩いて名前を呼ぶよ バースデイパーティーで歌うんだろう?  それでほら… 座れよ! 何も飲まないでいい ヤるだけヤればいいんだよ 輝く虹を垂れ流して みんな生まれてきた 望まなくても “僕らの手の上にある 唾を吐きロープを引っ張る”
死んでくれGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴Galileo Galileiさよならも言わないで消えてた 君の アルバムにソーダの缶を投げつけ 枕濡らす ああ 君のいない 君のいない つまらない 世界は 眠れそうな静寂につつまれ 正常になった  それに気の狂ったフリして レコードに針を落として タン タン 音飛びするほど 君が擦り切れたってよかったよ  君がいないと出来なくなった 君がいないと完璧になった “それでいいんだよ”って 僕に笑いかけるのはやめて 君がいるから出来るんだって 君がいて完璧なんだよって 信じさせたことすべて 歌いながら僕のそばで死んで  悲しみを切り取ってくれてた ドクター! そいつを僕に放り投げつけ 打ち返すのさ 君がいて 僕がいて イカれた 世界は ぶち壊して かき集め 抱きしめ それが愛だった  君がいないと見えなくなった 君がいないと愛せなくなった “それでいいんだよ”って 僕に笑いかけるのはやめて 君がいるから見えるんだって 君がいて愛せる世界だって 信じさせたことすべて 歌いながら僕のそばで死んで  気の狂ったフリして 弾けないギター握って ジャン ジャン かき鳴らしても 君に もう会えないとわかったよ  君がいないと出来なくなった 君がいないと完璧になった “それでいいんだよ”って 僕に笑いかけるのはやめて 君がいるから出来るんだって 君がいて完璧なんだよって 信じさせたことすべて 歌いながら僕のそばで死んでくれ 歌いながら 僕の そばで 死んでくれ
ノーキャストGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴Galileo Galilei君が僕に当てている スポットライトの外によろけて セリフを盗み見る 覚えられないな 繕いあう トライとエラー 君は楽しんでた?(No!) 真っ直ぐ(No!) 幕引きへ向かう ステージを止めて  輝く城を駆け登る ハリボテの月の高さで 台本を破り捨てよう 物語の外側で  定められた場所から ずっと離れたところでだって 運命を盗み取り 書き直せる 囚われの自由を 君は楽しんでた?(No!) 涙は(No!) 演じられても 止められないよ  誤魔化すための君だけの雨 大袈裟な落雷が邪魔だ 吊るされ死ぬはずのピエロも 気になって死ねない 荒れ狂う海を歩いてゆく ハリボテの波を蹴りつけ 悲劇か喜劇か分からず 僕らは 僕らになっていく  冷たい檻をぶち破る 本物の傷を負っても 息を呑む客もキャストも ロールを忘れて  輝く城に釘付けで ハリボテの月夜の下で 手を振ろう 僕ら 笑いかけて 物語の外側へ
ピーターへ愛を込めてGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴Galileo Galilei深夜二時過ぎ 酔いは覚めて シェイプされていく 今夜はじめてじゃない 孤独は冷えて 栓を抜くものを探して いるのさ 僕らは ずっと彷徨い 君に出会ってしまう でもみつからない そういつまでも 闇の中を探り合って  (話してよ) 何を言うべきだったんだ? 君も 僕も 嫌われたくなかった  だから 抱きしめて嫌いになって 愛を込めて贈り物しあって 丁寧に包んだのに真っ暗な中で 破って確かめ 抱きしめて嫌いになって 愛を込めて贈り物しあって 別れた後で思い出して 開けたら最後 失うだけなのにね  ああ もう四時過ぎ 眠気がこない 走馬灯に浸る 君とのはじめてとか 何気ない声 閉じ込められてた思い出  (忘れてよ) 君じゃない人のこと 僕じゃない人のこと 嫌いになりたくなかった  なのにさ 僕らは開けてしまう 君に出会ってしまう でもみつからない もうみつからない なのに探しに出かけて  だから 抱きしめて嫌いになって 愛を込めて僕らじゃない誰かと 丁寧に包んだのに真っ暗な中で 傷つき思い知る  抱きしめて嫌いになって 愛を込めて口付けをしあって いつもほら思い出して 開けたら最後 後悔するだけでも  抱きしめて嫌いになって 愛を込めて贈り物しあって 丁寧に包んだのに真っ暗な中で 言えない言葉を  抱きしめて嫌いになって 愛を込めて贈り物しあって 今夜もまた思い出して 開けたら最後 これが最後と言いながら  僕ら出会ってしまう
ファーザーGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴Galileo Galileiねぇ ファーザー 倒れないで 鋼の男でいて(死ぬまで) 墓場へダイブする前に 稼げるだけ稼いで 嵐がくるなら窓を塞げ 凍え死ぬ前にベッドにいけ 酒をあおって 退屈するなら金を使え 暇になったら何か食えばいい 夢をみてよ  頼む ファーザー 打ち勝ってくれ まだ6回の裏くらいさ 結果はどうだった? 僕に聞かないで  んー真っ当な人生だよ  俺は決して壊れない!(死ぬまで) 崩れぬ膝で立っている!(死ぬまで) 滑稽な動作を繰り返し 俺の愛を描いている!  んー  なぁ ファーザー 彼女をなぜ 永遠に愛せなかったんだ いや 分かってる 知っている ただ言いたかっただけさ おんなじ与え方をしても 埋まらないし戻れはしない 酒をあおる 嵐がくるなら窓を塞げ 凍え死ぬ前にベッドにいけ 夢をみるよ  僕は決して壊れない!(死ぬまで) 崩れぬ膝で立っている!(死ぬまで) 滑稽な動作を繰り返し 僕の愛を描いている! 俺は決して壊れない!(死ぬまで) 崩れぬ膝で立っている!(死ぬまで) 滑稽な動作を繰り返し 俺の愛を描いている!  んー
I Like YouGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴Galileo Galilei今朝のキス 赤のルージュをべったりと残す まだ解けぬ呪い 夜中踊った腰をおり デスクに座って目をこすり ありったけのメール ありったけのカフェイン ありったけの人生の苦み ビルの窓を突き破り  僕はまるで クラークケント 別の銀河から落ちてきて この豊かでつまらない星の真ん中で  ほんとの恋をして ほんとの夢もみて 気がつけば 君なしじゃいられない 息ができない ほんとのことを言うよ 君に出会わなきゃよかったって そう感じるくらいにさ 好きなんだ  街を抜け出す二人は 叛逆の導火線掴み どしゃぶりの雨だってほら 僕らの上だけ降らない ありったけ泣いて ありったけ笑って ありったけの人生の苦み わからなくなるくらい甘く  君は僕を変えていく 別の次元へと押し出せる ほら微妙に埋まらない胸の真ん中で  ほんとの君はいない ほんとの僕はいて 気がつけば寂しさで眠れない 息ができない ほんとのことを言って 僕に“出会わなきゃよかった”って そう感じるくらいにさ 好きなんだ  一人じゃいられないよ この惑星で出会って あとは死ぬだけってくらいにさ  ほんとの君がいて ほんとの僕もいて 他の誰もが見えなくても 確かにあって ほんとの君はここ ほんとの僕はここだって 窓をあけ叫べるくらいにさ 好きなんだ!  ほんとの恋をして ほんとの夢もみて 気がつけば 君なしじゃいられない 息ができない ほんとのことを言うよ 君に出会わなきゃよかったって そう感じるくらいにさ 好きなんだ
Galileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴Galileo Galileiボサボサの髪と汐の香りとカモメの笑い声 あの日見た映画の結末を 君と思い出せずにいる でも追いかけなくていい 誰も奪いにこないから 選ぶこともなく 汐は錆びつかせてく  小さな奇跡 大きな奇跡 数えながら石をなげよう 海辺に打ち捨てられた浴槽の中で雲をみつめて 砂粒に撫でられた無数の宝石たちと 君はお話しして 僕に歌を書かせる  眠りについた君を そっと後ろの席に寝かせた 雨が降り出すだろう  打ち寄せる波に沿っていこう 天国のドアは開いたまま ここでこうして歳をとっていく まだまだ あの日は沈まない 昇りもしない  ドク あの子に薬をだして できれば甘いやつを 陸地で溺れそうになって 海の中へ戻ろうとする でも追いかけなくていい 誰も奪えはしないから 選ばれることもなく 僕も歌を歌うよ  打ち寄せる波に沿っていこう 天国のドアの暖かさ ここでこうして歳をとっている 今  せまりくる波に抗って 天国のドアを認めて ここでこうして歳をとっていこう まだ まだ あの日は沈めない 昇らせもしない  ボサボサの髪と汐の香りとカモメの笑い声 あの日見た映画の結末は…
君の季節Galileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴Galileo Galileiもういかなきゃだね ドアも閉めず 君が先に出る 手放した分だけ得られるはずの 愛を探す 子供じゃないから 意味を結び 綺麗に飾れる 旅の終わりは はじまりの場所へ うまく繋げない  距離を伸ばして 離れるほど そばにいける 終わりさえ 感じる  君の季節の上をまわる 春には笑える 変わる歩幅でずっと うつろう君の美しさ 夏に咲くのは 風の通り道 僕の帰る場所 また旅立つ場所  ねぇ時間を止めて… 遊園地の隅 帰りのバスは 笑った分だけ泣けてしまう 誰もが眠り もうすぐ着いてしまう ハイウェイを降りて 街の明かりが いずれも同じ時間を溶かし 何も変わらない  影を伸ばして 朝焼けは 君の顔を 幼くみせる  そして季節の上をまわる 秋にはしおれる 君の歩幅に並ぶ 鬱にたどり着く美しさ 冬はそばにいて 寄り添いむかえる ふたり帰る場所 また旅立つ場所
愛なき世界Galileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴Galileo Galilei遠くへ 遠くへ 夏空の下 遠くへ 陸海空 片道で 街から街を縫ってゆく 世界が遠のいて 僕らはひとつひとつになって 出会いや 奇跡や きらっとしたものを求め TEAM ROCKを聴こう! 君の耳に片っぽあげる 次の駅でちょっとジンジャーエール買ってこうかな 気づけばもう誰もいない 僕らだけ いや君もいない 遠くへ  でもどこまでもゆこう はっきりと感じる期待は僕だけのもの 世界は変わっていくから  こんな風に  さあとっくに 夏空すぎて 遠くへ いつか行く 向こう側に 近づくにつれ新たなイメージ あれこれと考えて 考えて もう君はいない 遠くへ  手放したものは 風にもってかれて 届かぬ方へ 置いてった誰かは 思い出の駅に留まる だからさもう 前を見て 先を見て もうなんにもない 遠くへ  やあ どこまでもゆこう ずっしりと背負ったギターは僕だけのもの 正解は変わっていくから こんな風に どこまでもゆこう はっきりと感じる寂しさも僕だけのもの いつか僕も歌って いるかな?  いるかな こんな風に
Bee and The WhalesGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴Galileo Galilei君を帰そう 輝きを 失う夜 下りる前に オレンジの 汚れた車で 君を送るよ 対向車のライト 行き交う生活と 作りかけてた夢の城 遠ざかってゆく 遠ざかってゆく  汐の音を聴く 汐の香りを飲む 溺れかけた君を あの日は引っ張り上げられた 身体は軽くて 僕ら力もあった 失ったものはもう戻らない  分かっていても 帰りの道は あの輝きを 取り戻していく 昇る日に 色づいていく
ギターバッグGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴Galileo Galilei夢みがち 病的な場合 ひまわりばたけで永遠さ ギターバッグ 軽いやつでいい 僕の家に来いよ 真夏に  いや 今すぐ  そうかぁ また海にきた 時代はクラッシュしてバラバラさ 話そう 軽いヤツから ひまわりばたけで吐き出せよ  いずれくるから わかっているから ここでのうのうと生きていられた 君がくるから わかっているから ずっと迷いを捨てずいられた いられた  生きづらさ かけがえのない慈愛 眠るだけだって大変さ ギターバッグ 自由は入らない ひまわりばたけに置き去りさ  笑った君との会話を 繋ぎ止めたけどバラバラさ  いずれくるのに わかっているのに 同じ速度で時間は過ぎてった! 君がいるから 僕がいるから ずっと 汚れたままにしていたんだ  メッセージをうつ 相変わらず悩んで 画面にうつり続けてた 僕らだけがいけた場所  いずれくるから そうわかっていたから あのギターバッグは あの日のまま 開けないでいたんだ  いずれくるから わかっているから だんだん君を思い出していくんだ 君がいるから そこにいるから 僕はしわくちゃの手を伸ばせるんだ  それでほら 海にいる ひまわりばたけで君に会う  ギターバッグ なんにも入れてない 僕の家で話そう  今すぐ
花束と水晶Galileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴Galileo Galileiあなたのことをしってる はずかしいこともしってる とてもきれいな声も きたない言葉づかいもしってる  一度死んでゼロになって また恋をしなおしてみたい それでもあなたをみつけて おなじ涙をながしたい  滝のながれの中で よごれてく花束と水晶 時のながれの中で つくり物だと気づいても  あなたのことをしってる わらえないこともしってる 海のようなやさしさも 蜂のようにとびまわる心も  一度わすれ別の日に また恋をしなおしてみたい それでもあなたの手をとって おなじ誓いをたてるよ  滝のながれの中で ぬれてゆく花束と水晶 時のながれの中で その姿にコケがむしても  滝のながれの中で よごれてく花束と水晶 時のながれの中で その姿をみていたい つくり物だと気づいても  その姿をみていたい
あそぼGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴Galileo Galilei君って変わったよね 本心隠せなくなったろ このイカれた世の中がそうさせるのか いつのまにそんな風なアクセントで 喋るの? 歌うの? 語るの? 辛いの? 知りたくもないこと知った子供みたいに どうせなれない誰かの真似はもうしないの? サタンはいるのに サンタはいないの?  ノーノー大正解だよ んーまっとうな人生だよ  あぁ死ぬまでデスゲームクイズ王 やっている間にミステイクしても 君は答え合わせに夢中で気づかないまま 落ちる これは国民的なTVショー 君を5歳の頃から知ってたんだ 泣いてるところも見ていたんだ だから  僕と遊ぼう 元に戻らないで 涙は拭かないで 遊ぼう それがまっとうな人生だよ  君って 真面目だよね 誰も傷つけたくないのに リスクの高い戦いばっか善戦で おもちゃの兵士はみんな死んじゃって でも GO!GO! 走って 叫んで つらいね 答えたくないことを選び勇ましく だって君の味方なんかもういないよ サタンはバズって サンタは笑うよ  ヤーヤー大往生だよ んーまっとうな世界だよ  そこで僕と遊ぼう 誰も気づかないから 涙は拭かないで 遊ぼう  遊ぼう 元に戻さないで 涙は拭かないで 遊ぼう  それがまっとうな人生だよ
色彩Galileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴Galileo Galilei君の隣にいる時だけが 輝く無限の色彩になって 胸の中も頭の中も 花束みたいだ それ以外が霞んでしまうほどに  そのぶん僕の世界は 小さくなって  君の隣に居座る悪魔と 肩よせあって絵を描いている あの空も頭の中も 楽園だ! それしか描けなくなる 僕を 見てくれ 僕を 鳥籠の中の鳥だと言って放ってよ 僕を 肩に留まらせて  君の隣にいる時だけが 死ぬほど美しい色彩になって 胸の上も頭の上も プリズムみたいだ それ以外が悲しみになるほどに  そのぶん僕の世界は 君を傷つける?  地獄の門に花束投げつけ 呼びかけては笑われている “また来たな” 天使の粉で 分別も区別もつかなくなる 僕を 愛して 僕の この混乱を美しいと言って笑ってよ 僕を 僕で いさせて  君の隣にいる時だけが あるべき全てが色彩になって 僕の上に君が昇って 月と太陽だ それ以外は 存在しちゃいけない  そのうち僕の瞳は 色を失う
Escape尾崎雄貴尾崎雄貴尾崎雄貴尾崎雄貴尾崎雄貴この場所で君を探して もうしばらく経った 旅路の果てに待つ感情 水平線の向こうに 伸ばした手を 掴むことができる そして君の問いに 応えてみせるよ  複雑な迷路を 右手を壁に付け 全部廻って君に 伝えたいことがある  誰もが心のスペースに 押し込んでうずくまり 誰かが来るのを待ってた 鍵つきのドアの向こう  出逢わなかったら 僕もずっとそこにいた どうにかして君と 見つけたいものがある  まだ見たことのない 誰も触れたことのないドアノブを 君と求め歩く 行ける場所に行きたいだろう 世界の端 広さの割には 僕らの足音だけ聞こえる  出られなかったら その不安を飛び越え 小さな格子窓の 外へと向かってゆく  まだ見たことのない 誰も解いたことのない謎掛けを 君と求め探す 理解しようと見つめてる さぁ答えを出そう 隣にいる大丈夫だよ 一歩進む 君と求め歩く 行ける場所に行きたいから少しずつ 揃いだす足並み 僕らの足音だけ聞こえる
4匹のくじらGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴Galileo Galilei影を伸ばす太陽と それに惚れる月の上で 暴れ狂う海は逆さ ほら ざんざん水面に落ちてく 星たちの涙と 急降下するかもめと 口をあけて待っている 飢えたくじらが四匹  風をくぐった少年が 壊れかけの筏をこぎ 明日も明後日もその明日も おんなじ歌を口にする わからないことだらけでも 飛ぶのをやめないかもめと 面白がってヤジを飛ばす 愉快なくじらが四匹  夢も 愛も その物語も 僕らの手の上にある 唾を吐きロープを引っ張る  意味なんてないのさ ここにあるのは 恐怖 焦り それに抗う 僕らだけだ 僕らだけだ そして君が そして君がいる  舵を握った老人は 食べ飽きたはずの愛を追う 微笑む海は今は静か  かんかん照りに焼かれて 天国に近い場所 急上昇するかもめと 口を開けて待ちぼうけ 歌い出すくじらが四匹
くるくるガールGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴Galileo Galilei携帯弄りの好きな何処にでもいる女の子 シールだらけの心は人気者の印  くるくるさせてる巻き毛が揺れて あの子は泣いているんだろう 想い耽って自分の世界に閉じこもろう!  くるくる廻る少女の日々が 目を回すだけの毎日で 吐いちまえよ ここで吐いちまえよ  薄化粧の得意な粋な都会の女の子 笑顔での生活にも限界を感じてます  くるくる頭をねじってみても 何を考えているのか解らない 想いに耽って自分の世界に閉じこもろう! くるくる頭をねじってみても ここが何処だかも分からない 想いに耽って自分の世界に閉じこもろう! くるくる廻る少女の日々が 目を回すだけの毎日で 吐いちまえよ ここで吐いちまえよ  くるくる少女達の群れ 何処へ行くの?
SwallowGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴Galileo Galilei僕だけのサロンミュージック胸いっぱいに吸い込んで 白い息吐き出した 御伽噺 夢みたいなそんな話 うがい薬さ すぐに吐き出してやる  17歩目 歩いてきた時間は安定を求め 落ち着いてきてるかな リアル+少しの夢=の先、そんな無難な歩き方でいいや  無難な僕はスワロースタイルで 青い春を気ままに飛びたい  燕飛ぶ青い春に倦怠感彩った つまりはそう 僕の中で何かが弾け飛んだ  乾いた朝 冷たい空気 震える肺に今言い聞かせて 息を吹き込んだ 燕のように生きてみたいな 君の声を思い出したい 欲張りでもいいかい  いつかは僕はスワロースタイルで 青い春を気ままに飛びたい  歩き出した僕の足に焦燥感巻きついて 伸ばした手のその先の空を見上げるんだ 燕飛ぶ青い春に倦怠感彩った つまりはそう 僕の中で何かが弾け飛んだ
PIXIEGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴Galileo Galileiウグイス泣いた青い森で 足早に君の手を引いて 楽園行きの道に沿って 妖精達から逃げている  この際僕は捕まって「君のためなら死ねる」とか 言ってはみたがピクシーは それはもう容赦ない羽振りで飛んでいる  最善の手はもうないね でも君の手だけは握って 森の熊さん飛び出して ハチミツ舐めて笑ってんな  楽園に通じるドアの ノブに手が届くかな その前に死んだ目の君の 心に届けばいいんだけど  なんか笑えるくらい透明な 空の上から身の毛もよだつ笑い声!  1番目の扉を開いて hello Heaven Welcome the pixie. 2番目の扉を開いて hello Heaven Welcome the pixie. 3番目の扉を開いて hello Heaven Welcome the pixie. 4番目の扉を開いて hello....Where is the heaven!?  朝が落ちても夜が明けても 二つの影の尻尾を羽音がいつも....
MONDAY7sGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴Galileo Galilei色落ちしたシャツのその下のキミのハート そのリズムが僕たちのビート 春風に乗って窓からぴょんと飛び込んでやろう 片手のラッパを吹き鳴らし  そう 僕らはMonday7s! 月曜の国からの使者 金色ラッパでPALAPA! キミの周りをぐるぐる  雨が降って憂鬱かい? キミが子供のときから知ってる この町の人は雨が大嫌い さぁ寝ぼけたパジャマを脱ぎなよ スーツはそこに掛かってる 7人で騒いであげるよ  そう、僕らはMonday7s! 月曜の国からの使者 春風ラッパでPALAPA! キミの周りをぐるぐる  土曜日の朝がやってきた そろそろお別れの時間 でも決して安心しないで 僕らは月曜の太陽と一緒にまたやって来る ゾンビみたいにヨミガエル!!!  そう、僕らはMonday7s! 憂鬱の国からの使者 金色ラッパでPALAPA! 7つの時間をぐるぐる  僕らはMonday7s! 月曜の国からの使者 金色ラッパでPALAPA! キミの周りをぐるぐる
ねるら村の感謝祭Galileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴Galileo Galileiやれやれ歌えや踊れや飲めや食えや吐けや拭けのパレィド 嫌なこと全て忘れてあの子の肩抱き我らがライオンスター  煙と花火の立ち昇る坂を転がり下る酒樽が イカれた紳士淑女達の体空に吹き飛ばすシューティングスター  つまらぬ涙拭いて死にたい奴はこっちへ来いよ 汗と油だらけになって夜明けより先に死んじまえ!  触らぬ神にタタリなしと恐れられる町一番の男 我よ我よと雪崩になって旗を掴め 今年は誰だ?  つまらぬ涙拭いて死にたい奴はこっちへ来いよ 汗と油だらけになって夜明けより先に死んじまえ!  金は稼がない子供には甘いアナタはいつも尻の下 でも今日だけ特別!「あなた男らしいのね」ってキスをする  手に汗握るこの瞬間、貴方は命一杯手を伸ばして掴んだの! 町一番の男旗!  祭りはまだ続いていくよ終わらせてたまるかお前ら 夜を腐るほど乗っ取って明日はゲロ吐いて死んじまえ!  やれやれ歌えや踊れや飲めや食えや吐けや拭けのパレィド 嫌なこと全て忘れてあの子の肩抱き、我らがライオンスター
扇風機Galileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴Galileo Galilei心はささくれ 束ねつけた君との約束 薄紅色の空はカラスは遠く燃やした  無機質な音を立て続け 骨ばった扇風機 僕の部屋の片隅 遠くカーテン揺れる 巻き込まれて首飛ばし  一先ず今日を乗り越えられそう にもないでもない 今に吐きそう 残るのは 僕の小さな息  知らない街の女の子の背に 骨ばったこの指 届くはずもないのに そっと汚い指で 回して切り取った  ぐるぐる回る 何にも考えず ざらら 外で雨が降る 酷い顔で吐いたものは 冷えて湿った白い息  無機質な音をたて続け 骨ばった扇風機 しくじった夢揺らす ひとつ 千切って飛ばす 巻き込まれて消えてゆく  小さな呼吸止められもせずに ずるる 日々を引きずって 「呼吸を呼吸を呼吸を呼吸を」 擦れた声で扇風機は歌う
夏のばね鈴木みのり鈴木みのり尾崎雄貴尾崎雄貴尾崎雄貴凪のように会話が止む 魔法がとけた夜に いつもの物足りなさを グラスをかたむけて飲み干す 確かめよう あなたと 歌ったり 踊ったり こぼれおちる 涙のわけを わからずに 笑いあった  ギブアップ しそうになる朝を 乗り越えて 夏のばねに 飛び乗って たいくつを ぬぎさって  高く飛ぶ あなたより 足りないことは悪くはないと 思う 昨日より 明日の方をみて 跳ねている  鍵かかった 開かずの箱 中身は なんだっていい なんとなく わかってても 魔法も奇跡もまだ ここにある 楽しもう あなたと 迷ったり 転んだり グラスに満ちる 涙のわけは 目をつむって 味わう  キックアップ 蹴り上げた砂は もう戻らない 夏のばねに 願いをかけて 不安を 振り切って  高く飛ぶ あなたより 昨日の場所も悪くはないと 思う 思うより 明日の方にいて 跳ねている  高く飛ぶ 何度でも 見飽きた景色が混ざりあって すべて 変わってく 明日の方をみて  高く飛ぶ 息が上がっても 足りないほど まだ できるって 言える だから あなたの方をみて 跳ねている
愛を忘れないでBBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴BBHF君はなぜ そこに突っ立ってるの なぜこっちをみて 泣いてるの 僕はなぜ ここに突っ立ってるの なぜそっちをみると 僕は笑えるんだろう  雨が降って傘をさして 晴れたらすぐに傘をたたんで 俯いたら また上を見上げて  反対側にいくよ すれ違いざまにハイタッチしよう 釣り合うかな?って 僕らは向かいあって 真っ直ぐ君をみるよ 最終的にはひとつになるの かな それって君はどう思う 愛を忘れないでと 僕はただそう想う  街はなぜ 価値を決めるんだろう なぜ心の熱に 嘘をつかせるんだろう 人はなぜ 愛をみつけるんだろう なぜそれをみると 僕は泣けてくるんだろう  線をひいて間違い探し 天秤の上で独りになって 凍えるなら 僕は走り出すのさ  反対側にいくよ すれ違いざまにハイタッチしよう 笑ってるかな?って 僕らは見つめあって 真っ直ぐ君に触れるよ 天秤じゃなくシーソーなんだよ なあ それって君はどう思う 愛を忘れないでと 僕はただそう想う  君はなぜ あたたかいんだろう なぜ僕の傍で 眠ってくれるの 僕はなぜ 生きているんだろう なぜ君といると そう感じるんだろう  雨が降ってびしょ濡れになって ふたりそろって風邪をこじらせて 元気になったら また上を見上げて  反対側にいくよ すれ違いざまにハイタッチしよう 何億万回でも 僕らは認めあって 真っ直ぐ君をみるよ 最終的にはふたつであっても いい それって君はどう思う 愛を忘れないでと 僕はただそう想う 愛を忘れないでと 僕はただそう想う
Kids尾崎雄貴尾崎雄貴尾崎雄貴・尾崎雄貴驚かされた子供みたいに 目をまるくするばっかりで 僕らは 必死で泣かないようにぎゅっと 袖を噛んでしまう 汚いよって怒られても  古い歌は僕らに別れを告げ 見慣れない明日に誘う こわいけど 君がいるから目をこすって 新しい歌を 思いつくままに君にふきこむ  聞いてくれ僕の声を 欺瞞に満ちたイデオロギー 僕らの間だけの嘘  笑えなくても進んでいる わかるだろう 冗談混じりでキスだってするよ なだれこんでくる人の波を泳いで 馬鹿げた色の未来をみつけよう  したいことでいっぱいの子供みたいに 目を閉じても眠れない 僕らは 笑いを堪えて静かにして 窓の外からの 世界の音に耳をすませる  庭の花が夜風に吹かれて揺れ 新しい曲を歌う 聞こえるよ 雨がふらなきゃ水をやろう 僕の飲む分も 求めた分だけ君にあげたい  信じて僕のこと 疑問に満ちたその瞳 僕らの間だけのサイン  見通せなくても続いていく わかるだろう 冗談まじりで“見える”って言うよ 延々広がる未知の闇を泳いで ここだと思う場所をみつけよう  大人になれずにいるんだったら わかるだろう 世界の色は自分で選べるよ 立ち塞がる真っ黒の上に塗りたくって 馬鹿げた色の明日に変えて  笑えるのなら進んでいる わかるだろう 冗談だらけさキスだってするよ 色付きすぎた花咲く道を泳いで 矛盾するすべてを抱きしめにいこう  僕らだけの生き方をみつけよう
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
死神BBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴まだどうにか立ってる 僕らは誰かのために 真っ赤なマタドールのように 感情と向き合う もう腕を下ろせよ 誰かがたった今 叫んでいる したたる僕の弱さを 自分で拭くしかない  だいたい いつも なぜこんなに必死なんだ 狂気じみたスピードで僕を 笑いながら殺しにくる  死神を横にさっと避けて 見つめあって 生きている さぁこい やってみろ 僕はここにいる ずっとお前だけといる 音楽が鳴って さらにヒートアップして それは踊りに近づいていく 死神を横にさっと避けて 見つめあって 生きている  どうにか君と 新しい朝を迎える 狂ったマタドールのように 不敵に笑って もう見ていられないと 誰かがさっと目を覆っている いや これこそが喜劇の 道化の見せ場  だいたい いつも なぜこんなに暗いんだ タイミング無視のスポットライトが 僕の後をついて回る  死神を横にさっと避けて 見つめあって 笑いをとる さぁこい やってみろ 僕はここにいる 拍手が鳴り止まない 音楽が止んで 静寂が瞬いて それがピークへと近づいていく 死神を横にさっと避けて 見つめあって 生きている
シェイクBBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴ほどけかけた筏に乗り 膝を折って向かい合って 少し笑って 僕らが交わす誓い やぶれないように帆を畳む 腕を伸ばして 君に触れる 僕に触れて 指が絡む ツイスターじみた動き 僕の場所 君の場所 そのリズムの中で 僕らはシェイクしていた  真っ暗にしよう あかりは1つもいらない 暖かさだけで 君の心まで辿り着ける ちいさな涙でできた大海原をこえて 世界中をみてきた そのリズムの中で 僕らはシェイクしていたんだ  生きることで乾いていく 水を飲んで 残りちょっと ぜんぶこぼして 急に降り注ぐ雨 君の涙が戻ってくる 押していけば 押し戻され 反響する 地の果てまで 振り子のような動き 天の秩序の音 そのリズムの中で 僕らはシェイクしていた  真っ暗にしよう 闇の中手をかざしたら この寒さだけで 君の心まで辿り着ける ちいさな涙がおこした大嵐をこえて 世界中をみていく このリズムの中で 僕らはシェイクしていくんだ  ばらばらになったものに しがみついて流されて 少し疲れて 僕らは声をかけあう 日の沈む場所でいつか会える
どうなるのかなBBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴雨に濡れた天気だった その中を肩をいからせ歩いた 句読点のない君の話をずっと聞いてた だれかれ構わず殴っていく もちろんアタマの中だけで 現実は虫も殺せない 謝ってばかり  俺はいったいなんなんだ それで君は何を言ってるんだ? 明後日のことを考える ねぇ 聞いてるの?って君は怒りだす  そんな風に回る観覧車から ネジを一本だけくすねるんだ  なんてこった すべてが転がっていく 僕も君も まるでそれを待っていたみたい なんでこんな 大人になれないのかな いまここで君をぶん殴ったら どうなるのかな ねぇ どうなるのかな  雨に濡れた負け犬だった 自分の価値を下げながら歩いた 甘い煙と君の身体をずっと吸ってた だれかれ構わず抱きしめて みんな愛してると酔いどれ叫んだ 現実は目配せをする 風見鶏ばかり  あぁまた風が吹いている それで結局みんな飛んでいくんだ 俺が俺に向き合うと 一人ずつ席を外してった  目の血走ったジェットコースターから 腕を振り回し笑うんだ  なんてこった すべてが過ぎ去っていく 僕も君も 目を回す方が好きなんだ なんでこんな 大人になれないのかな いまここで身を投げだしたら どうなるのかな ねぇ どうなるのかな  自家発電のけちな俺ランドは 金切声をあげて崩壊する そんな風に終わる夏の空から 青を一色だけ飲み込んだ  なんてこった すべてが死に向かっていく 僕も君も 目をまるくして見惚れていた なんでこんな 見失ってばっかりなんだろう いまここで 空をぶん殴ってる (どうなるのかな) なんてこった すべてが転がっていく 僕も君も 絶対それを待ってたよな なんでこんな 大人になれないのかな 今ここで それを歌ってみたらどうなるのかな ねぇ どうなるのかな
バックファイアBBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴僕がいて君もいて 言葉にする余裕はないけど この街も明日も コンクリートの壁も 夢をついだグラスも みんなを酔わせるだけだった 僕らは あのバンドに夢中で 夢を追いかけて 生きていた 消えたいことも あったけど 息をすることで 忘れていた  今燃える夜の中で 光を超えて走っていける 君の髪が天の川と同じ方角へと流れていく 置いてくなよって友達の声も 楽しめよって心の声も 僕らの後ろ側で 音をたてて 花火になる なにもしらないままで なにもしらないままで いれたらいいのに いれたらいいのに そしてぜんぶわかった気になって 僕らぜんぶわかった気になって はしゃいだような火花だけを残して どこまでもいける  僕がいなくなってもずっと 時間は容赦なく削り取ってく あの街と記憶を 落書きだらけの壁も 投げつけて割ったグラスも 宝石のように磨かれた いまでもあのバンドに夢中なの? 夢を追いかけて 生きてるの? 今よりずいぶん泣き虫だったけど 息をするように希望を吐いてた  今燃える夜の中で 思い出の魔法がとけてく 君の髪が過去の方へ 永遠へと流れていく 老いてく肌と 変わらない声も 静かになった心の声も おだったような火花だけをみつめて ここにいるんだろう  あぁ今日は君に会えてよかった 夕日で真っ赤に燃えている あの頃とおんなじ道をいく 僕らをここに置いてった 走り去っていく赤い車に みんな乗って  今燃える夜の中で ふざけて叫ぶ声が響く 君の髪が笑うたびに波打つように流れていく 見惚れる僕をちゃかしていた声も このままでって心の声も 僕らの後ろ側で 照らしだす  今燃える夜の中で 最後の輝きをみてる 君の髪が明日の方へ 1秒先へと溶け込んでいく 置いてくなよって僕がいう声も 終わりだねってあなたの声も この音に飲み込まれて 爆ぜてしまう 花火になる なにもしらないままで なにもしらないままで いれなかったな いれなかったな そしてぜんぶなくした気になって 僕らぜんぶなくした気になって おっことした火花をまだ探して そこにいるんだろう ねぇ どこまでいける
サラブレッドBBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴どうせ最後には恋に落ちて 魂を売る 自由があっても 僕らには時間がない そこいら中で抱きしめあってる猫たちの茂みに 火を付ける ヤツもでてくる  「なあ置いていかないでくれ」 この渋滞の最後尾で 泣いてる声がする それが合図になって 綺麗にみんなスピードをあげた  急げ急げ前に駆けろ 誰かの背に鞭を打て サディストもマゾヒストもサラブレッドみたいに崖っぷちで 歩みを止めずに愛しあえ ここまで来たと振り向くな 荒野の先の墓で 横たわり眠れる その時まで  僕ら痛みを誤魔化すことに人生を捧げて 残された 味気のない骨 しゃぶり尽くして 奪いあって くたびれて空を仰ぎ 気が遠くなるよほんとに  「なあ喋りかけないでくれ」 生きる理由を言葉にはしない方がいい それは姿をかえて 死神となり追いかけてくるから  急げ急げ前に駆けろ 偽の希望を前に吊るせ リアリストもニヒリストも同じ海を見下ろす崖っぷちで 歩みを止めずに死んでいく 倒れた誰かに振り向くな 生きたってラインを踏み ゴールテープ切る その時まで  吐いたぶんだけ 吸っているのは 誰かが吸って 吐いた 悲鳴にも似た輝き せめて味わおう 甘くても苦くても 最後には皆同じ 真ん中にありつけるだろう  急げ急げ前に駆けろ このルートは永遠じゃない  急げ急げ前に駆けろ さぁ俺の背に鞭を打て メダリストもディフィティストも測りきれない空のもとで 歩みを止めずに競いあえ 勝ち負けはわからないさ 世界の果てを超えて 酒を飲み交わす その時まで
ホームランBBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴ホームラン級のバカを 繰り返してた 打ち上げまくってた この二つの目は夜空の向こうに 釘付けで 他のことはどうでもよかった  バックパックに余計なもの入れてこうよ 若草を踏みつけて  誰だってきっと輝いて スポットライトだらけになって いたるところで 横になって 空を見上げて考えてる どこまでもずっと考えている ボールのことを それを上から見下ろす神様と 怪訝な表情の太陽と 月の裏側から目を細める宇宙のパイロットも 誰だってきっと輝いて スポットライトだらけになって ほんとバカだよね  こんなにせまい地球で 迷子になって 散々だった あの無数の光は一人で打ち上げた 衛星なんだ でも僕の位置は分からなかった  夜になるとさ 空を見上げてしまう いつまでもあのままで  誰だってきっと輝いて スポットライトだらけになって いたるところで 意地になって 空を見上げて考えてる どこまでもずっと考えている ボールのことを  中央線をループする中で 君に電話をかけようとするけど この街から見える光が眩しすぎるから  誰だってきっと輝いてる スポットライトだらけになってる それは今でも 変わらないのに 空を見上げて考えてる どこまでもずっと考えている ホームランのことを  誰だってきっと輝いて スポットライトだらけになって 陰を探して 倒れ込んで 空を見上げて考えてる どこまでもずっと考えている ほんと好きだよね それを過去から見通す神様と 牙を見せ笑う死神と 月の裏側で仕事を続けるあの日のパイロットも 誰だってきっと輝いて くそスポットライトだらけになって ほんと完全だよな
黒い翼の間をBBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴近づいてくる運命の日 目を閉じて息をする どうなんだい 僕らは 同じテーマの前で出会ったけれど 君と隠れた小屋に 鍵をかけていつしか みせない姿は 広く滲んだ 影あそびの鳥  どんな色 どこへ向かう 決めないまま ただ羽ばたいて 知りたかった 触れたかった 震える指で開け放ったら  君の背を押していく 黒い翼の間を 影が落ちても その姿は見えてるよ 傷だらけの手で押していく 鉄の壁を明日へ 息が切れても 君に空を見せたいよ 一声さえずってくれよ 掠れても 外れてもいいから 他の誰でもない 僕の上を 飛んでくれよ  木の上に登っていく 息を止めてタッチする ほらみろ 僕らは 同じエンディング前で降りられない 確かめたくなっていた その全てが いびつでも みせない姿が カゴの中で 動かなくなる前に  どう強く 描いても 別の何かにはなれない それでよかった 僕の影は どう生きたいかを叫んでいたんだ  君の背を押していく 黒い翼の間を 光の中で その輪郭は何よりも 力強く  僕自身を押していく 黒い翼の間を 誇れなくても その姿を見つめるよ 傷だらけの手で押していく 鉄の壁が明日へ 美しさとは 空の下で動いていく 一声さえずってみるよ 掠れても 外れても笑わないで 他の誰でもない 僕のことを 見てくれよ
君へ茅野愛衣茅野愛衣尾崎雄貴尾崎雄貴尾崎雄貴拝啓 君へ ここで深呼吸(緊張しないで) 変わらない筆跡 ちょっと笑えるよね(ちょっとだけね)  数回あきらめかけたよ それでも描き続けなきゃって思って (知ってるつもりだよ) くつがえすんだ靴をはいてコツがいるコレを選んだのはただ (手間をかけたかった)  大事にしたいもの 変化していきたいこと 呼吸を忘れてしまうほど くるっちゃうほど  あなたのことを 考えて 夜も眠れなくなってしまって 夢をみようとするけれど 現実に引き戻される あなたの手で  そうだ 君は 私のことを 知っている 誰より ほんの少しだけ(そうちょっとだけね)  何度もつまづきかけたよ それでも歩き続けなきゃ 繕って 待っていたんだ靴をはいて 強すぎる気持ちも感情も止めて (距離をおきたかった)  叫びたいことも 隠しときたいことも 一緒にあふれてしまうほど 笑っちゃうほど  あなたのことで舞い上がって 朝も映画みたいに意味深くて 寝不足気味になるけれど 現実に惹きつけられる あなたの手は  大事にしたいから 変化していきたいから 呼吸を忘れてしまうのよ  あなたのことを 考えて 夜も眠れなくなってしまって 夢から覚めても変わらない 現実を踏みつけて飛ぶ あなたのとこへ 走り出す 夜を越え迷わず近づいて 夢じゃないことを 叫ぶんだ 現実に触れ確かめる あなたの手を
GREEN DIARY中島愛中島愛尾崎雄貴尾崎雄貴緑の日々 似合うねって褒められたカーディガン 壁から剥がされたポスター 燃え上がって揺れていた 風は絶えずに 吹かれて ハンドルきって 駆け抜けて スリップして 急ぎすぎたって 気づいたんだ それからずっとずっと立ってた わからない 自分の行方を 繰り返し 仮定し続けて  ああ こんな自分を みつめてた 反射し繰り返す光と陰 想像よりも 複雑で そして単純にめぐる この物語の中  永遠じゃなくてもいい 少しの間を笑えたらいい 壊されないで 青かった林檎を手のひらで 受け止めてみてから 考えればいい  緑のページ いたるところ貼られたステッカー 落書きにさえ記憶がふっと めくるたび 泣きそうになる その日々に 編まれてる 私のストーリー 切り取った もう一度ステップ踏むための 地図なんだ それからずっとずっと歌ってた 思いがけない 自分の心に 手を添え まっすぐにして  ああ こんな自分を 君にみせて 反射してうつる瞳の奥 想像よりも いい顔で そして単純に歩む この物語の先  永遠じゃなくてもいい でも確かに君が笑ってくれたら 壊されないよ 青かった林檎を空高く 放って またキャッチして 繰り返すんだ  永遠じゃなくてもいい だってそれが“変わる” “進む”ってことでしょう? これから君と 赤くなった林檎を青空に 手渡して見えるのは 緑の日々 君の瞳  緑の日々 君の瞳
バブルガムwarbearwarbear尾崎雄貴尾崎雄貴空を飛ぶための粉 一掴みくすねにいこう 妖精をキャッチして 顔をしかめないでよ 残り少ないロマンを吸って 煙の中へ 美しすぎた時間に苛まれることもあった 目は逸らさずにいた 突然悲しくなっても 自信を失いかけても 忘れないでここにいる  何が成せるかを考えている 忽然と姿を消したウェンデイ 子供たち  壊れないで 壊さないで 汚れないで 汚さないで 答えないで 堪えないで 傷つき続けて (夢中にさせてよ) タネも仕掛けもない オーディエンスに手を広げ 逃げも隠れもしない 蜂の巣にされてもいい 君の頬が緩めばいい 目は逸らさずにいた  バブルガム バブルガム 弾ける 夢も希望も弾ける 己の砕けた夢を掃除しろ! ベース ベース ベース これが俺がベース 歩き方  壊れないで壊さないで 汚れないで汚さないで 終わらないで 抑えないで 泣き叫び笑い続けて (夢中にさせてよ) タネも仕掛けもない オーディエンスに手を広げ 逃げも隠れもしない いつもの場所に立つよ 君の頬が緩めばいい 目は逸らさずにいた  “あなたはそのままでいていいよ 夢も希望も弾ける”  ベース ベース ベース これが俺のベース 歩き方
陶器の心warbearwarbear尾崎雄貴尾崎雄貴漆黒の裏 塗られた金色の本心 病的な上塗りの回数 繰り返す そして君は還す  感情を虚無に差し出して やってみて 見えてきたものの体温を 確かめて  涙を拭いてみせる 人差し指のワイパーで 自らを傷つける時は 僕の 醜い腕を 使ってくれたらいい  その黒の下の黄金に その黒の下の黄金に  ぱっと手を離す いくつかのカケラになって 悲しい感じはせずに ずっと ずっとよくなった  感情は無数の星みたいに 瞬いて 見えてきたもの捉えて 繋いでいった  涙でなぞってく 人差し指の筆先で 損なったり壊れても それが僕の 醜いことを 彩ってくれたらいい  その黒の下の黄金に その黒の下の黄金に
やってみればいい入野自由入野自由尾崎雄貴尾崎雄貴尾崎雄貴あぁ僕たちは また1からはじめてる 泣き方も 歩き方も 一緒に 目を逸らす 神様たちと花畑の中を飽き飽きしながら スイムする  話はじめてもいい? 誰にも聞こえないから そばにいてと引っ張る 転げ落ちた時に みえなくなった眼  手をのばして立たせて君を見つめ続ける 笑ってるね 泣いてるね それを忘れないでいて もうちょっとだけぎゅっとして ここにいてくれたなら 僕のすべてを売っぱらって 君の孤独を買うよ 何もなくなったら 何かみえるはず さぁやってみればいい  僕たちは また1からはじめてる 笑い方も 喋り方も 一緒に 目を見張る あなたの前で花畑の中寝転び見上げて 信じている  歌いはじめてもいい? 聞いてくれる人がいる この重みがあるから 転げ落ちたまま 止まらなくてもいい  手を広げぎゅっと抱いて君を求め続ける 笑ってよ 泣いてみてよ そして忘れないでいて もうちょっとだけぎゅっとして ここにいてくれたなら 僕のすべてを売っぱらって 君の孤独を買うよ  手をのばして立たせて君を見つめ続ける 笑ってるね 泣いてるね それを忘れないでいて もうちょっとだけ待っててよ 1から教えなおそう 日々のすべてをかけたって 尽きることのない明日を 探してきたんだよ 何もみえなくても ほらやってみればいい!
流氷BBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴氷の上にいる 安物の アイスキャンディー 急速に消える それは興味 僕らへの興味  節くれた木々に 押し潰されて 利己的な愛情 押し付けられて もう教え込まれた クソ我慢も 限界なんだ  手に触れて 手に触れて 手に触れて  気が触れる 寸前の一瞬 僕らの目はお互いをみる ひとりで頭を抱えないで お互いをみて 僕らをみて 僕に触れて 僕らをみて君に触れて 観測し続けていて 目を開け続けていて 僕をみて 僕らをみて 着地させてくれ ここにいさせてくれ  一度きりのタッチ 使わないアプリを まとめて消し去る それは快楽 捨て去ることへの  君が消える 寸前の一瞬 僕らの目は光をみる それでもあなたは壊れないで 俺の目をみて そうだよみて 君に触れて 僕らをみて君に触れて 観測し続けていて 目を開け続けていて 僕をみて 僕らをみて 俺にさせてくれ 君といさせてくれ  氷の上にいる それは興味 僕らへの興味
月の靴BBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴ドアを開けて外にでる 向こう側からきこえる 歌を聞いて  月の上を歩くように 浮き足立つ 僕の 永い永い 暗闇の道路を この目でみる 酒を空けて 続けてくれよ
SivaBBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴君のユーモアは 磨かれたダイヤモンド 君の言葉は一つでも 1億通り その割に脆すぎる姿で 僕の上にのっかる 身体を楽しげにシェイクして 電気を消して 触れ合う  君は言う 暗闇こそが真実なんだ恐れずにみつめて差し出し それ自体に触れてみればいい それでも眠りにつくとき 任せてはいけないあなたを 魂の目を開け続け みつめ つづけ なにも見えなくなるまで ただ闇をみつめて とらえて  問題は山積み 忍び寄る闇の手と 君は簡単に 握手して 僕は驚く 解決しようとはしないくせに 踊るだけ踊って また僕の腕に 戻ってくる  汗ばんだ君の身体に 僕はとっても弱くて そのせいでおかしくなっている 魂の目は曇りなく みつめ続け 君はあらがうことの神様 トラブルをかき集めて 真面目な顔で言う  悲しみこそが真実なんだ恐れずに身につけ着飾り それ自体を楽しめばいい 私が眠りにつくとき 任せてるものなど何もない 心の戸を少し開けて さそい こんで なにも見えなくなるまで ただ重ね合って 抱きあう  暗闇こそが真実なんだ恐れずにみつめて差し出し それ自体に触れてみればいい それでも眠りにつくとき 任せてはいけないあなたを
N30E17BBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴この回転から抜け落ちた時 日常の真ん中 仕事を終えて 日照りと 嵐が交互に それでも走る 南へと  受け入れられない ことばかり 踊りを知らずに 演じていた 浮き沈む 正しさと間違い 僕の居場所は どこに  混乱し続け 壁を殴り 時間を費やし 答えを急く 僕の帰りを もう待たないで 責め立てないで ひきつけないで  氷の張った 暗闇の道をいく 君の涙でまた押し流されて  穴の空いた船を漕いでいた 君が乗る前に 必死になって 夜明けを待たず 出発するよ お前を見捨てて 狂わぬように すべての負債を 後ろに乗せて 南へ下る 南へ下る 生きるために 正気を保つために 人は理性を選ぶんだ  人間性を僕は取り戻す
クレヨンミサイルBBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴人は変わる 意図も変わる 最初から知ってる 言葉は枯れ 仮説は霧 覆しつづける 手放せぬ毛布 無垢な処女みたいだ 受け入れず 蹴りもつけず 足を閉じていて  夜の公園のアイボリータイル 落書きとしけた花火 クレヨン型のミサイルのてっぺんで かわされる愛撫  さぁ もう 君は飛べる 楽しいこと考えている 子供のままでいる ほどに増してく快感のこと 知ってる 首を横に振り続け 恐れない 痛みを知らずにいるから  君は変わり 意図も変わり 最初には戻れず 言葉を切り 仮説をやめ 現実をみつめて 買い換えた毛布 無垢な処女みたいだ 受け入れて 蹴りをつけても 足は閉じていた  夜の公園の棒立ちランプ 菓子箱と小人の靴下 クレヨン型のミサイルのてっぺんで 操縦している  さぁ もう 君は飛べる 楽しいこと考えてる 子供のままでいる ほどに増してく違和感のこと 知ってる 首を縦に振り続け 恐れる 痛みを覚えているから  夜の公園で話そうよ 楽しいこと思い出して クレヨン型のミサイルと  さぁ ほら 君は飛べる 楽しいこと考えてる 子供のままでいる 君がいちばん最初に大人になってた 首を横に振り続け 泣いてた 泣いてた  さぁ もう 君は飛べる 楽しいこと考えてる 子供のままでいる ほどに増してく 快感のこと 教えて 誰にも言わずにいるから さぁ もう 君は飛べる 楽しいこと 考えてる
とけない魔法BBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴あきらめのドリンクバー 並んでいるのは君のためだった 手をぽんとたたいて はい、このショーはおしまい 人形をしまって 糸を切ってみても  まだとけない魔法 あなたと 気づかないで とけない魔法 そのまま  ひとつずつ 飽きがきて 輝きを失って 言葉をなくす 手をぎゅっと握って 綴りを思い出して 何度でも言わせて 糸が切られても  まだとけない魔法 あなたと タネあかしても とけない魔法 そのまま  腕をあげて さぁショーを続けよう またライトをあびて 顔をみせてくれ 手品なんかじゃないんだ 僕らは知ってる そのスペルを とけない魔法そのまま  まだとけない魔法 あなたと 気づかないで とけない魔法 そのまま
1988BBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴羽目をはずそうぜ 夜明けまで生き残る 死ぬことよりこわいことを 拳銃みたいに隠して  そして病むまで飲め 愛そのもの何杯でも 聞こえるだろう 愛そのもの 喉を通り過ぎ 病むまで飲め 愛そのものを ラベルの数字には意味はない 金縁の紫 1988  金がなくなっても しぼりだすものはある 切り売りするんだ 人生を 拳銃を頭に向け  そして病むまで飲め 愛そのもの何杯でも 聞こえるだろう 愛そのもの 喉を通り過ぎ 病むまで飲め 愛そのものを 俺の言葉には意味はない 金縁の紫 1988  遅かれ早かれ 物事は変転していく ハッピーなんてない よくもわるくも この国はうつ病じみているよ その数字には意味がない 僕らにはこない 必要もない 1988  だけど愛があるだろう だれかが言う 何回でも ああ本当にありがとう 愛そのもの もっともってきて 死ぬまで飲め 愛そのものを 瓶を壁に叩きつけて 粉々に砕いて 君にキスする  二日酔いによく似た 痛みを引き連れて 訪れる悪魔 人生を 拳銃みたいに引き抜け
南下する青年BBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴継続、耐えること、関係、やりとり。 日が昇って沈むように 感情は回転していく。 まるで数枚のフィルムを小さなレンズから覗き込む、 チープなおもちゃのように。 次の絵…次の絵…そしてまた次の絵。 答え合わせの時間もなく、挨拶みたいに飛び交う複雑な問いに、 俺たちは曖昧で幼稚な答えをだしてきた。 君から何度もかかってきている電話にでないのは、 べつに怒ってるからじゃないんだ。 言葉を…見つけられないから。 時々わからなくなる、たぶん君がわからないように。  もう何時間も走り続けている。心地よい空虚  愛してるよ。  それは確かなんだ。 だから…続けるんだ。
鳥と熊と野兎と魚BBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴盛んに餌を欲しがった かさんだ餌代を惜しんだ ギブミー ギブミー 目に映える仕草を 繰り返すよ キルミー 薄れた野性味 二足歩行でセイミー 今や異種同士 くっつきあってるどうしよう お花が咲かない女なんていない みんな美しいってことだね ギブミー ギブミー
夕日BBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴うつむかずにいて 手放したものを見て 昇ってゆけば いつかは落ちていく  受け止めてみるよ やってきたすべてのこと 安い薬で 僕らは落ちていく
疲れてくBBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴自由になれる瞬間 どん底に突き落とされる瞬間 いつだって目を見張って 向き合い続けてた 僕が楽しそうなのは 簡単なことじゃないよ 自分自身の心を どうにか一色にとどめてる  優しい君が好きだった 君といる自分自身のことも でもすべてが変化していく それ自体 僕だって気づいていたんだ でもわからない 愛するほど 君がわからないように 僕もわからない 愛するほど 疲れていく それでも僕らは  君の振り回すハンマーで 壁が壊れていく瞬間 向こう側から 木漏れ日を二人で浴びた でも今はただの凶器 僕の感情を打ち砕き 自分すら傷つけて 闇の奥へと逃げ込んで  変わったのは僕じゃない 変えたのは君でもなくて そしてすべてが転がっていく それ自体君だって楽しんでたんだ でもなおせない 愛するほど 君がなおせないように 僕もわからない 愛するほど 疲れていく  僕もわからない 愛するほど 君がわからないように 僕もわからない 愛するほど 君といる自分自身のこと 僕といる君自身のこと
フリントストーンBBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴誤誤ちに気づいたとき 大体が手遅れ 壁は穴だらけ ドアにはチェーン 火は放たれ そして結局は 窓から飛び降りるしかなくなるんだ  無事を祈って 空中を闊歩 カートゥーンみたいにたたらを踏む ハンカチを振って 涙を流してもうあとはずっと真っ逆さま 自分を嫌いに なってしまう前に ボロボロになった 自分を捨てるよ 無事を祈って空中を闊歩  引きずられても上昇する凧揚げになる そんな関係でいられるのはごくはじめだけ そして結局は 僕らが飛び降りるしかなくなるんだ  無事を祈って空中を闊歩 カートゥーンみたいにたたらを踏む ハンカチを振って 涙を流してそうあとはずっと真っ逆さま 自分を嫌いに なってしまう前に ボロボロになった 自分を捨てるよ 無事を祈って空中を闊歩  たたらを踏んで バカみたいな音をたてて 石器時代の車を漕いでた 漕いでたんだ あとはずっと真っ逆さま  自分を失い 死ぬまでずっとババを引き続ける そんなのはごめん ハンカチを振って 別れを惜しんで あとはずっと真っ逆さま  無事を祈って 空中を闊歩 カートゥーンみたいにたたらを踏む ハンカチを振って 涙を流してもうあとはずっと真っ逆さま 自分を嫌いに なってしまう前に ボロボロになった 自分を捨てるよ 無事を祈って空中を闊歩
YoHoHiHoBBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴ブランコから靴投げ 水たまりに落としたカード 盗まれたシール 誰がやったのか知ってても どうでもよくなる  ゆっくり過ぎてく時間の中 地球を歩く 花に囲まれた藪をおり 進み続けた ハロー  生きるだけで全身が満ち足りてた 過去などなく 未来も見えず それから君と友達になった 簡単だった  そして今日も朝から 僕は仕事に向かう Yo Ho Hi Ho 怒鳴って 複雑にからみあった鋼鉄のワイヤーを Yo Ho Hi Ho 背負って 君と 君と 君との関係もあの頃に戻せたら 僕はベイビー 僕はベイビー 何も変わっちゃいないのかも  ひっきりなしに靴投げ 死をも恐れぬ無意識 登り続けて 上から見回した違う景色 息を飲む  ソーダみたいに弾けていく音がきこえた 君に会うため道をそれて 曲がりつづけた ハロー  笑うだけで心臓が飛び跳ねてた さぁ明日は何をしよう いつしか君と話せなくなった 悲しかった  そして今日も朝から 僕は君と喧嘩して Yo Ho Hi Ho 言い合って 複雑にからみあったダイヤ製の留め金を Yo Ho Hi Ho 砕いて 君に 君に 君に謝って面と向かって言わなくちゃ 僕はベイビー 僕はベイビー 変わる時がきたのかも
太陽BBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴ススキ畑に横たわり 親の目を盗んではする ススキ畑に横たわり 親の目を盗んではする 生かしたり殺したり 気まぐれ 気紛れに できるんだ  僕らは太陽 だってさ はだしの体温 氷河を溶かして 落ち着けないよ だってさ ここにいれないよ ずっとは  ぶつけて欠けた月の石 暗がりで碧く光ってる  ススキ畑のすぐ隣 高速道路の騒音で 歌ったり踊ったり したいね いつだって できるんだ  僕らは太陽 だってさ はだしの痛みで 涙を流す 僕らは太陽 だってさ 前の時代の 氷河を溶かして みつけて
君はさせてくれるBBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴黄金の輝きの中で 君が振り返るたびに言葉を失う この一瞬をなんて呼ぶのか さぁ今すぐベッドにもぐりこんで  ロマンスはきっと (キザじゃない僕らにも) 降り注ぐはず そんな気に 君はさせてくれる  悪いことをしてると感じても あぁ君とならそれすら美しくて(だめだ)  みくびられてた (日陰に居続けて) ほんとうの自分 そんな気に 君はさせてくれる  君の隣で目覚める時 ああどうか終わらないで ずっとこうやって生きていたいって そんな気に 君はさせてくれる
リテイクBBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴毎週日曜は君と過ごすと決めた こだわりの強い2人の計画 突然の不機嫌 ぎこちないリテイク いまだに緊張してしまうけれど  それがいい それがいい ここにいて ここにいて 君だけは許してくれる いかないで いかないで 僕だけが 僕だけが 君に優しくあれる  今日は君に約束した指輪を買う あそこのカルティエに帰りに寄る チョコレートも買う 手紙も書く やっぱり未だに緊張するよ  君にひどいことをたくさん言った 君に傷つけられて狂いそうにもなった それでも 2人は 言い合える  それがいい それがいい ここにいて ここにいて 君だけが許してくれる いかないで いかないで 僕だけが 僕だけが 君に優しくあれる  なんでなのか わからないよ きっと君も同じように理解せず ただ “愛せるか?” いつだって それなんだ  これはラブソング 3ヴァースの コーラスでピッチを外しても それがいい それがいい 僕らは何度もリテイクする  それがいい それがいい ここにいて ここにいて 君だけは許してくれる いかないで いかないで 僕だけは 僕だけは 狂わずに立ってみせる  それがいい それがいい ここにいるよ ここにいるよ 君だけは許してくれる いかないで いかないで リテイク リテイク 何度でも歌わせて
僕らの生活BBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴僕らが見つけた 冷蔵庫のドア 間延びした夢 消せない日々の匂い 取っ手の取れた愛からこぼれた情に 湧いた虫は翼でどこかへ飛んでいって 幸せになる  うつくしき僕らの生活 仲間たち 焦らされ せつかれて 喜びを分かち合える いとしいひと カラオケにいこう! 穴埋めにいこう あんまりにも平坦すぎて どこなのかもわからん道を 走る 走る  消し炭になるまでの一瞬の瞬き 見せつけあっていたよ 悲しい重ね合いで 二度と戻らぬように蓋した感情 このままでもいいのか 問いただすより僕らは 癒してほしい  うつくしき僕らの生活 子供たち 認め合って 慰めあって 喜びを分かち合える いとしいひと カラオケにいこう! 穴埋めにいこう あんまりにも優しすぎて どうなのかもわからんままで 走る 走る
かけあがってBBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴とつぜん 世界が ごろんと寝返りをうって 燃え盛る穴ぼこに落っこちて 君と離れ離れになって 油ぎった白と黒が 立ち込めている その中で ふと 空を見上げる間 そんなものが ああ 僕にあったとは 気づいてしまった こと メッセージする 手が 回しすぎたコースターみたい  階段の途中 手に持った荷物を そこに下ろせた  かけ上がって かけ上がって 屋上にでたら 額に風をぶつけて 間違ってる 間違ってる こんな気持ちは 君に言わなくていい 空を飛ぶ雲になれ  ヒーローはいない 次元の壁はこえられない (イメージだよ) 言うのは簡単なのにね 世界中の人が みんな困れば ひとりぼっちはいなくなるはずだった  階段の途中 力尽きたマントの男 僕の顔に似てる  かけ上がって かけ上がって ずっと駆け上がれば 楽しくなってくるかも なんだかんだ 僕は結局 続けられてる 君に会えたなら 元どおりになったら
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
花のようにBBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴いつもの死神を見た 仕事を辞めるのに金がいるってよ ビルとビルの間 とめどなく流れる砂の 涙を拭く暇もなかった 生きる情熱を取り戻す 僕は思いつめ探していたよ 人と人の間 名前を呼ぶ声が 砂漠のように聞こえる  あなただけがその中で 明日の雨を待つ花のように 上を見上げ凛と 凛と立って 何かが起こるように目をあけて  天使の横顔を見た 手を伸ばし ためらってやめたよ 家の壁に描いた 掴めるはずだった日々が こんなに白けて見える 生ける屍になるなら 僕は消し炭になって散りたい でもそうはいかない 守るべきものを抱きしめて 砂漠の真ん中に立ち  あなただけがその中で はぐれて咲く花のように 上を見上げ凛と 凛と立って 何かを掴むように手をあげて  あなただけがその中で 明日の雨を待つ花のように 上を見上げ凛と 凛と立って 何かが起こるように目を開けて 何かが起こるように目を開けて
真夜中のダンスBBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴終電を逃して 今更気づいたのは 独りぼっちでいることがこれほどに 心の静けさと 溶けあう 音楽をひとり聴こう 君にメッセージを書き始めては 消して 悩むんだ 僕がこうやって楽しめるのは ひとえに 君のおかげなんだ  ほんの少し日が昇る 顔を出した朝の匂い 残った酔いに愛を思う 室外機の森でステップを踏む  心の中だけのダンス 今すぐ君だけの拍手を浴びたい そうさ 浮かれてるんだ 君の待つ家まですこし 足早になる  想像より遠く 僕らの家の場所 なんども帰る場所 決めたのはいくつかの日当たりと このダンスを踊れる広さと 音楽の趣味の違う 君に踊ってほしい曲はたぶん ずっと 悩むんだ 君の動きを受け止めるのは ひとえに 愛の力なんだ  まだ少し夜が残り 燃え始めた君への火 か細い酔いに愛を結び 生活の森でステップを踏む  心の中だけダンス 今すぐ腕の中 君を感じたい そうさ 恥じることのない 走り出しそうになるほどの力に押され  浮かれ続けて此処まで来た もっと上手くもっと強く ステップを踏む  心の中だけのダンス 今すぐ君だけの拍手を浴びたい いつか 疲れてしまっても 君の待つ家まで何回でも ステップを踏み続け 君だけのダンス さぁ急げ 酔いはもう冷めきってしまった そうさ しらふでいても 君の待つ家までいつでも 足早になる
シンプルBBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴“わかってないね”って そう言われても 僕は何にも感じない 言わない事を察しろってさ じゃあ僕が何を考えてるか当ててみてよ 求められても 求めちゃいけない 引けば引いたで情けないやつ呼ばわり ほらネットの海に 垂れ流せば? 泣きながら笑うクソムカつく あの絵文字付きで  認めてもらえよ 満たされない 心の重みについて  君が思ってるより 僕らはずっとシンプル 君が思ってるより 僕の理由はシンプル 君が眠ってる間 僕はずっと考える どうすれば君に説明 できるのかを探すよ  “わかってないね”って そう言われても 僕は何にも感じない 遠い誰かのこと聞いてってさ 目の前の僕の話すら聞いてくれないのに? 求められても 求めちゃいけない 君に必要なのは相槌と愚痴のごみ箱 ほらネットの海に 打ち上げれば? 手を広げ笑うクソムカつく あの絵文字付きで  抱きしめてもらえよ 満たされない 心の重みについて  君が思ってるより 僕らはずっとシンプル 君が思ってるより 僕の気持ちはシンプル 君が泣いている間 僕はずっと考える 大好きな君を何が 泣かすのかを探すよ 君が思ってるより 僕らはずっとシンプル 君が思ってるより 僕の理由はシンプル 君が笑ってる間 僕はずっと考える どうすれば君がずっと そうやっていられるのかってこと ずーっと
水面を叩けBBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴低いところを滑るように 影から逃げる陽のように 頭を下げて飛行する やりすぎることを良しとしない 監視者の目を 欺き続け 力を蓄え 飛翔に備える 凍てつく波が 膝をくすぐるけれど まだ 俺は笑わない 泳ぐために  飛び込み水面を叩け 骨が砕けるくらい 何も聞こえなくなるよ あんたの声も届かない 飛び込み水面をもがけ 足のつかない場所で まるで踊っているように 無心でこの手を振ってるんだ この目の前を 明日の泥舟がゆっくりゆっくり横切るけど 飛び込み水面を叩け 骨が砕けるくらい 何も聞こえなくなるよ 止められるやつはだれもいない  黄金を守る竜のように 片目をあけて眠っている 目覚める時をじっと待つ 自分の心の声を聞いて あざける笑い 値踏みする声 すべて受け入れ 飛び去る稲妻 冗談だろって 肩を叩かれたけど んん 俺は笑わない 息を吸って  僕の後ろ手を 昨日の泥舟がゆっくりゆっくり崩れ落ちていく  構わず水面を叩け 命が尽きるくらい まるで歌っているように 呼吸を繰り返し回していく 飛び込み水面を叩け 水が燃え上がるくらい 何も聞こえなくなるよ 自分の鼓動の音以外
あこがれBBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴僕だけに見える合図 思わせぶりな仕草で 霞の中に消えていく 届かぬ想いは冷めてく 眠れない夜数える 素直になればなる程 燃えるような熱でうなされて 狂ったように繰り返す 愛を語る唇ゆがめて 夢をみせて 虚の中を行く  憧れよ 騙ることなく何かを成せると言うなら ひとりぼっちで風を読み ただ見つめるだけでいい 何もない 手札を捨て向かい合うゲームに興じて でもどうか諦めないで そのまま踊り続けて 蛇のように  猫撫で声の愛撫 ゆりかごの中ゆられて そこの店に入ろう 腹を満たし忘れて 眠れない夜数える 壊そうとすればするほど 薄ら寒い幸せ 蜘蛛の巣で 命を自ら削って 愛を語る唇ゆがめて もう言わないで 僕はひとりで行く  憧れよ 失うことで何かを成せると言うなら ひとりぼっちで機を織り ただ重ねあい続けて 誰もない 荒野を死に向かうスピードで飛ばして でもどうか泣かないでいて そのまま目を開けていて 蛇のように  僕だけに見える合図 掻き立てられる仕草で 霞の中に消えていく 届かぬ想いを飲み込み行く 蛇のように
なにもしらないBBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴美しい花をみて 震えることがあれば わかるはずだ この痛みの捉え方も ふさわしいことなんて 何一つなかった わかるはずだ 君が選んだことが  顔をあげてみて 見えるものを見て マインドの中を消去して 歪んだキャンバスを捨て去って 何度も 言い続けて  僕らは何にもしらない 何にも知らない そこで居場所を描いて 戸惑っている 涙を流せば 傷は濡れる わからないことは愛の掟だって 言えばいい 見えるのなら 腕を縛り 嵐に備える  考えるよりすっと 感じれるようありたい 今までずっと 組み伏せてた両手を叩け  顔を見せてくれ 確かなことがある マインドの中にひっかかって 広げたキャンバスにこぼれだして 大きく 声をあげた  僕らは何にもしらない 何にも知らない ここで理想を描いて ぐちゃぐちゃになって 涙を流せば 土は濡れる わからないことが花になれば それでいい 見えるのなら 君を振り返り はじめて愛せる  何にもしらない 戸惑っている 愛の掟だって
涙の階段BBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴また間違い 遠ざかる 7通りの通路で横になる 恐らく今日も あなたを泣かせ 自分を疑って みつめて 喋って 謝って 諦め 黙って またみつめ それでも此処にいる そうしたいから  あなたの涙で 作られた透明の 階段を登る 屈折して反射を くりかえしていく 心の扉を 眼差しで二度 ノックする トラウマの間を すり抜けて 真白な廊下を進む  風を切り 陽の落ちる ハイウェイ ハイウェイを 砕け散ったガラスみたいに 無駄にキラキラして 止まって 喋って 道を変えて 思いつき 黙って 考え込む そうやって此処にいる そうしたいかな  あなたの涙で 作られた透明の 階段を登る 屈折して反射を くりかえしていく 心の扉を 眼差しで二度 ノックする トラウマの間を すり抜けて 真白な廊下を進む
New Flower尾崎雄貴尾崎雄貴尾崎雄貴尾崎雄貴尾崎雄貴やっとの思いで走り出してすぐ転ぶ 追い風はとうに方向を変える 翻弄される 否定されるたびに自分に蓋をする 世代だろって 聞き飽きた  僕の価値を与えられる 選べるなら選びたい スーツに忍ばせ くすぶる夢の使い道を  そう簡単にはいかない 自分を信じさせて 尻尾を巻いて帰っても 迎えてくれるのはぎこちない優しさ 僕は戻らない 探すんだ  ずっと待ち合わせの場所に咲くあの花を 思い出す 焦りと一緒に心が揺れる 一歩進むたびに自分が薄れていく 時代だろって 聞き飽きた  過去の価値を考えている 戻れるなら戻りたい でも走らなきゃいけない理由を同時に持ってるんだ  そう簡単にはいかない 自分を信じさせて 尻尾を巻いて帰っても 待ち合わせの場所に君はもういない 僕は戻らない そう吐き捨てても そう簡単にはいかない 自分を感じさせて 雨風に打たれ枯れても 新しい季節に花を咲かせる 僕もそうありたい 探すんだ 続けるんだ
Horizon内田雄馬内田雄馬尾崎雄貴多保孝一多保孝一鏡と鏡が向かい合うみたい 永遠のように見える日々 いま空も大地も 僕らを繰り返し 映し続ける この手の中の画面も 君はどう感じる? この繰り返しを 虚無だと言うの 笑い飛ばすの 日が落ちるころには わからなくなって 変わらぬ宇宙 見つめる二つの目  砂を蹴って呼吸と一緒の一歩 星の数ほどもある 闇の間に見いだす 一筋燃える光  明日を掴め 地平線の隙間 身を乗り出して求める 僕らだけの理由(わけ)を 意味は考えずに 薄霧の向こうへ 何度も投げかける声 反響する音で広さを知る  鏡と鏡を伝って進む 手のひらに感じる暖かさ いまあなたも僕も ここに立っていて ふと気付いたと 画面から目をあげて  水面を滑って鼓動と一緒になる 星の数ほどもある 疑問の中 見つけて 大きく仰ぐ光  明日を引き寄せ 地平線の隙間 身を乗り出して確かめる 僕らだけの苦悩も 意味を振り切って 薄霧の向こうへ何度も投げかける声 反響する音は広がり続け  明日を胸に 地平線の隙間 身を乗り出して掴み取る 僕らだけの羽根を 意味はずっと後 付いてくるはずだって 何度も投げかけよう声 反響する音で わかったよ僕は このために歌って 何度も投げかけている 反射する光を見るために
JOURNEY内田雄馬内田雄馬尾崎雄貴多保孝一尾崎雄貴もう行かなきゃ ドアを押し開け 眩しくても 目はつぶらない さぁ前へ 前へ 最初はひとりでも  青い木々を透かし 散り散りになった光が落ちて “こうしたい”と 思う気持ちが 僕のすぐそばを 追いかけていった  wow oh oh 後悔する気がして wow oh oh 抑えられない焦り 自由への焦り  もう行くんだ 迷いを追い越してく 僕が何なのか 知りたいから選ぶんだ やり直せなくても マウンドに上がるみたいに背負って 確信を描いて ああ出来るさ さぁ前へ前へ 今は不安だって  混沌の渦の中 風に舞う切符 行く先も知らず 今だって思う気持ちが 僕の目の前を 風にあおられて  wow oh oh 何もわからぬまま wow oh oh 握りしめたのは 自由への震え  もう決めたよ そうこの方角へ 向かい風の方へ なぜかわからないけど ただそうしたい さぁ行かなきゃ 頬をぴしゃりと叩いて 怖くっても たぶんそれがいい さぁ前へ 前へ 行く末をみていて 出来るさ さぁ前へ前へ 僕は信じている
TorchBBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴開けっ放しのドアを 強く閉じる音で すべては崩れ 出口は塞がれ 君の涙で溺れるの待つ ふたりで取りあう光 踊りあう影を縫って 繋ぎ止めあって 君の冷たさを知った 君の温かさを知った まだ間に合うはず  あなたの体温を確かめる 諦めた違いを手を取り合って探る どこ?どこ?どんな形? 肌と肌擦れ合ってる 心の音  開けっ放しの窓辺 ふり積もる雪の音 すべて癒され 元どおりになったと そう思うだけの時間を過ごし ふたりを映す鏡に 塗りたくる問いをぬぐって また見つめあって 君の横顔をみた 君の口の端をみた まだ愛してるの  あなたの限りを確かめる 揺り戻す痛みに手を取り合って触れていく どこ?どこ?どんな形? 肌と肌 擦れ合ってる 心の音  君の荷物 僕の荷物 重荷を入れた段ボール この場所で起こったことが 今更特別になって  ここからは そう一人で歩かなきゃ 受け入れた終わりと手を取り合って生きる
だいすきBBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴君からの返信を待っている 自尊心だけが膨らみ 真っ白な壁を汚す 映らぬ鏡を睨め回して  不安の波をクルーズ 反転する日の光を浴びて ログインボーナス ぐっとこない 分かりやすいメッセージを望む  どうしたんだ???????  不安の波をクルーズ 反転する日の光を 混乱の中で凝視する 分かりやすいメッセージを望む  不安の波をクルーズ 分かりやすいメッセージを望む 君の言う“ぬくもり”はすぐに去って 分かりやすいメッセージを望む
友達へBBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴午前2時半 電話を掛けた 君に言うことはくだらないことの後付けでよかった 興味ない話題も 僕らは魔法で 心に刻む会話に変えた 特別すぎた 少しの変化なら 上手くかわせたけど 上に登ってくほど 君は変わっていった 気にしないよ なぜならフレンズ 僕だけが知ってるんだ 君の骨の色  いつだったけ飛んでったチャンス燃やして 車を走らせ 失敗を重ねて 楽しかった 夜通し騒いで若さを燃やして 虚ろな理由に熱い乾杯をして 楽しかった  午後2時半 代償のハングオーバー 嬉しい報せをくだらないことに混ぜ込み君は言う “そういえば 言ってないね この前婚約したよ 美しい素晴らしい人と” 君の骨の色  いつだったけしくじった日々笑って 街中まわって あの丘に 寝転がって 楽しかった 夜通し語って Tシャツを脱ぎ捨て 限りある自由に熱い乾杯をして 楽しかった
Mirror MirrorBBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴1人目は位置について 2人目に薔薇を渡した 2人目はトゲを抜いて 3人目にキスをする 相互の同意 愛のコミュニケーション 応答は強制 落としたアプリケーション 何人もの目が涙をたたえ僕らを見ている  1人目は位置について 2人目に薔薇を渡した 2人目はトゲを抜いて “続けられない”と言った 1人目は位置について 2人目に薔薇を渡した 2人目はトゲを抜いて――抜いて――抜いて  1人目は位置を外れ 2人目は薔薇を燃やした 2人目は笑い転げて “続けているよ”と言った 1人目はどこかへ行って 2人目は森を燃やした 2人目は涙を拭いて 3人目にキスをする
バックBBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴バックシートに座って 歌って 歌って 光の糸を目で追った 眠っては覚めて  迫り来るペイデイ 来たる冬へ駒を進め とんだ災難が斧を振り下ろす 僕らの王国に守り人は誰もいない たった1台の希望があるんだ  バックしてもう一度バックして 僕と君の間違いを探す それから場違いな服を選ぶ グッドラックしてボリュームをアップして アクセルをべた踏む前に 例え話をしよう  ついに迎えるペイデイ 逃れられないその定め とんだ運命が槌を振り下ろす 僕らの王国に 裁き人は誰もいない たった2人でずっとやってきただろ  バックしてもう一度バックして 僕と君の間違いを探す それから場違いな服を選ぶ グッドラックしてボリュームをアップして アクセルをべた踏む前に 例え話をしよう  バックしてもう一度バックして 僕と君の決断を下す それから場違いな歌をうたう 抱きしめてくれ もう一度キスしてくれ アクセルをベタ踏んだ後に そのまま突っ走れるように
リビドーBBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴そう 言うならばリビドー 持ち合わせた性を 飼い慣らして ゲームの席に座る 君からの電話を 聞いた後のメッセージ 終わったはずの チャンスだった  君との待ち合わせに 遅れたのは迷いがあったから アクシデント 予約の店がいっぱい スマホを2人していじる  君が言うなら黄色 まずは店に入ろう 何を飲もうかな 目配せをして確かめ合う 君が言うなら黄色 まずは乾杯しようよ 何を言うべきか 舌がもつれる寸前でも 喋ろう!喋ろう…(見つめあって) 喋ろう!喋ろう…(だまらないで) 君が言わない青は 大いなる価値そのもの 何を飲もうかな 目配せをして  そう 詰め寄るだけでは お互い分からず 突き放して 限界を探り合って  君からのカードを引いた後のメッセージ こうなるはずじゃないと焦ればいい  うんざり そんな風に 駆け引きするの好きじゃないんだ いつだって 君の話題で一杯 スマホを膝の上でいじる  君が言うなら黄色 席を外れ数分 鏡の中へと 目配せをして確かめ合う 君が言うならいいよ まずは乾杯しようよ 分かり合えるか 足がもつれる寸前でも 喋ろう!喋ろう…(向かい合って) 喋ろう!喋ろう…(一歩ひいて) 君が知らない色は 僕だけの価値そのもの 何を飲もうかな 目配せをして  君が言わない青は 君が知らない色は
この世界で家入レオ家入レオ尾崎雄貴尾崎雄貴尾崎雄貴この世界はなぜ 私を欺き 突き放すんだろう  この世界はなぜ 胸の中かき乱し 繰り返すんだろう わかりきったことを あなたに  問いただしてしまう 温もりを感じたくて 簡単に砕ける 氷の上でも進めるのは  愛のほつれも 隠した傷も あなたがみつめていた でもおねがい 痛みは 奪わないで  この世界にいる 真実は鋭く 触れては傷ついて そこに意味を求めている  遠ざけてしまう 1人になりたくないのに 闇の中 揺れてる たった一つみつけた 小さな火  愛の眠気も 隠した感情も あなたに向けて歌えば 聞こえるかな こんなに遠くても  この世界で 抱きしめている 氷の上を 確かな足取りで歩ける  愛のほつれも 隠した傷も あなたがいるそれだけで 悪くはないと 言える 受け入れてみる 愛の言葉は うつむかず言うよ あなたの前を歩いていくから  おねがい 私をみつめていて
ロックフェスBBHFBBHF尾崎雄貴尾崎雄貴前に見た 前に聴いた 前に言った 見飽きた 聞き飽きた 言うのも もううんざり だった 考えをまとめさせて 移り変わり繰り返す 口論 愛の応酬 失速していく 君のスピードと反比例 “こんなバンド前にもいなかったっけ” ボリュームを落として  会いにいこう 会いにいこう 君の友達に ハイウェイを 下っていく 何度でも 何度でも アルバムをかけよう そこのケースをとってくれ(中身は見ちゃダメ) 神秘性が薄れて 霧が晴れていくのを 心から残念に思ってたよ  あれお気に召さない? じゃあ捨てればいい 紙吹雪みたいにして まいてくれよ 歳を重ねても 13歳の文才 “なんか心に刺さってこないのよね” 指を滑らせて こぼれたハート拾う “で結局このバンドなんて名前なの?” ボリュームを上げて  会いにいこう 会いにいこう 君の友達に ハイウェイを 下っていく 何度でも 何度でも アルバムを覚えよう そこのケースをとってくれ(中身は見ちゃダメ) 神秘性が薄れて 霧が晴れていくのを 心から残念に思ってた  テントと明かり 押し付けがましい喧騒へと  会いにいこう 会いにいこう 君の恋人に ハイウェイを抜け出て 何度でも 何度でも アルバムをかけたかった そこのケースをとってくれ(中身は見ちゃダメ) 神秘性が薄れて 霧が晴れていくのを 心から残念に思ってたよ
パパの時計家入レオ家入レオ尾崎雄貴尾崎雄貴尾崎雄貴ダイブしてみてよ夕焼け映る海めがけてほら 君の腕につけられたパパの時計を僕に見せてよ ところで君は誰と居たい?夕焼け映る海めがけてほら ここに来た理由なんか全部忘れてさ ついてきてくれよ  時計は止めて (今日だけだよ) でも日は沈む (流れに身を任せて) その手を伸ばし (熱くなっている) すべてを見つめる!  君が気にすること それは僕との時間(だけ) 君が笑えるなら 何でもするよ 君が手にするもの それは僕の心 君が泣けてくるなら 胸を貸すから  ちょっと待ってよどこいくの? 気のないフリ 冷めてるフリをして 君は腕につけられたパパの時計を確かめて言った “わたし苦手、こういうの 若気のいたりとかそんな感じでしょ?” かもね でも理由なんて 考える気さえまったくないんだ  時計は止めて (イマだけだよ) でも日は沈む (心に身を任せて) 音が消えたら (景色は変わり) 君の目見つめ  僕が気にすること それは君の気持ち(だけ) 僕が受け止められたら 針を進めて 君が手にするもの それは僕の心 君が縛られるそれを ほどいてみせる  水面に映る太陽が 沈む前に決めなきゃ 何をどうしたいかを 切なくなるくらい短いチャンス  僕が感じること それは確かなもの  君が気にすること それは今この瞬間(だけ) 僕が追い風起こすから ボートに乗って 君は放り投げる 君のパパのゴツい時計 僕ら何かをやらかす 準備ができたんだ
大事なものすべて家入レオ家入レオ尾崎雄貴尾崎雄貴・Christopher Chu尾崎雄貴・ポップ・エトセトラ指と指つなぎつくる 窓の向こうに見えた 大事なものすべてだったり それを包む青空を  どうやって君に見せよう これは幻じゃないのに 昨日見た夢の話みたいに伝え方に困ってしまう この距離は暗闇 いや そうじゃないね ひと一人分の心の大きさだ 飛び越えて君に届けに行かなきゃ  勇気の力を握って 未来へと走り出せ すべてはその先に咲いている 笑顔のために  手と手を握ってつくる 愛をまだ知りもしないのに 大事なものすべてだったら 不思議と全部を見渡せた  でもどれを選ぼう 比べられないよどれ一つ分も いまこの瞬間も 僕の胸の中 かき乱している  勇気の力を握って 未来へと走り出せ すべてはその先に咲いている 笑顔のために  この重みは重力 いや そうじゃなくて 君一人分の心の暖かさ 抱きしめて君に伝えに行かなかきゃ  勇気の力を握って 未来へと走り出せ すべてはこの先に咲いている 花  勇気の旗を掲げて 今ここに辿り着く すべては目の前に咲いている 愛の花のため
Relax家入レオ家入レオ尾崎雄貴尾崎雄貴尾崎雄貴街の人混みの中で 誰も彼もがつまんない顔をしてる ように見えるのはきっと私のせいね  なんでもなるようになるような 感じを頭上の巨大なモニターが歌う 耳にも入らないから  そっと私を連れ出して 星空と言葉とネオン 語り部はあなたがいい 今すぐ 今すぐに 待ち続けていたの 手のひらがほら冷たい リラックス でも落ち着くなんて無理よ  街の人混みの中を あなたの背中に乗って低空飛行して なんだか別の国にいるみたいな気分 誰ひとり追いつくことが出来ない あなたは一万回のキスをする すべて忘れ 洗い流し まるで強いアルコールみたいに  きっと私を連れ出すわ 場違いな色になる いずれは醒める酔いでも 今すぐ 今すぐに どこへでも行けるよ 手のひらはあなたのもの リラックス ほら落ち着くなんて無理よ  Up 星に手がついた (夜空) Downあなたと横になる (草むらで) Up 星に手がついた (触れて) Stay 今夜もまた (そばにいて)  そっと私を連れ出して 物語のページを 手をそえめくってよ 今すぐ 今すぐに 涙がでてくるわ すべてがあなたのもの リラックス だめ落ち着くなんて無理よ
フレンズ入野自由入野自由尾崎雄貴尾崎雄貴尾崎雄貴今何時だっけ 君に聞く “3時ちょっと前” 君が答える 散々迷ってこれに決めた いちごのガムに赤いキャンディー  うだるような暑さでも 待ちぼうけも悪くはない ガードレールに腰掛けながら 飲み込むガムに赤いソーダ  このまま来なくてもいい どうだって いい そんな気持ちだったよ 君はどうだろう  僕らいつも空虚だった 遅れても気にしないだろ この天気も夏のニュースも ずっと向こうにあった 今何時だっけ 君に聞く “3時ちょっと過ぎ” 君が答える 誰も来ないよ たぶんずっと来ないだろう  誰だってそう 僕らもそう 街を囲むフェンスにただ 真っ白い指をひっかけながら 飲み込む本音と赤いソーダ  このまま来なくてもいい どうだって いい そう言い続けているけど ここで待ってた  僕らみんな空虚だった 忘れても気にしないでよ この天気も夏のだるさも なんか気に食わなかった 今何時だっけ 君に聞く “電池切れた” 君が答える 誰も来ないよ たぶんずっと  僕と君は知ってたんだ 忘れても消えないってさ この天気も夏の恋路も アスファルトにへばってる “無駄になる”って 君に言う “さぁどうかな”って君は答える 誰も来ないよ たぶんずっと来ないだろう  ガードレールに腰掛けながら 何かを待ってるフリをしよう  空虚だった 空虚だった 忘れても消えないんだよ  空虚と一緒に 飲み込むガムに赤いソーダ
同級生押尾コータロー with Yuuki Ozaki (from Galileo Galilei)押尾コータロー with Yuuki Ozaki (from Galileo Galilei)尾崎雄貴押尾コータローGalileo Galilei時計のいらない はかれない長さの春を 浮き立っては歩いていく 二人の距離 数センチが とても遠い  ほら今 飛び立て 夏の雲を手で掴んだ 形がなく くすぐったい ような気持ちで 風に吹かれ 焦っていた いこう  覚えているかい どこへいくのか 決めないでいいよ このまま続けよう  時計の針を巻こう 境目のみえない秋に 身を縮めて歩いていく 二人の距離 数センチは 特別な何かで  思い出せるかい 出会った日のこと 今も変わらず あのまま続いてる  ほら今 飛び立とう 巡りゆく季節の端で 思うことは どこまでいけるかってことで 風に吹かれ 期待してた いつまでも
車輪の軸Galileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo GalileiGalileo Galilei軋みがちな 車輪の軸に さぁ油をさして 床を転がしてみよう 散らかりがちな デスクの上を かきわけながら 煙を吐いて進む  頬杖つく人たちの 腕のアーチ橋をくぐって  キスして手をのせよ あしたのまぶたに 手を振る誰かは 君に似ている そっと指で摘まんで そばにいてくれと 育て飽きた花を 愛せるか  飽きてみても 見つけてみても 何もなくて 何もなくて 間に合わせで つくった軸も いつまでもつかな どこまでもつかな  電車を待つ人たちの ぼんやりを横切って  追いかけてく  キスしてさよならだ 過ぎ去ってく日々に 手をもつ誰かは 君に似ている ぎゅっと指でつかむ ハンカチ風に舞う 見飽きた手品も 愛せたら  もういちど ほら、もういちど
ハローグッバイGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴Galileo Galileiこんな時間にすいません でも夜が長すぎたので 君の声聞きたくなったよ 寝ぼけた声で笑ってよ 「ほら、雀が鳴いた」 そんなどうでもいい事話してよ  歩くだけ歩いて疲れて 渡り鳥は飛んでゆくよ 朝も一緒に連れていけよ こんなに傷つくのなら 「ほら、雨が止まないね」 そんなどうでもいい事話してよ  こんな我侭な僕の手を離さなかった君に ハローグッバイ言わなきゃな  すれ違っては傷ついて それでも二人は黙って 流れ出たモノを見つめて 腐っていくと笑うのさ 「ほら、雀が鳴いた」 ねぇ どうでもいい事話してよ  こんな腐っちゃった声を聞いてくれた君に ハローグッバイ言わなきゃな  もう君は居ないけど雀の声は聞こえるよ ハローグッバイ こんな腐っちゃった声を自分で潰して初めて ハローグッバイ  言えたよ
カンフーボーイGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴君の顔はアザだらけ 今日もぐったり家に着く 奴らが君にしたことは そりゃもう くそ“イジメ”ってやつだった  ヘイジョー マーシャルアーツを習えよ チャイナタウンの隅で さあほら自分を信じて飛び出せよ  半年と3日も過ぎれば 君はフォースだって感じとり 人気ない路地裏で奴らに 一発おみまいしてやった  ヘイジョー 報われただろう だけどさ カンフー映画みたいに 奴らの命まで奪っちゃだめだったな
ゴーストGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴裏庭に君の身体を埋めた 僕の魂も埋めてしまいたい 言われるままベッドにいたけど 寝静まる頃には 抜けだして  夜中の街を自転車でかっ飛ばした 君がいる気がして 君がいる気がして どんな恐ろしい儀式をしたって 君はかえらない 君はかえらない そんなことは しってる  いいかげんにしろと僕を叱る 彼らが代わりに死ねばよかった 滅茶苦茶な心の矛先を まわりのすべてに振りかざした  ネオンの街を自転車でかっ飛ばした それがすべてじゃない それがすべてじゃないんだ そんなことを誰にさとされたって 君の代わりなんてない 君の代わりなんてないんだ バチがあたって自転車で素っ転んだ 二度と笑えない 二度と笑わない この亀裂すら埋めてしまったのなら 何かが大きく 変わってしまう 僕はそれが 怖かった!
ウェンズデイGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴どうでもいい葬式で きみの姿をみたよ ずっと髪をいじくっていた ウェンズディアダムスみたい 唇だけが鮮やか 白と黒と紺色の絹  目配せして 席を外した 葬儀屋の裏で僕らはつながる いつも誰かの 不自然な死が きみのしたの茂みに火をつける  また誰かの葬式で きみに会えたらいいのにと 夜になると考えていた いつのまにか僕は 鮮やかな君の色を 死ぬ程欲しがるようになっていた  ウェンズディきみは たぶん殺してる そんなこと最初やったとき知ってた 僕は誰かの 不自然な死を 心から望んでしまうんだよ 目配せして 席を外した 葬儀屋の裏で激しくつながる いつも誰かの 不自然な死が きみのしたの茂みに火をつける
ベッドGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴無理しないで ほしいだけよ ここにいてよ 笑ってみて! それでもあなたは “心配しないで”って 全然分かっていないみたい  言葉の端 指でつまみ 闘牛士のまねごとだね ひらひらさせても 私には無意味よ 退屈な理屈を今はおろして  いこうよベッド 眠ろう ふたりで明日へ 繋がることすら あなたは戸惑ってる 怖がらないで窓を開け放ってよ  急ぎすぎて 転ぶ前に 私の手を握ってみて それから庭にでて 気持ちを打ち明けて 私はそういう風にいたいの  いこうよベッド 眠ろう ふたりで明日へ 繋がれなくても あなたを待っているよ だから今はあなたのそばにいさせて
鳥と鳥Galileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴自転車に乗って風のはやさで むせ返るくらい花の香る 3番通りの坂を下っていく 輝きにみちた夏の歌を 叫びながら馬鹿をやっている そんな君を窓からみていた 身体を呪いながら  あの頃 そんな少年達のあいだで流行っていたシネマの裏にある 秘密の場所では 血の誓いを結びあったりさ どうなってもおかしくないこと 知らないから なんでもできたんだ  「そう いつだって 大人たちが不安がっても 知りもしないで」 そう呟いて窓を閉じた 秘密なら僕も持ってたよ 毎晩 夢のなかで君になっていた  そして僕が君に会ったのは 週末つれられてく教会 ふてくされ よそみをしていた 君は僕をすぐに見つけてさ 少年同士らしいはやさで 笑いあって友達になっていた 光が射していた  もういつだって君とおなじ そう思ってた でもそうじゃなくて あの日だけ それっきりだった 鳥かごを覗いた鳥と眼があっただけだ 夢もみなくなって  なんとか大人になれた僕は 今さらみるようになったんだ 鳥かごの中から君に さよならを言う さよならを言う 何度も さよならを言う さよならを言う 永遠の夢 永遠の影
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
燃える森と氷河Galileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴はじまりはこんな冬の くそ寒い一日で 振りだしに戻るつもりで すべてを投げだすつもりで 凍てついた池のそばで びしょぬれのシャツの端を 石にくくりつけてたら 君が僕をみつけて みつけて笑ってた ほんとに綺麗だった あぁそうだ あの日は この世の終わりみたいな空で  僕らが身体をゆすり ひとつになるほどに 今何度目の朝なのか わからないってカンジさ 燃えさかる森のなかで 一番好きなものはなに? はじける氷河のなかで 一番好きなものはなに? みつけて笑ってた ほんとに綺麗だった あぁそうだ あの日は この世の終わりみたいな空で  それからはこんな夏の くそ暑い一日まで 転がってくように生きて すべてを受け入れてきた 睡蓮の池のそばで 膝をおり水を飲んで 何羽かの兎を食べ 何人か子供をつくる みつけて笑ってた ほんとに奇麗だった あぁそうだ あの日は この世の終わりみたいな空で
日曜Galileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴・尾崎和樹君は少し生真面目すぎて いくつかの夜眠れない 肩の荷を下ろして寄りかかれよ これからはそうしなよ  日曜のソファー ドラマに向けて僕は言った 「もっと上手くやれるだろ」  それから 君が話す大事なこと
ユニークGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴銀行に預けた日々 数えては眠りにつく 彼がみる意味のない夢は ほんとうに意味がなかった 底なしに  味気のない朝食をとり 水気のないオレンジを切る 象れない想いも同じ 彼らしい手際の良さで 切り離す  ドアをあけて エレベーターに乗って 彼は想う 訪れる死を想う  暗がりに預けた肩 疲れきり上着を脱ぐ 彼がみる意味のない夢は 唯一残った彼のユニーク
ブルースGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴どうか 教えてくれ僕に 出口を ねじ込んだ 偽の鍵は折れて もう開かない  愛は噛み砕かれて ガムのように膨らんで 狭過ぎるこの部屋の中で 僕らを押しつぶしていった パンと乾いた音が鳴って すべてが消え去ってしまうと 無駄にしてしまった時間と 落ちていく自分を見ていた ああもう いかなきゃ  クソだ このアルバムはクソだ ウソだよ そうだ この感情はないほうがいい 断ち切ってはまわれ右 しくじってはまわれ右 触れたいのに どうやって抜けたらいい? どうやって断ち切れる? どうせ気づく  愛は紙くずだった 可燃性の乾いた愛は 暗過ぎたあの部屋の中で ただ唯一の灯りとなって 焦げついてしまうその前に 誰かが水をかけやがった 光を失ったと同時に 君もいなくなってしまった だから もう いかなきゃいけないんだよ  クソだ このアルバムはクソだ ウソだよ そうだ この感情はないほうがいい
青い血Galileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴狂言的な死を 表現的な詩で 輝く血のついた爪でかく 夢見る少女たちと無垢な少年たちの 隙間を影のようにすり抜け  ここにいた ここにずっと ここにいた ここにずっと  誰もが気づかぬまま 押しつぶされていった 墓石と同じ重さの街  ヘイヘイマイマイ 遅かった 君は 永遠の気球に乗って行ってしまった  そう 光の中に 壊れる前に去った どうしてもっと早く 追いかけられなかったんだ 僕は 君を  だいたいどれも一緒 そういう目をしていた 青い血を通わせるその眼で  ここにいた ここにずっと ここにいたんだ ここにずっと  愛を愛を愛を繋いで吊った 窓のそば 黒い黒い黒い鏡割った “誰か!”  ヘイヘイマイマイ 遅かった 君はもう 手遅れだ  なぁ 光の中に 言葉を投げかけた どうしてもっと早く 大人になれないんだ 僕ら 君も
クライマーGOLD LYLICGalileo GalileiGOLD LYLICGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴Galileo Galilei僕らの山を登っていたんだ すりへってくのは 時間だけじゃない 自由を知ると 飛びたくなって あふれる気持ちに 気付いてしまうよ  今にも届きそうだよ 近づくたびにきらめき 目の前に広がる 僕らのための景色  これからだって 僕の肺は 上って降りるまで呼吸できるよ 辿り着いても“もっかい!”って感じ 目指すその頂点  疑惑を忘れては踏み込んで まっすぐ翔んでいく僕ら あえぐように宙を泳いだ手が 掴んだその刹那  駆け足の百歩に 重ねる想いが 尽きないように 崩れないように 自分を知ると 飛べなくなって あふれる気持ちも腹にくくるんだ  細めた目で睨んだ 眩しすぎる日差しと 厳しさ増してく 僕らのための景色  これからだって僕の肺は 空までついたって呼吸できるよ 朝焼けにむけ“もっかい!”って感じ 目指すその頂点  立ち止まっても足踏みして まっすぐ飛ぶチャンスをまつよ 求めた指の先突き立てて 引っ掻いたその刹那  クライマー 今すぐこの僕らに  刹那をくれ 刹那をくれ 刹那をくれ 目が覚めて しまう前に 目が覚める ような 刹那を くれよ
ボニーとクライドGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴佐孝仁司Galileo Galilei通りは真っ暗だった 私たちの家以外ぜんぶ プールに札束まいて ゼリーの枕であなたを叩く 壊れて壊れて壊れてやった  天井の星よ 瞬くのをみた? 今夜だけじゃない 毎晩輝く 戸惑う必要もないほどに満ちるのが 自分の生き方だったんだ  恐れないずっと永遠に 燃え続けてみせるわ 自分のためだけの太陽 焦がされていたい 止めないでずっと永遠に 誰にも渡しはしない 自分のためだけの太陽 焦げついて 飛び続けるのは楽じゃないけど 言わない  目隠しでわざと渡って 気づけば空を歩いてたって話 あなたは信じないけど ここにあるもの全部そうして 掴んで掴んで掴んでやった  誰かのカードを横目でみつめてる くだらない連中は 文句だけはたれる 疑う必要もないほどに信じればいい 自分が踏んだ道 だけ  悪魔と杯交わすたびに 暗く短く陰りゆく夜 あなたの車に乗って逃げだして 後部座席に寝転んで見上げた窓 流れてはしゃぐ高速の光 薄目でみながら言葉を探していた 瞬間にばっと落ちる稲妻のあと バケツをひっくりかえしたような 雨粒が車体を叩く もう戻れない 取り消せないと私に怒鳴り 責めているんだと感じたけど そんなのわかっている 自分の生き方だったんだ  恐れないずっと永遠に 燃え続けてみせるわ 自分のためだけの太陽 焦がされていたい 止めないでずっと永遠に 誰にも渡しはしない 自分のためだけの太陽 焦げついて 飛び続けるのは楽じゃないけど 言わない
嵐のあとでGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴Galileo Galileiあの日歩いた道を 君は覚えている? 砂利っぽいアスファルトと 頬撫でていく風 バイバイ って言った バイバイ って返した 遠くなった君は 振り返らなかった  蹴り上げた日は飛んで 向こう岸へいった そのまま転がって 夏の海へと落ちた 遠いって 感じ でも近い って感じだ 君のその言葉は ぴったりだと思った  突然 強くふる雨に びしょぬれの僕らの心はすれ違って それでも君は 楽しそうだった この雨が あがったら 君になぜって聞いてみよう  ぼろいバス停の屋根を ざーざー雨の音が 8のリズムで打って すべてをさえぎって あのさ って言った なに って返した それから黙ったままで 濡れた髪をいじった  突然 強くふる雨に びしょぬれの僕らの心はすれ違って それでも君は 楽しそうだった この雨が あがったら 君になぜって聞いてみよう  鞄の中に埋もれた 君と交わした約束を 突きつけてやるつもりで 引っ掻き回してた でも引っぱりだしたのはタオルで これ使えよなんてさ 何やってんだ俺ってなって  突然 あがってく雨の 最後のひとしずくが落ちるまで待っていたんだ それから君に 伝えるはずだった それも 忘れて “もう行こう”って手を引いた
信じてGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴佐孝仁司Galileo Galilei君は複雑だ また過ぎ去った 過去を取り戻そうとして 黒いタールのプールの底 泳いでいる  どうにか僕のことを思い出してくれるかい ここにいるよ ずっと ながいながい間だ 閉じていた目を開く時 痛みを感じるかもね でも  僕を信じて 今夜は  わかるんだ 強い光の中 しらふでいるのに耐えられず 自分のことも見えなくて 急に落ちて しまう  どうにかそこから ほら僕の手を掴んで 不安と一緒に 踊る 踊る 踊るんだ 絡まりあってほどけない 空にただよう星たちのよう  僕を信じて  君を 裏切らない 裏切らないよ 裏切らないよ  僕を信じて 信じて 今夜は
壊れそうになるGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴佐孝仁司Galileo Galileiどこにいて なにやって だれと会うかは知っていた 君はきっと僕のものじゃない “薬剤師”が言ってたろ つづけるのは危険だって 口づけもその他も どうにか受け取って  聞いてくれ君が もし深く悩んでいるなら 少しでも僕が 遠のけてみせる 本当なんだ 君は笑って ふらふらやり過ごそうとして 不確かな歩みが なんのせいか僕は知ってる  壊れそうになるよ 君といると 星が散るみたいに 瞬きすると 君が欲しくなる すべての手を振りほどいて ここにいさせたくなる ほんとは  冷めきったスープをまだ 僕は口に含んでいた それは君がこの皿に放る日々を飲み込めないから ここだって指差した 場所にもぐるだけなら 誰だってできるって 言う  聞いてくれ君が 僕を試しているのなら 無駄だってこと 分からせてやるよほんとなんだ ただそれも僕が ずっと生きていられたらの話 死に至らしめず生かす 毒の量を知っているんだろ  壊れそうになるよ 君といると 星が散るみたいな 若気の至り 君を理解できるよ すべてのこと後回しで なんでも “口にできる”  壊れようとしても その瞬間 君は僕に飽きる 終わりになるよ だけど欲しくなる 君の手すら切り落として ここにいさせたくなる どうしよう
TriggerYuuki Ozaki(from Galileo Galilei)Yuuki Ozaki(from Galileo Galilei)尾崎雄貴菅野よう子菅野よう子世界から弾き出されて 途方もなく細い針の上にいた バランスをとる指の先が 君に触れて独りじゃないとわかった 僕らに ただ一つ与えられてた 歪んだ羽で  生まれてから(死ぬまで) 死ぬまでに何をしたい?って聞く 君はまるで天使みたいにさ 笑うから 夏の熱に(歪んで) 燃えるビルの群れの隙間を抜け 僕らは落ちてく 最後に引き金を引いてやろう  その後は冬が来て 雪がすべてを覆う  報われないかもしれない 失えば得られるとも思わない それでも最果ての場所は 僕らにも等しく存在してる ここに居続けることはできない だからせめて  生まれてから(死ぬまで) 死ぬまで何が出来る?って聞く 僕に今は何も答えずに笑うだけ 夢の終わり(最後に) 火のついた蝶のように ひとときだけ輝き 世界の曇った目を奪う 全部奪おう  生まれてから(死ぬまで) 死ぬまで君と生きてみたいよ それは まるで神話みたいには描かれない 夏と夏を(繋いで) 歴史と螺旋の隙間を抜け 地獄へ落ちてく 最後に引き金をひいてやろう それで僕らも塵になる  その後は冬がきて 雪がすべてを覆う それからも冬がきて 雪がすべてを語る
ドブと小舟と僕らの神話(Single Ver.)Yuuki Ozaki(from Galileo Galilei)Yuuki Ozaki(from Galileo Galilei)尾崎雄貴菅野よう子菅野よう子ぜんぶ売り払い ぜんぶやりなおす こんな気分 はじめてだよ 闇夜を歩き 路地裏を抜けて 河で小舟に乗りこむ  喉が乾いて お腹が空く 愛してほしい きっと誰かから 奪ったり 奪われたり 意味なく小さな生き物を踏み殺したりする 僕らはそんなこどもたち それを愛してほしい  支配される人 虐げられる人 奪って 犯して 産んで つくって 暮らす人 石の家 王様の人 それを崖から落とす人 吐き出すための 抑えるための物語  知らなかったことを見たい それがどんなことでも 僕に与えられなかった なにかに触れたい 信じるか 否定するかは きっと章の節目で 選ぶ時間を与えられる その時 僕らは…  ぜんぶ見つけよう ぜんぶ見つめよう こんな気分 はじめてだよ 凍てつく岸で 小舟を下りて 僕は街へと歩いてく
足のつく海Yuuki Ozaki(from Galileo Galilei)Yuuki Ozaki(from Galileo Galilei)尾崎雄貴Galileo GalileiGalileo Galilei街の喧噪に探している声をきいた 今そこへいくから 品のかけらもない 光る看板と 空を覆う電柱の森で 君は暮らしている  道ゆく戦車 おもちゃの兵隊 うなる番犬がそこらじゅうにいるよ ヘリの爆音が 耳の中を ひっぱたいて どこかへ消えてった そろそろみたいだよ  火薬の匂い 命の匂い 海岸はもう人で いっぱいになっていた 海を渡って 向こう岸へ いけるかも 君の手をとった  死人みたいな色の水面をかいて進む もう二人の体温さえ伝わらなくて 怖い 空を覆った雲を夕日が染めていくけど もう泥を吸った綿にしかみえなくって “綺麗なもの”なんか 僕らのまわりには なにひとつない  風邪をひいて熱がでてる そこの島で少し休んでいこう 浜辺の岩場に 君をねかせ 僕はひとりふらふらと歩いた  夜の闇がくる  いにしえの人たちが 空に描いた 物語を すこしだけど 僕は読んできかせてやった 君はもう眠っているのに  大きすぎる宇宙に 吸い込まれそうになった ここには耳をつんざく音もなくて 眠い 帰るところを失った これからいく場所も知らない ただただ 恐怖と不安の海がつづくだけだった  もしこのまま君が 目覚めなかったらどうしよう?
HellogoodbyeGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴こんな時間にすいません でも夜が長すぎたので 君の声聞きたくなったよ 寝ぼけた声で笑ってよ 「ほら、雀が鳴いた」 そんなどうでもいい事話してよ  歩くだけ歩いて疲れて 渡り鳥は飛んでゆくよ 朝も一緒に連れていけよ こんなに傷つくのなら 「ほら、雨が止まないね」 そんなどうでもいい事話してよ  こんな我侭な僕の手を離さなかった君に ハローグッバイ言わなきゃな  すれ違っては傷ついて それでも二人は黙って 流れ出たモノを見つめて 腐っていくと笑うのさ 「ほら、雀が鳴いた」 ねぇ どうでもいい事話してよ  こんな腐っちゃった声を聞いてくれた君に ハローグッバイ言わなきゃな  もう君は居ないけど雀の声は聞こえるよ ハローグッバイ こんな腐っちゃった声を自分で潰して初めて ハローグッバイ  言えたよ
ロンリーボーイGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo Galilei・POP ETC教室のすみの席 友達はどこにもいない 女子たちの笑い声 何もここにはないよ 僕は家に帰りたい 今すぐ家に帰りたい  教師達はこの場所で ながいこと暮らしてきた しるしのない物差しは ここじゃ先人の杖 僕は家に帰りたい 今すぐ家に帰りたい  体育館裏のしげみ ぼんやりと雲をみて 鐘の音は残り2つ ポケットに入れたナイフは 自分が何にもできないこと どこにも居場所がないことを Ohロンリーボーイ  僕らは家に帰ろう 今すぐ家に帰ろう
パイロットガールGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo Galilei・POP ETC僕の苦手なバイオレットで あえて決めたりする君は 今日も 予測が不能で 理解をしたくて  いつでも数キロ先を行って 希望的観測に振る舞った スレスレの会話 理解をしたいよ  焦って君を追いかける その度に高鳴る鼓動 僕に足りない全てに この一瞬で触れられるんだ  そう君だけ 君だけなんだ ああそれでも 追いつけないかも  喉が乾いて喋れないよ ここで言わなきゃだめになるんだ どもってしまって 見つめられていた  どうにも出来ないズレを もっと開いてしまえと君は先へ 先へと行くんだ 押しつぶされそうさ  いたって君はシンプルに 壁の向こうを見透かせる 僕に見えない全てを この一瞬で受け止めていた  そう君だけ 君だけなんだ ああ分かったんだ 追いつけないこと
処女と黄金の旅Galileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo Galilei・POP ETCキャンディーすぐに齧った 千のフレーバーはシュガーレスでつまんないから 千の色に照らした欠片 まだついてるスティックを 空に投げた  白い手が受け止めて チケットだとすぐ気づいた  誰もいない遊園地にいて 輝く明かり サーカスの歓声で 目が回るよ 甘い綿菓子 いま何時? 暗いよ もういいの どうでも  あの街にはもう戻らない そうでしょ 木馬にキスして またがるだけ それでいい 金のマグカップに 注がれたソーダで 少しだけ眠いみたい そこのベンチで休めばいい  オオカミの頭みたいなかぶり物 今の気分にきっとさ ぴったりだね ロバの耳を探して 頭に手をのせてみたけど 何もないから  黒い目が見つめてた でもまだだよ ここにいてよ  だから君は遊園地にきて 優しい熱と 美しい寂しさに 火をつければ 永遠になれる いい感じ 最高ね もうぜんぶ 手遅れ  あの街にはもう戻らない そうでしょ 木馬にキスして またがるだけ それでいい 金のマグカップで乾杯しようよ そのまま眠って 目を覚ませば 君は自由
潮の扉Galileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo Galilei・POP ETCうねる魂 海岸線上を抜け 溺れずに君にたどり着けたんだ ずっとさ ずっとさ 覚えていたよ  きっとさ きっとさ 海の白いクジラが遠くで鳴いていた ドアに刻まれていた名前を  この島で 仕事を与えられたよ 壊れずに君に会えればいいな ずっとね ずっとね 考えていたよ  きっとね きっとね ここに家を建てて君と暮らすんだ まだ時間がかかるけど
フラニーの沼でGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo Galilei・POP ETC君はひとりぼっちで出来損ないの怪物と身体重ねている 同じこの沼で足をとられていた 僕を引きずり込む  あたたかい泥水 チョコレートみたいな甘い匂い 沈んでく 呼吸もままならない 苦しくてもがいた 少し息継ぎ  突き刺す 冷たい夜が 君だけ 笑っていた 笑ってるよ  ここじゃ思いのまま潔癖は守られ真実は隠される フラニーのように振る舞ってみたって ゾーイーはどこにもいない  君はもう悟っていて 分かっててやっている 僕のことも ありあまる若さと儚さを転がして 遊んでいるんだ  白い肌 僕は 僕は 君だけ 受け入れるよ 受け入れるよ
愛をGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo Galilei・POP ETC“それじゃまた” これで終わり? 駄目だよ 次なんて 僕らはこれからだよ 雨降る空模様  愛を! 酔っぱらった君は呼ぶ 愛を!  寝室のベッドで独りで寝転がってた 頭痛に頭ゆらし 苦いのを飲み込んだ  正攻法でいこうと思う 猫みたい するりと逃げ トイレに身を隠した 君はね呟いていた  愛を! EDMが鳴り止んで 僕を  言葉がでてこない 君に何も言えない 酔いが醒めてしまった 酔いが醒めてしまった  少しだけでも 昨日より近くへ ビンを底まであおってやったんだ 今夜で最後 愛を! しくじったっていいさ もう 僕を  寝室のベッドで君と寝転がってた 後悔なんかないさ 後悔なんかないさ
死んだようにGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo Galilei・POP ETC覆いかぶさる夜 凍えさせようとする 落ちるように身を投げて 僕を見て言った 「うんざりしていたの」  「遠く突き放されてく気がしていた」 「私自身をどこかで失くしてる」 あぁでもそれはどこ? それは何? 教えてよ 「分からないよ 今はもう ただ眠いだけ」  失うことだけを 君は恐れていて 僕は君になにも 与えられないようだ 「知らない人みたい」  「あなたの表情さえ見えなくて」 「冷たい夜に陰り 身を隠す」 あぁ僕はここだよ 近づいて 触れてくれ 目を閉じて 君はもう ただ眠るだけ
Oh, Oh!Galileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo Galilei・POP ETCOh Oh Oh  また夢で思い出す ここから君だけ消え去り あの嘘を選んだ日 おそらくもう失くしていた  何度も呼ぶ声に 何度も探す声に 何度気づけなかった? 僕らは…  Oh Oh Oh  ふらついた足取りで 記憶の底の壁伝い 見つけよう 君の声 もう一度最初に戻れたら  何度だって呼ぶんだ 何度だって探そう 夜が明け 僕たちを取り戻す  駅のホームにも あのベンチにも この通りにも君はいなくて いきつけの店 古い映画館 全ての場所に僕は戻った そして悟った もう終わりだと 君は二人の全てを過ぎ去っていったんだと
BirthdayGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo Galilei・POP ETCバースデイ 生まれおちた まぶしい光 悪魔の子 天使の子だった  愛を知る頃には戸惑っていた いったい僕は何になるんだろう? Ah  花咲く通りだけを駆け抜けてきた 色づく春と香りに満ちて  とりかこむ自由が僕を脅かして 泣いてみたり笑ったりしていた  ちいさな虫をつかまえていた 走り回ってどこかへ行って ここまでおいで ここまでおいで 君と出会った…君と出会った!  廻り続けている 砂時計をどうか 止められたらって 思うくらい 思うくらいだよ  バースデイ 生まれおちた まぶしい光 悪魔の子 天使の子だった 愛を知る頃には戸惑っていた いったい僕は何になるんだろう? Ah
サークルゲームPLATINA LYLICGalileo GalileiPLATINA LYLICGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo GalileiGalileo Galilei・POP ETC忘れな草が咲く頃に 花びらの色 思い出す 静かな目をしたあの子と高く空に上っていく夢  飛行機雲を日向に描くロケットボーイズと 眺めて笑う突拍子のない慈愛を胸に抱くガールズ 時はぐるぐる そんな僕らもみんないなくなって おざなりになるくらい目まぐるしい日々に切なくなる  「いつかまたここでね」 さよならの声がいつまでも響いて 背中を押すこともなく僕らを繋いだ  曖昧なことも単純なこともみんな色付いていく 言葉にならない このくすぶった気持ち抱きしめていたいよ 曖昧なことも単純なこともみんな同じだって 僕らの歌 この胸の真ん中で 花を咲かせている  駆け出した一人の午後 だあれもいない街をくぐり 廻る遊びからいちぬけて 君のことを思い出にしてしまう  サークルゲームを続けて 僕は祈って君は歌う 消えない幻を叶えよう だから祈って僕は歌う  サークルゲームを続けよう 僕らは跳ねて重みを知る 変わる喜びや悲しみを ここで祈って歌にしてみたりする  「やっとまた会えたね」 懐かしい君の声がする 気付けば僕らは宙に浮かびあがって 時に追いやられ  曖昧なことも単純なこともみんな花びらのよう 漂いながら空を廻っているだけ 振り返らないで 風に運ばれた忘れな草が みんな追い越していく 僕らの歌 ずっと先にあの色の花を咲かせている
ElectrolandGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo GalileiGalileo Galileiしかめた顔で枕を叩く「ほらねうまくいきっこないの」と ドアを開けててすぐにいくから 誰にも君を閉じ込めさせない 宙返りでベッドを抜け 天井はいつのまにか消えて もう1回宙返りで 逆さまに二人は落ちていく 闇の中へ  驚く顔につられて笑う「ほらねすぐそこにあったよ」 永遠の冬 溶けない雪と 凍える事のない止まった時計 君の涙を湛えた川に 二人同じくらいの足どりで 宙返りで飛び込んだら 逆さまに二人は落ちていく  朝焼けがもうそこまできている 染み込んだ明かりが僕らを照らした 影差す不安と踊り明かそう せめて瞼が開くまでは 1, 2, 3じゃ何も消えない でも1, 2, 3で目をつむって 影差す不安と踊り明かそう 僕は君のとなりで歌う  疲れた顔で枕を叩く「だめだもう続けられない」 ベッドの上で毛布をかぶり 君はもう眠って 宙返りでベッドを抜け 天井はいつのまにか消えて もう一回宙返りで逆さまに君は落ちていく 闇の中へ  朝焼けがもうそこまできている 染み込んだ明かりが僕らを照らした 影差す不安と踊りあかそう せめて瞼が開くまでは 1, 2, 3じゃ何も消えない でも1, 2, 3で目をつむって 影差す不安と踊りあかそう 僕は君のとなりで歌う  朝焼けがもうそこまできている 染み込んだ明かりが僕らを照らした 影差す不安と踊りあかそう せめて瞼が開くまでは 1, 2, 3じゃ何も消えない でも1, 2, 3で目をつむって 影差す不安と踊りあかそう 僕は君のとなりで歌う 闇の中で
JonathanGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo GalileiGalileo Galilei・POP ETC愛されたいと思っていたいよ 浜辺で見つけたオイルランプに藍の灯 最期に もう一回 内緒でライト買って 朝から抱いてる僕の頭痛はアイロニー 最期に  やりたい 言ってよ 空いてる 今を生かしたい いつか終わるから 斜に構えてたって意味ない 誘ってるの? ちがうでしょ バイバイ 今日から僕は鳥になる そうだよジョナサン 光を帯びて いつだって飛び去っていけるのに もう なんとなくと 見逃して  もうできないと思ってたんだ 浜辺で見つけたオイルランプはトランクで錆びてる 「あいつは何にもみえてないよ」 そんな言葉が浮かんでは消えたアイロニー 最期だ  やりたい 言ってよ 空いてる 今を生かしたい いつか終わるから 斜に構えてたって意味ない 誘ってるの? ちがうでしょ バイバイ 今日から僕は鳥になる そうだよジョナサン 光を帯びて いつだって飛び去っていけるのに もう  なんとなくと 見逃して 転がして 飛ばない君は 何度だって 最期だって 今だって ここにいるよね  そうじゃなくて 僕だって 君だって あるべき場所があってさって言ってるんだ なんで僕は泣いているんだろう
Sex and SummerGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo Galilei自分に恋をする僕らは 借り物の車を走らせ 仲間たちと広い丘で遊んでる それでも何かが違うと 忘れ去られた路地の先 手つかずの大きな壁を見つけた  青色のペンキを買ってきて塗ろう ツバメの飾りを持ってきて飛ばそう 「君に似た男の子を描こう」 「君に似た女の子を描こう」  丸描いて指先で伸ばして 滲んだら端っこをかさねて 飛び跳ねて浮かんだらそのまま 虹と虹つなげたら帰ろう 暗くなる暗くなる夜だ また会える また会える明日を迎えよう 迎えてもきっと あの丘で変わらない日々が過ぎて 僕らは結局は飛べ(ば)ない  あの時から僕が踏み切れない奴でいること 君はたぶん分かってるんだろう いやそれとももう考えることもやめて また後部座席で気だるそうにしてるのかい  そのうち油が切れたそいつを乗り捨てて なにかしらを悟った君はいなくなって 置いてけぼりにされた僕は 未だにあの1日を夢に見ている  丸描いて指先で伸ばして 滲んだら端っこをかさねて 飛び跳ねて浮かんだらそのまま 虹と虹つなげたら君に 愛してる愛してる言わなきゃ また会える また会えるあの日に戻れたら 戻れてもきっと あの丘で変わらない日々が過ぎて 僕らは結局は飛べ(ば)ない
時計塔Galileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo Galilei君の街に影を滑らした時計塔は歌う僕らのことを 真鍮の歯車と軸がチクタクチクタク鳴っている それも今じゃダサイ甲冑と逆さのマンジが集う場所で 1万の無慈悲な革靴がザクザクカツカツ鳴っている  明日の船はアメリカへ 君だけでも逃げてくれ (嫌だよ逃げない、あなたとここにいる) 君の叔父が大学だってなんだって良くしてくれるさ (嫌だよ逃げない、私も一緒だよ)  船の汽笛が 僕らの淡い恋の終わりを寝ぼけて決めつけても ねえ泣かないで 乾いた涙の跡を辿ってまた会えるから  あれから数年たったけれど時計塔は歌う僕らのことを 変わらずに歯車と軸はチクタクチクタク鳴っている そして今やダサい甲冑と逆さのマンジは煤をかぶり 踏みにじり疲れた革靴は足跡残して消えていく  明日の船は君を乗せて つのる恋を運んでくる (はやく会いたいよ、待ちきれなくなって) 真夜中の路地を抜けて時計塔に忍び込む 螺旋階段を 急いで駆け上る  海を見渡して 朝焼けの向こうに小さな影が見えた気がした 名前を呼んだ 潮風にあてられた僕らは誰よりもハイになっていく  時計塔の鐘は 時代の移り変わる音を高らかに響かせる 泣かないで 乾いた涙の跡を辿ってまた会えるから
コウモリかモグラGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo Galileiどうあいがたって分かっちゃくれないよ 価値のあるやつなんてほんの一握りだってことをさ 君は僕の手を引いて連れ出そうとするけれど 僕の出した答えを書き直すことはできないだろ  マイフレンド 共感することない僕らが マイフレンド 何かを変えられるはずがないよ  場合によってはそうだね 胸をうたれて泣くのかも 次の日にはどうだい 何事も元通りでいいんだ 希望だってよく見てるぜ 身の程にあったシャツさ 気負わない程度に 真面目にやってもかまわないだろ  マイフレンド どうか君は僕らのことを知らないふりして笑っていてくれ かまわず行けよ
リジーGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo Galileiどうだい、もうおつかいには慣れた? 赤い三輪車と天使の羽は 三番街のポプラが夢にみる  わけわかんないくらいの光で どうにかちょっと笑えるくらいの 日なたの中でひとりぼっち  急な夕立がいたずらの灯を消す 甘いキャンディーは溶けて 泣いたって駄目だよ 冷たい木のウロに ひざを抱いて隠れたら  君はもう一度小さな灯をともした 凍えないように消えてしまわぬように まっ暗闇の中で誰かの手をさがした まっ暗闇の中で君は愛をさがした
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
夢に唄えばGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo Galilei押しては返している青に揺られて 雲が船を漕ぐ夏の空には 白い馬駈ける朔のゆりかご 君の物語で眠ってしまうよ  アラームは僕たちの首根っこに輪をかけて 引っ張っては笑って怒鳴ってるよ しつけのできない犬は 丸くなって夢を見るだけさ  Tonight おどけて歌うのさ今は Tonight やり過ごすだけでいいから  欲張ってまだ足りない そんな人生 何度か見ていると同じ話さ 熱にうだっている夏の線路は 冷めた風の吹く夜を待っている  抜け殻で建てた家の窓飾り立てて 中から君は僕に手を振って 磨かれた窓が映した 朝焼けと溶けあい微笑んだ  Tonight 転がっていくような感じで Tonight なるようになるだけなのさ  Tonight
Imaginary FriendsGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo Galilei起きて苛立ちだらけの夢から覚めよう 窓をあけてねじを巻くために笑ってほしいよ ベイビー ほら笑った シダの葉と木漏れ日の道を汗をかいて息を切らし 走ってどこかへ行こうぜ  太陽 照りつける日差しは影を食い殺した 角をまがり川をくだり門を開けた ここから先は  僕はいけないから 見ててあげるから きっと楽しいから だってね君の居場所は ここじゃないから ここじゃないからさよならだよ  起きて羽毛で包まれた夢から覚めよう 窓を開けてねじをまくために笑えなくなった いつかのシダの葉と木漏れ日の道は 畦を刻み時と共に年をとったらしい  急に思い立って片道切符で黄色いバスに乗る  太陽 照りつける日差しに日傘をかざした 門を開けて川を下り角を曲がる そこから先を  私覚えていなかった 忘れてしまったんだ 忘れてしまったんだ だってね君の居場所は ここじゃないから ここじゃないからさよならだよ
老人と海Galileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo Galilei「I love youは私たちの30年を食べてしまった」 父さんの声は冷たく響いて暗闇を伝っていった その声に捕まりたくなくて僕は家の裏口から 白銀色の庭にいる犬のジョンと旅にでた それは  I love youを見つけて 見つけて捕まえてさ それから えっと どうしよう? ジョンは尻尾を振るだけ そう とにかく元通り 元通りにさせてやるさ そして きっと クリスマス 3人で食べるシチュー  知らない街の街道で若い二人がキスをしていた I love youが現れて僕とジョンを笑ってるよ リュックサックの中には3ドルぽっちと吹きガラスの瓶 二人が吐いた白い息 瓶の中に捕まえたのに  I love youはいなかった いなかったよ どうしてさ ねぇ お腹すいたよ 帰ろうかな ジョンは手をなめるだけ そう とにかく遠くへ遠くへ行ってみよう そして きっと海につくよ 線路のある海へ  浜辺に小さな小屋があって ベランダで老人が海を見てた ずっとひとりぼっち?僕は聞いた ジョンをなでながら彼は笑った  「I love youを食べるのに70年もかかっちまった」 そう言うと僕の瓶から白い欠片をつかみとった どうやったの?と驚く僕の手のひらにそれを落とした 「君が捕まえたんだろう?優しい坊や ほら家にお帰りよ」  I love youを見つけた 見つけた 白くてすごく小さな欠片だったよ ジョンと家に走った 家に帰ると2人が泣きはらした赤い目で 僕を待ってた だからI love you 2人にあげたんだ  鼻声で母さんが言った 「あらこれって鯨の骨じゃない なつかしいな砂浜と線路…」
KiteGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo Galilei億点満点の世界を絵に描いてる君は いつも絵の具だらけさ 猫みたいな栗色の髪の毛を邪魔そうに束ねてしまうんだ  君のカゴの小鳥はいろんなことを喋った 独り言が好きなのって少女みたいに笑う  君の寂しさにどんな言葉をかけても 笑顔の裏に深く沈んでいってしまうんだ 今夜も大きなキャンバスの中で眠る どんなに望んでもそばには行けないんだ 知っているくせに  青空のすみの方でトンビがぐるぐる舞うのを見ていたんだ ぼんやりと筆の先が窓の輪郭を描いて迷って行き先を失った  君が吸った煙草の匂いで胸がやけた キスしてなんだっけ?ってとぼけてる君の目は  君の寂しさ映した深い池のよう もがいたりしないで静かに溺れていくの 僕はそのキャンバスを引き裂きたい でないと君はずっとひとりぼっちだ 知っているんだろう  そして君は そして君は ひらいた窓の外 トンビの舞う空へ 鳥かごの小鳥をそっと逃がした
FreudGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo Galilei裸足のパニック スプライト裂く研究繰り返した 孤独家のキッズは生まれ変わらない きっと死ぬ事もなくて 夢中で恋した 歯抜けのサムは僕らが殺した イチイの木の下に埋まってる どんな事件もこの街じゃ砂みたいさ そうだろ  ヒマワリ畑の中で一着を競いあっていた こするような金色の毛布 僕らは眠らずにはいられないよ  聖の丘ゴルゴタよさらば 僕は教会でウソをついたんだ つまるところ全てはバレることで ここにはいられない 最後の夜 街を抜け出した 走るメロスとすれ違った どれくらいの距離を走っていたのか ひどく疲れて  ヒマワリ畑の中で一着を競いあっていた こするような金色の毛布 ああもう眠らずにはいられないよ  バイバイすべてのこと バイバイすべてのこと ヒマワリがずっとここにおいでと僕を呼んでいる そして君がきっと イチイの木の下で待っている
Good ShoesGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo Galileiそれは同じ汚れ具合のダサい靴を選んで履きこなす日々で みかげ石を滑るように僕らはふわりと恋をしたんだ  二人はだれもしらない水たまりで遊んだ 逆さになった空で裸足を染めながら飛んだり跳ねたりして  夕暮れ なんか飽きてきた僕らは 真っ青になった足をスニーカーで隠して グッドシューズ これはグッドシューズって笑う  のびきったテープみたいに幸せはいつでも半音下がりで このままじゃ ああいけないよって起き抜けの君が歌うように言うんだ  二人であの水たまりが枯れていくのを見た 真上で鳴いたトンビが僕らに何かを呟いているよ  羽が生えたらきっと全てが空に舞ってしまうよ  夕立 君が別れをつげた 真っ青だった足を雨で洗い流して グッドシューズ グッドシューズを履こう  YOU KILL ME too much too much
星を落とすGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo Galileiすばらしき音楽が街のはずれから聴こえたら 青い河のほとりで今夜も会えるんだ  白い白い君のため息 夜空にのぼってく 触れたくても触れられないのは 消えてしまいそうだから  もう星をひとつ盗んでこの街に落っことして 映画みたいに燃やして最初から始めよう 君が泣くことなんてない 誰も気がつかなくても僕には聴こえるんだ すばらしき音楽と涙の落ちる音  あじさいの花が咲いている 丘のかげにかたっぽのスニーカー そして僕は歌っている 埋めるように歌っているんだ  種まきの季節が近づいて 砂の城を後にした 振り返ることは決してないさ 崩れてしまうから だんだん年をとっていくたび あなたの声もゆるやかに老いて 次なる小さな花の種を 土の上に吐いて死ぬんだ  さあ星をひとつ盗んでこの街に落っことして 映画みたいに燃やして最初から始めよう 君に笑ってほしい 僕に気づいてほしいよ 僕には聴こえるんだ すばらしき音楽と涙の落ちる音
花の狼Galileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo Galilei僕は鉄の爪とのこぎりみたいな牙を持ってる 頑丈な毛皮はどんな生き物も傷つけられない 花を育て 種を食べる 犬は嫌いだ ぼくに似ているから  ぼくの住む岩場に君が迷いこんできたあの日 しばらくの間のぞいていたんだ しまった気づかれた こっちに駆け寄ってきた 唸ってみたのに ぜんぜん怖がらなくて  細くて白い手が僕の首の後ろをかいた 雷にうたれたみたいに 君を好きになってしまったみたい はじめての気持ちだったよ  その気になればすぐ  世界の半分が僕のものになるはずさ そうしたいほど特別な気持ちなんだ 世界のもう半分は君だけにあげよう 心臓が止まるほど喜んでくれるんだろう  それから毎日君は僕のところに遊びにきた 一緒に花を育てて秋になったら種を食べた 季節が3度まわる頃に 神様が僕に放った矢が君を殺した  細くて白い手がもう僕に触れてはくれない 大好きな君は土の下で眠る 神様を探し出して 頭から食べてやるぞ  ついにその気になってしまって  世界のすべてが僕のものになったとしても 君だけがいない どこを探してもいないくて 向日葵の種を岩場にたくさん蒔いたよ 土の下で会うときに 喜んでくれるように
くじらの骨Galileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo Galilei真っ白い君を手のひらで転がしてきた ずいぶん前に私たちはこの場所にきていたんだ 灰色の砂が風で巻かれていったけど ずいぶん前にそれがどこへいくのか気づいていて  砂浜と線路 海の上をはしるトレインは終着駅へ やる気のない黄色い太陽が沈んでしまう 言葉を連ね寒さを煙にまく毛布をつくってあげる ノートの上で眠っているような君に  くじらの骨を探してあつめてみたけれど めんどくさくなって君にぜんぶあげたんだ できたよって君は元に戻してくれたけど いじわるな風がくじらを吹き抜けた  冷めていってしまう それも今日で終わらせるんだ 車窓に揺れるランプが私をまだ迷わせようとしてるの 嬉しかったし楽しかったし辛かったし悔しかったし それらを取り巻いてた寂しさに追われることももうないんでしょ  砂浜と線路 海の上をはしるトレインは回送列車 押し付けがましい太陽がのぼってきた くじらになればいいと手をひいた君にね 全部あげよう そのかわり白く小さくなってここに戻れたら いいな
マーブルGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo GalileiGalileo Galilei君のハイライトに照らされていたい 人生の全てを どうやって伝えようか つもっていく本気を いつだって君は一人で笑っていないね 気にかかる夜のせいでノイローゼになりかかっている  まだこれから誰もいない上昇気流にのるのさ 今 あてのない夢をみて泥の橋を渡ることになったって死ぬわけじゃない  僕を選んでよシンデレラ 星空の下で逃げるように きっとすごく冷たい君の頬は それでも僕は何もできず夢のうつろでうずくまって 君を描く 君だけを描くだけさ  もう遅すぎたよ くすぶった決意 煌めいた明かりの中でダンスパーティーは盛り上がってる 君はきっと僕と一緒の秘密を隠して スパンコールのドレスの中で退屈が燃えているはずだよ  だから今すぐにここを抜け出してあの窓のもとへ だって僕らは いつだって飛べる いつだって飛べるよ 繰り返す曜日 抜け目なく過ぎて ただの過去になる 気づいてるだろ ずっと前から ずっと前から お願いだ今すぐ  僕を選んでよシンデレラ 星空の下をすべるように きっとすごく冷たい君の頬は それでも君はウソをついて真っ赤なカボチャの馬車にのって 誰かと踊る 誰かと踊るのさ  僕を選んでよシンデレラ 夜空に瞬く星のように 夜明けとともに消えないでくれよ 約束するよシンデレラ 僕は魔法を使えないけれど 君を描く 君だけを描く 永遠に
明日へGOLD LYLICGalileo GalileiGOLD LYLICGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴・岩井郁人Galileo Galileiバイバイ手を振るサンデーモーニング 冬の空迫った昼下がり 焦りに背中を押されて飛んでった だいたい頭は冴え渡って 東の国からの逃避行は オートマティックのフライトになった  呼吸は深くなっていく ランナーズハイの向こうまで昇りつめていく 開いていく天の窓から刺すような胸の痛み 眩しすぎるほど  進化する夢 進化する歌は 馳せる 馳せる 馳せる 馳せる 錆びないように 終わりのない 終わりのない 明日へ 明日へ 明日へ 明日へ また 歩いている  僕らが見上げた明日の太陽 空の雲凍って降り注いだ 心の隙間を狙って突き刺さる歌 止めていた時間が動き出して 希望の光に向かう道は 間違いじゃないと自分で決めたんだ  迷いを捨てれば馬鹿になった ここにいたって陽は落ちて 焦り繰り返した 複雑に絡まったどうしようもない意味と意味を 首に強く巻きながら  進化する日々 進化する歌は 馳せる 馳せる 馳せる 馳せる 錆びないように 終わりのない 終わりのない 明日へ 明日へ 明日へ 明日へ もう 走っている  夢叶わぬことの美しさを 僕らは知らずにいたいよ 今は 今だけは 開いていく天の窓から刺すような胸の痛み 眩しすぎるほど  深化する夢 深化する歌は 馳せる 馳せる 馳せる 馳せる まだ  終わりのない 終わりのない 明日へ 明日へ 明日へ 明日へ まだ 錆つかないように
さよならフロンティアGOLD LYLICGalileo GalileiGOLD LYLICGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴・佐孝仁司Galileo Galileiハッピーフレンズ ブリキの缶をスニーカーで つぶした つぶした 錆びた青空は明け方過ぎたら寒くなって パーカー羽織った  リズムを刻んで喚きだしたグランジの音 誰の曲だ?って 誰かが聞いて ハイウェイトンネル かき消されていった歌を僕らは笑った  からっぽだった今日が鈴みたいに鳴って 流線型のライトで夜明けが酔っぱらった  さよならフロンティア 玩具の銃で悪ぶってる 今日も明日もずっと呼ぶ声を騙してさ 箱に押し込めた明日を 僕らはどこかへ捨てて ハッピーフレンズ帰り道を忘れた  虹色の街に僕らは滑り落ちていった 散り散り埋もれて翼は割れて 玩具の銃をこめかみに当てて叫んだって 君には届かない  わかってるって みんなアジサイの花になって つむじ風にのって野原をさまよった  さよならフロンティア 時計の針をだませるうちは 今日も明日もずっと呼ぶ声に手をあげて 箱に押し込めた嘘が 山積みになっていく ハッピーフレンズ帰り道を忘れた  それでもなんだか楽しくて 頭も心もどうにかなって そうやって僕はいつの間にか 笑えるようになっていくから  さよならフロンティア 玩具の銃を捨てにいこう 今日を明日をずっと繰り返さないように 胸にしまった何かを 取り出しては思い出せる アジサイの咲いた帰り道で会おうか
くそったれどもGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴・佐孝仁司Galileo Galilei今日は君が産まれた日 僕が踏まれた日 あの子が泣いた日 それも終わって 明日はあの二人の記念日 君が射された日 僕らが吊った陽 それも終わるから  19年楽しかったです 今までありがとう それからごめんなさい くそったれくだらない地球という星から おさらばできるのが腹の底から嬉しくてなりません  秒読み10秒でここから消えるから 最初で最後の今日という日を 無駄にしないようにちゃんと生きよう 秒読み10秒で お日様が昇る  どっかで誰かが泣いている 間に合わないヒーロー 勝ち逃げの悪玉 それもいいかな 明日もあなたに会える日だ 神様ありがとう ほんとにありがとう  秒読み10秒でここから消えるから 最初で最後の今日という日を がんばれなんて言わないでくれ 秒読み10秒で  秒読み10秒でここから消してくれ 最初で最後の今日という日を ろうそくの灯が消えてくように 秒読み10秒で お日様が昇る
青い栞PLATINA LYLICGalileo GalileiPLATINA LYLICGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴Galileo Galilei何ページもついやして 綴られた僕らの気分 どうしてか一行の 空白をうめられない  押し花の栞はさんで 君と転がす使い捨ての自転車 忘れかけの煉瓦を 積み上げてはくずした  イコールへとひきずられていく こわいくらいに青い空を 遊びつかれた僕らは きっと思い出すこともない  そうやって今は僕の方へ 押しつける陽射しの束 まだ二人はすぐそこにいるのに「どうかまた会えますように」なんて どうかしてるみたい  一ページめくるてのひら くちびるで結んだミサンガ ねぇ今日も変わらない今日で 雨ふれば電話もできるよ そうやって今は君の方へ (いつのまにか切れたミサンガ) 押しつける僕の優しさを (でもなぜか言えないままだよ) 本当どうかしてるみたい  どれか一つをえらべば 音をたてて壊れる それが愛だなんて おどけて君は笑ってた  間に合ってよかった 街は知らないふりをきめて眠った 忘れかけの煉瓦を 積み上げた場所にゆこう  海を見渡す坂をかけのぼって こわいくらいに青い空と 右手にサイダー 左手はずっと君をさがしている  そうやって塞いだ両の手で 抱きしめている春の風 まだ時間は僕らのもので「いつか、忘れてしまう今日だね」なんて 言わないでほしいよ  そうやって“今”は僕の方へ 問いつめることもなくて まだ二人はすぐそこにいるだろう「そうだ、空白を埋める言葉は」 いや、まだ言わないでおこう  一ページめくるてのひら くちびるでほどいたミサンガ 始発電車まばらな幸せ ねぇ、今日も変わらない今日だ  本当どうかしてるみたい
SGPGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎和樹Galileo Galilei真夜中にベルが鳴った けたたましい音が部屋を跳ねる 君が話すその計画は よくできたフェイクエアシップに乗って オークランドの森の向こうへ 飛んでいってしまうことだよ  どのくらい泣いて どのくらいここで 嘘笑いをしていたんだ 300マイル先の消えない冷めない僕の太陽  明日はそしらぬふりをして よくできたフェイクエアシップに乗って なだらかな気持ちを上下 僕らはそう退屈だっただけ フラスコとランプに映る夢は がらんどうのままで揺れてる  どのくらい泣いて どのくらいここで 嘘笑いをしていたんだ 300マイル先で冴えない映えない僕の太陽  どのくらい泣いて どのくらいここで 嘘笑いをしていたんだ どのくらい泣いて どのくらいここで  300マイル先でやめない冷めない消えないのさ 300マイル先で二度と消えない僕の太陽よ
スワンGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴Galileo Galileiアヒルのまま アヒルのまま 裸足で君とからんだり 嘆いたりした いつまでも いつまでも 終わりを感じたくないな どこかで  まばゆい光 まばゆい光 風切りの羽を伸ばして 伸ばしていく 苦しくなったし つまらなくなったし 君は白鳥になってさ なんだか  太陽に近づいていくような毎日to毎日 心療内科の受付横の窓からみえた 砂場の如雨露に苔がむす 揺れていたブランコは一つに結ばれ 「ここにいる」なんて言葉は嘘になるんだろうな  笑ってほら 笑ったほうが どうせ間違いになっても綺麗に見える ねじった羽 飛ばない鳥 この街が忘れていくのは 白鳥の群れ  太陽に近づいていくような毎日to毎日 抜けていく羽に埋もれて今が終わっていく いつしかあたりは暗くなる 街灯に集まる蝶々は死に 君と最後に放ったボールは海の向こうへ 太陽に焦がされて おかしくなったフリをしよう 「ここにいた」その言葉だけは嘘にしないで 消えていく君の影と追いかける僕の影は アヒルのまま アヒルのままで
稚内Galileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴アメーバみたいな犬の落書き 擦れたタイヤだらけのガレージ 3つのコードで作った曲が 僕らのあくびの代わりだった  風の強い退屈な街に 滅多に晴れない曇った空 抑えこまれてしまうよ 古いピアノが悲鳴を上げた  光ある方へこの場所から カーブを描いて感情は弾む  膨らむ音楽 僕らのパレード 鼓膜破る程に育て かじかむ手のひら 握ったギターで鼓膜破る程にかき鳴らせ  イギリスかぶれの家出少女が 雨に打たれふてくされてる 穴の空いた傘をさしてあげるから 僕についてきて  枯れ葉の上にあぐらをかいて 遠くを見る君の横顔が胸を刺す  今此処で始まるパレード 進んでく 君も風も曇り空も一つになって弾んでる  裸足の足跡 深くいくつも残したい 飛び跳ねてみせるんだ 君が笑ってくれるように  何を好んで 何を嫌って 何を手に入れ 何を失くして どこへ向かおう どこかで君と 誰かに笑われてもいいよ  ガレージの鍵を首にぶら下げた さよなら冷たい水の流れる沢 あの曲を聴きながら  落ち葉の上を風より早く走ってく 目に映る物全て 一つになって僕の中  今此処で始まるパレード 続かせよう となりにいる君の顔が曇らないように鳴らすメロディー  膨らむ音楽 僕らのパレード 膨らむ音楽 僕らのパレード  アメーバみたいな犬の落書き 擦れたタイヤだらけのガレージ 古いピアノが軋んで鳴いた ここにはもう誰もいないよ
18Galileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴無理やりに毎日を楽しく着飾ってみたり 嘘笑い 苦笑い その上からまた嘘を飾る 味気の無い造花の束 君にあげても答えはないし 張りぼての向こう側が透けて見えちまったみたいだ  眠る前に君が瞼の裏に現れて 涙と本音の蓋を開けてしまう前に  18の誕生日  僕はきっと向こう側に行ってしまうんだ それでも 何も変わりはしないよ 時間は止まらず僕らの背中を押していくさ  寒い秋 満月が静かな夜に浮かび上がって 僕の気持ち 君の気持ち 全てが浮き彫りになった 上っ面だけの綺麗な言葉 いくらでも言えたりするけど そんなもん 僕の辞書には書いてないから安心しなよ  向こう側なんて最初からあってないようなもんだったんだ 僕よりも先に君は気づいていたみたいだ  18の誕生日  君と同じ目線で満月を見たいから背伸びをするよ 何も変わりはしないね 僕と君の気持ち それから生まれてからの時間以外は  ハッピーバースデイ 窓辺に吹いてきた風が蝋燭の火を消したら 迎えるハッピーバースデイ 君と笑う  僕らは少しずつ変わっていく Happy Birthday
夜の窓辺と四つ葉のクローバーGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴ちょっと破れた心 囲えるなら水色の四角 お気に入りの風景をつぎはぎ縫いつけてみたい  君の白い肌と同じ色に染まりたい 名前覚えたよ 映画に出てくるような  夜の窓辺 四つ葉のクローバー 雨が降ってきても君の涙は分かるんだろう  別れの里で君に会う あまのじゃくにあまのじゃくさ ここで見た星を拾い集めて 二人の歳の数だけ食べてみたい  やがて君の名を忘れてしまう日が来るでしょう お気に入りの風景もほつれてしまう時が来る  “本当”みたいな嘘笑い止めよう 涙が溢れても君の涙は分かるんだから  出会いの空で君にグッバイ あまのじゃくはあまのじゃくさ 夜の窓辺と四つ葉のクローバー 空を見るたび思い出すのは嫌だ  雨降る東京 君を探す あまのじゃくは泣いているよ 夜の窓辺と四つ葉のクローバー 必死で思いだそうとする
フラッピーGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴フラッピー 僕の小さなフラッピー いったい君はどうして僕の小さな鞄の中から抜け出したんだい フラッピー 僕の小さなフラッピー いったい何を言いふらしているの 君が愛嬌振りまき過ぎたせいで  ハートは歌う つまらない そこには僕の気持ちがないのに ハートは歌う つまらない そこには僕の気持ちはないんだ  フラッピー 僕の小さなフラッピー 愚かな僕の鞄に残したビスケット それから大事にしてた紙飛行機 フラッピー 僕の小さなフラッピー いったいどこでどうしているの ぽっかり空いた隙間は君の形だよ  ハートは歌う つまらない そこには僕の気持ちがないのに ハートは歌う つまらない そこには僕の気持ちはないんだ  フラッピー 僕のキュートなフラッピー
どうでもいいGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴エッセンス入りミュージック ファン回る屋根裏の裏の裏の裏の裏 捨てずにいる 廃れずにいる 吸われずにいるのは そう 数の暴力 揃いも揃って脳の能力から先導してるのさ 捨てずにいる 廃れずにいる 吸われずにいるのは  見えない 落ちない色 フリースタイルなアンチテーゼにロックンローラー 心躍らずにいないわけない 本来ならそこで往来 気持ちをひけらかして泣いて喚け 誰もが優しくしてくれるから 檻の鍵を飲み込んでる君に一切合切関わりたくないよ  騒音 爽快 後悔 どうだい? ハイファイ ローファイ なんでもいいんだ 言ってりゃいいんだ そこで ここで 君が 僕が 誰が 誰が 誰が 何を 何を 何を 何を言った?  見えない 落ちない色 フローリングに汚れたスニーカー履いてローラー どうにもならない事こそ一掃 本来ならそこでステルスメイト 何がいいの?と君が訪ねると僕は当然オウム返しする 一体何回お前に言えばいいんだ いいんだ いいんだ いいんだ  見てない 聴かない 行かない 書かない 笑わない 泣かない 終わらない 死なない 会えない 会えない 会えない 会えない 会えない 会えない 会えない 会えない
SIRENGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴昨日の晩から君は月を見てる 朝日が昇っても月は見えるの? 声をかけても聞こえていない そんなところが僕は嫌いで好きだった  カレンダーを破る音で目覚めた冷たい朝はいつだっけ 寝ているうちに雨が降って止んで テレビからインチキ女の声がする 「毛布の中で活きる革命家は死ねよ」そんな感じのこと話してた 同じような日々をぐるぐる周り 三周くらいして僕は死んでいく  分りきったこと言っているだけ それでもここから抜け出そうぜ 決まったやり方で僕らは幸せになんかなれない  サイレンが鳴って耳をつんざいた やっと君は月を見るのをやめた  急いで散らばった欠片を集めて 君の気付かないうちに隠した僕は 毛布の中へ  優しいだけの言葉が僕の口からシャワーのように吹き出して虹を作る 七色に光る綺麗な虹を「汚い色ね」って君は笑って泣く  また降りだした雨の中 かき消した虹の色は忘れて 反射しあうガラスの欠片みたいに僕らは擦れ合った  サイレンが鳴いて耳をつんざいた 触れ合った指はもうすぐ離れてく  毛布の中からそっと片足を出して冷え切った部屋から早く出ていこう カレンダーを破る音で目覚めた冷たい朝 いつだっけ ねぇいつだっけ 外で月を見ようよ 僕はそれを見ているよ もうそれだけでいい 本当にそれだけでいい  いつもと同じ 君は月を見てる これからどうしようかなんて考えてない バックミラー越し君と目が合う サイレンの音から遠ざかっていく
管制塔(acoustic)Galileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴青い風の吹く高い丘の上 君と二人で見た未来を描いた 大きな紙飛行機 風に乗せられてどこまでも飛んでいった  遠い目をしてる僕の顔を見て君は声を出して笑ったね 強い風が吹いて飛ばされた君の帽子を追いかけた  望んだ未来が来るのかって不安でいつでも僕ら少し震えてた 僕らが飛ばした希望の紙飛行機の事を いつまでも君と話していられたらいいのに  管制塔 僕らの飛ばした未来が 見えるでしょう 綺麗でしょう そいつを信じていたいんだ 管制塔 僕らの信じた未来が いつの日か来るんでしょう それを待っているんだ  赤くなった空 それに染まる丘 時間はいつだって僕らを無視して 進んでいくんだ 僕らの時間だっていつのまにか進んでいる  声が変わって背が伸びて自分が大人になっていくのを感じていた 君と二人で語った大切な未来だけは絶対に変わらないように誓おう  管制塔 大人になった僕らが 見えるでしょう 変わらないでしょう 色褪せないまま 管制塔 あの未来はもう すぐそこに来てるでしょう 僕らは待っている  暗くなった空 光り輝く星 終わっていく時間と時代 近づいてくる未来 紙飛行機は飛んでゆく  管制塔 二人が夢見た未来が 見えるでしょう 綺麗でしょう 僕には見えるよ 管制塔 どんな未来でも 受け容れるよ 変わらない 僕らのままで  いつまでも どこまでも
桃源郷Galileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴Galileo Galilei通り雨に濡れて臭くなったシャツ 階段の踊り場で子供が遊んでる ひび割れた唇ぽっかり開けて 継ぎ接ぎだらけの心臓を  ずるり引き出した その手でかち割った たくさんの思い出が腐ってた  なんで?  あどけない言葉を並べたてた そうやって僕はぶら下がってる ブランコに乗って羽が生えて 飛んでってしまうあの娘はどこ?  そこは桃の花が咲き乱れる丘 むき出しの心臓 霧雨が濡らす丘  もう会えないからと君は笑って 約束のチケットを僕に託した 小さな小さな桃の花弁一枚 ポケットに入れた それすら忘れて  思い出の扉を通れなくなった 開かない扉は消えかけているよ  そこは桃の花が咲き乱れる丘 涙と霧雨 僕にはわからない ああ桃の花が咲き乱れる丘 君が遂に消えて静かになった丘  生乾きで臭くなったシャツ 永遠に僕はぶら下がってる 階段の踊り場の子供は消えた 僕もきっといなくなる
僕から君へGOLD LYLICGalileo GalileiGOLD LYLICGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴Galileo Galilei事の結末は案外先延ばしになって 僕らの確信も膨らんではしぼんでしまうから  誰だって自分が歩いてる実感が欲しくて 振り向いては止まり積み重ねを確かめているよ  大人になれない子供達を乗せた汽車は 諦めきれない理想とこっちを行ったり来たりさ  理解も納得もするわけなくて それを言葉にもできなくて だましだまし歩いてはいるけど 汽車は僕の頭上空高く走っていく  どこへ行くのかな  進めてない理由は丈夫なブーツがないから 馴染めないんだずっと セオリー通りの成長過程? 悔しくて僕は裸足になって爪先立ち 思ったよりも強くこの足で歩けるみたいだ  砂ぼこりに君の踏み出した足跡を見つけた 汽車の車窓から転げ落ちたあの日誓った事  ぶら下げるだけの夢ならいらない 歩みを止める言い訳もやめた 背中合わせに歩きだした僕ら 頭上の空は同じ冷たさで続いていく  誓いの歌が聞こえる  早くもっと早く 僕の足が地平線へ向かう 君に聞こえるように 迷いも憧れも希望も弱音も 同じ空の下で歌う  遠くなるほどに君の背中は 強く大きく確信になった 振り返ればそんな君が見えて 僕は僕の地平線を目指さなきゃ  理解も納得もしなくていいや わかったフリなんて僕はしない 汽車はどこかで汽笛を鳴らして 僕らがふと頭上空高く見上げた未来  誓いの歌が聞こえる
ありがとう、ごめんねGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴Galileo Galilei胸の中 悲しみ溢れて息はとぎれとぎれ 弱音を吐いてみる 自分の弱さに吐き気がする  許せない事たくさん わからないこともたくさんある 抱えきれない程の疑問を全部放り投げた  わからないよ 君が何を考えてるのか  かんからら 空っぽの気持ち 吐きだしたものはもうすぐ戻る  いつもこうさ 夜は長くて孤独を太らせてゆく  窓辺のサボテンに自分を重ねて酔ってみる 電話越しの君から溜息漏れる音がした  今日と明日が一つになる夜に  ゆらゆらら 昇る太陽が サボテンの影を僕に落とした  なんでだろう声が聞こえない 咳払い 君は黙ってしまって 部屋が寒いことに気づいた  「自分をわかって欲しいなら、まずは相手を理解しなさい」 よく言われた言葉は 今も分かっちゃいないんだ  ひらひらら 変わりゆく気持ち 太りすぎた孤独 弾けてしぼむ  ほら月が空に沈んだよ 向こうで君が笑った  だれにでも朝は来る いやでも陽の光を浴び 誰かに影落とす 自分の姿そのままに  ありがとうごめんね さすがにもう眠いよね 今夜色々わかったよ 答えでも何でもないけれど
四ツ葉さがしの旅人Galileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴Galileo Galilei雨降り バスに飛び込む僕ら 今日で少しだけ自由になれる そっと繋いでない方の手で 君の青い傘に触れた  バスはのろのろと街を後にした 指先からは頼りない体温  四ツ葉さがしの旅人 小さな安い部屋と少しのお金と 希望を見つけられますように 行き先ナシの白い切符 窓から風に飛ばす  雨上がり バスから降りた僕ら 遠くなるクラクション背中を押した 出発前夜に眠れなくて 語り合った話の続きをしよう  人の海の中 手を離したら 僕らはきっと暗闇の中だ  四ツ葉さがしの旅人 小さな理由ひとつ 君と抱きしめた どうやって守ればいいんだろう ぼやけた決意は今 霧みたいに僕らを迷わせる  繋いだ手の重みを感じ始めた 息づかいが不安を伝える 足りないのに一杯な胸の中が痛む 道を見失った僕の目に見えるのはなんだろう  なんだろう?  バスは遠く後ろ やめるのかと問う 首を横に振って 僕らは戻らない  四ツ葉さがしの旅人 ありがとう 青い傘はここに置いていくよ 確かな事を探して 四ツ葉の芽吹く季節 僕らは旅をしていく
花の雨Galileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴尾崎雄貴・Galileo Galilei濡れた風に白い腕ふらり ソーダの香りあの娘は纏ってふわり  ふらり  桃の色の並木道裂いて 自転車は鉛色と焦り  アセリ  スカートひるがえしあの娘は小走りで 濡れた花びらが肌に張りついて  水溜りにぽちゃりと白い春の通る道 何かのキーホルダー揺れて白い春が揺れる風  揺れる風 濡れる風 触れる風  陽光切り返しあの娘は俯いて 濡れた肌の上滑ってく花の雨  水溜りにぽちゃりと白い春の通る道 何かのキーホルダー揺れて白い春が 水溜りにぽちゃりと白い春の通る道 何かのキーホルダー揺れて白い春が揺れる風  揺れる風 濡れる風 触れる風
夏空PLATINA LYLICGalileo GalileiPLATINA LYLICGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴尾崎雄貴・Galileo Galilei僕らが一つ一つの夢を守りぬけるなら 夏空にした約束は100年後でも破れない それを君は笑って嬉しそうに話してよ 時間をもがくその手を僕は決して放さないからさ  朝日を待つよ 明日は嫌いだけど 友達と話すよ 人は苦手だけど 難しい歌を聴き始めたよ ワタシの人生は思うほど簡単には出来ていないから 捨てきれない自分 大人になったフリ 周りを見回しても大人の顔ばかり  好きだった歌が響かなくなったな 誰のせいでもない 僕のせいでもないんだろう  僕らが不安の中で道を選びぬけるなら 横道の途中で顔だして何度でも君に会えるよ グッドラック 手描きの地図が滲んで読めなくなっても 迷いのないこの気持ちがいつでも振り返る勇気くれる  あの日 夏の青い空 首筋の汗と 吐き捨てた不満や不安とそして希望の数々 街に吹く乾いた風 大好きな風景 こじ開けた心の奥にぎゅうぎゅうにつめこんで  進んでく君の姿を見失わないように 何度でも空を仰いで確かめたって構わない  僕らがちぎって飛ばした気持ちが街に消えてく ビル風が髪を揺らしてぐしょぬれの心乾いたら 振り返る君は笑って夏の終わりを告げてさ 気づいたら手を握ってた 見届けるまでは離さないよ  諦めと決めつけで色褪せた時代を 目の覚めるような青い色で塗りつぶすように地図を描く  消されても僕らは迷わない  空を駆ける渡り鳥が僕らに自由を歌ってる 震える君の掌を確かめるように握りなおす グッドラック 僕らの果ては気だるい世界の向こうで 綺麗事なしの約束 雲一つない空に放とう
胸に手をあててGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴僕はきっと 大きな事をしてやろう 現実味 計画性 無いよね と君は笑う 昨日まで僕は 蛇の様な行列の真ん中で 胸にぎゅっと とげついた思いを抱いてた  優しく回る憂鬱に甘えてしまうよ ねぇ僕ら何がしたい? 今からそれをみつけに行こう  誰かが探してくれるはずはない 僕と君だけが見つけられる 暖かいのは繋いだ手のひらさ 僕らは斜めに進む  あふれて散らかった 心の中の玩具箱 ずっとずっと無意味だと 笑われた設計図 今から僕は復讐に燃えるマッドサイエンティスト 何でもいい めちゃくちゃにしてやらなきゃ  飛び立つ僕らの 邪魔をする奴らがいるけど 扉を開けて 手の届かないくらい 広い空へ  「現実」なんて名前のついた 張りぼての壁の向こう側に 僕らが見つけなきゃいけない何かがある 胸のここらへんで 分かってる  のろのろ歩く 行列の上を飛び越えた ねぇ僕らは何がしたい? もう分ってる そう分ってるよ  誰かが探してくれるはずはない 僕と君だけが見つけられる 暖かいのは繋いだ手のひらさ 生まれる前から  「現実」なんて名前のついた 張りぼての壁の向こう側に 僕らが見つけなきゃいけない何かがある 胸のここらへんで 暴れてる想いを連れ出そう
AnswerGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴どうやったら僕たちは どこへでも行けるようになるんだろう 答えを探して 高台から見渡す世界  僕らの目の前には ぞっとするほど遠い地平線 空は広がり 地面は足元に迫る  そんな風景の前で 空回りしてしまうこと 「正しい」と思う  全部洗いざらい 自分でいられたなら こんな自問自答(アンサー)も 溶けてなくなるはずなんだ  誰かの足跡 同じ道を辿るのなら その目に映るのは 爪先と地面だけ  僕と答えを探そう 高台から降りてきて 君は無邪気に笑う  全部洗いざらい 吐き出してくれたら 裸の君に僕は 何を言えばいいだろう  風に流されて 恐怖と希望に立ち止まり 重力はすでに なんの意味も持たなくなった  全部洗いざらい 吐き出してしまおう 軽くなった体で どこへでも行けるさ 裸の僕たちは 答えなんてないんだと 理解して忘れて 空回りして歩いてくだけ
フリーダムGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴小さな手 ちっぽけな僕の手に春風の匂いする魔法かけた 雨降りの街はだんまりで こんなとこ早いとこ抜け出そう  涙の隙をついて黒い影 僕らを飲み込む汚い手に噛み付いてやる  退屈だって苦しみだって 君の魔法でかき消して ドライブ効いたテレキャスギター 僕らの気持ちを貫いたよ  伝えたいことを溜め込んで 笑顔もうどんなに振りまいたって 疲れるさ それは分かってるよ 大人のフリはもうやめにしたいね  小さな世界でブクブク太ってる奴ら 春の風の匂いも知らないくせに間違っ てるんだよ!  不安だって孤独だって 君を連れて走り抜ける ディレイの効いたテレキャスギター 出口の扉を開いてよ  生きてる理由や喜びだって こんなところには落ちていないよ 君の春風の魔法も もうすぐ解けるね 合図をしたら飛び出して!僕の手を離さないで! 砕け散ったテレキャスギター この街から駆け抜けよう
ロックスターGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴青い春の 色に染まり 宇宙について考える えっとそれは 君を夢を大事に出来るかってこと 抱え込んで かき消して これくらいなら耐えられるよ 消し粕は 張子みたいなスカスカの時間に流された  言葉は一人歩いて 弱音に転んでいく 振りまわした白旗が 君の目に映るはずもないや  ロックスター 青臭いにおい ステージの上にいない僕らは ロックスター 目に焼きついた 君の姿を信じていたいよ  逆らうかもしれないから 巣立ちの朝の準備して せめてギターとそれから君の歌を持っていくよ  つま先も見えない日々 泥にまみれた道さえも 愛して歌った君に 僕の声が届くように  落ち着かない足が重なって離れた 走り出したその先を想い描いていた  ロックスター 歪んだ音 ステージの上に上る僕らは ロックスター 目に焼きついた 風景を見渡して ロックスター タンバリン持って ステージの上で祈る僕らは ロックスター 目に焼きついた 自分の姿信じていたいよ
ハマナスの花GOLD LYLICGalileo GalileiGOLD LYLICGalileo Galilei尾崎雄貴尾崎雄貴雨が降って虹が出来て 綺麗ね はいオワリ 寂しくなってあなたがいて 独りじゃない はいオワリ 言葉はいつも薄っぺらいよ 僕は勝手に決めつけた 卑屈な顔で自分を笑った 本当は泣きたかったのに  染まりたくないと 止まったままで 吐きだした声に君は静かに頷いた  世界は張り裂けて僕はここにいる 受け入れることは染まるのとは違うから 僕が僕でいられたら どれだけいいだろうかなんて 嘆くだけの止まった時間を抜け出そう  僕らを赤裸々に表現したような嘘臭いリアルの映画や小説に 無力感と馬鹿らしさと共感を感じるんだ  気づけば僕は一人 傍まで来てよ 君と見つけた場所 一つだけ種を植えよう  歩き出して随分過ぎて 少し疲れたらあの種に水をやろう 僕が僕でいられたら 君が君でいられたら 僕らに似た色をした小さなバラ  ハマナスの花 僕らに絡みつく流行の世界に 強く根を張り朝露に濡れて 伸び上がって一つだけ咲いた  世界は広がって僕らここにいる 幾千の色が少しずつ混ざってく 僕は僕でいられるよ 君は君でいられるよ あの花の色は決して忘れないから  色あせないよ
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