姫乃たま作詞の歌詞一覧リスト  61曲中 1-61曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
楽器としての体僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま佐藤優介・澤部渡・佐久間裕太・シマダボーイ・山ちゃん手 手 手を叩く 音がするい き 息を吐く 声になるか ら だを揺らす 胸がすく飛び跳ねる 内臓が踊る汗のたま 浮かんでる誰にも見えない点の上でまわる どっちがまわってるのか わからなくなるまで倒れて天を仰いで ぜえぜえして繰り返し手 手 手を叩く 音がするい き 息を吐く 声になるか ら だを揺らす 胸がすく踏み鳴らす 誰かが来る手を繋ぐ まわりだす私たちだけの線の上でまわるどっちがまわってるのか わからなくなるまで倒れて天を仰いで 輪に戻って繰り返し 手 手 手を叩く 音がするい き 息を吐く 声になるか ら だを揺らす 胸がすく上がる体温 笑い転げる脳に響く 足の裏月と太陽が空の上まわるどっちがまわってるのか わからなくなるまで倒れて天を仰いで 明日になって繰り返し君 私 溶けて 私と私 私たち 溶けて 私と私
奪われた子宮僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま佐藤優介・澤部渡・佐久間裕太・シマダボーイ・山ちゃん子宮をとられちゃった海辺で急にさらわれて目が覚めたら失くなってた ま、いっか体の中に空き地ができたよでも不思議ぽっかりするのは胸のほう 言いようのない気分が海辺の波にさらわれたどろんとした目の猫を見た ま、いっか町の空き地がなくなっちゃったよねえ不思議うっかり脳が混乱しそう
ら抜き言葉僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま佐藤優介・澤部渡・佐久間裕太・シマダボーイ・山ちゃんちょっと気になる彼抜けてるところに苛立っちゃう 「私と寝られる?」って訊いても「寝れるよ」だってさ 上から目線! ちょっと気になる彼抜けてるところが気になっちゃう 「デート来られるの?」って訊いても「来れるよ」だってさ イライラしちゃう埋めてあげたい ら・ら・ら・ラヴュー欠けた部分がアイラヴュー 「これからどうする?」って訊いても「決めれる」だってさ ハラハラしちゃう埋めてあげたい ら・ら・ら・ラヴュー欠けた部分がアイラヴュー埋めてあげたい ら・ら・ら・ラヴュー欠けた部分がアイラヴュー! 
未開の智僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま佐藤優介・澤部渡・佐久間裕太・シマダボーイ・山ちゃんそれは恋に落ちるようなこと簡単に世界がまるで変わっちゃう フォークの先が割れたみたいに簡単に世界がまるで変わっちゃう どうして気づかなかったんだろう こんなに必然的なのにとても思いがけなかった カメラと万年筆があればほら簡単に世界がまるで変わっちゃう 会えなくても声が聞こえたら簡単に世界がまるで変わっちゃう そういうこと まだまだあるのそういうこと まだまだあるの そういうこと まだまだあるの……
HBD僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま佐藤優介・澤部渡・佐久間裕太・シマダボーイ・山ちゃんハッピーバースデー 大好きな君今年も何者にもなれなかった君のこと ハッピーバースデー 愛してるよ残念だったね  27歳で死ねなくて年上ナースの彼女は癇癪起こして レコード割るの君が買ったロックスターたちのレコード でも君はロックスターみたいには振る舞えなくて 無言で家を飛び出すしかできなかった ハッピーバースデー 大好きな君今年も何者にもなれなかった君のこと ハッピーバースデー 愛してるよ残念だったね  27歳で死ねなくて銀座でも行ってくり抜いたメロンで ヘネシーを飲もう君に泣きつかれて大満足してる私 どう? ネオンがきれいだね きっと君がいなくても街は華やいでるね 君がいてもいなくても世界になんの影響もない 君がいなくても夜景はきれいケーキを用意するよ 涙でろうそく消してみせてよ お誕生日おめでとう ハッピーバースデー
分断僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま佐藤優介・澤部渡・佐久間裕太・シマダボーイ・山ちゃんLadies and Gentlemen, Boys and Girls. LGBTQuestioning and Queer and Everyone! 当パーティでのウイルス感染は禁止されております。 検温は手首で。ついでにお好みの香水をひと吹き。 顔全体を覆う非日常的なデザインの仮面でご参加ください。
僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま佐藤優介・澤部渡・佐久間裕太・シマダボーイ・山ちゃんいまは昔 気づけば舟に乗っていた ほそい川に流されて歌をうたってた あたりは真っ暗闇 でも大丈夫 一方通行でひとりぼっちだから事故に遭ったりはしない オーケーいまは昔 気づけば舟に乗っていた 暗がりから知らない舟がやって来てはじめて自分以外の音を聞いたの めっぽう愉しい 演奏するとたまに事故ってもいいの オーケー今って不思議ね「い」って言って「ま」って言って ほらもう「いま」は昔歌が後ろに流れてく歌が後ろに流れてく いまは舟で前進しながら過ぎ去った音楽を眺めてる 音は川のほとりで光ってる振り返れば点々と 点々と 点々と
二密僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま佐藤優介・澤部渡・佐久間裕太・シマダボーイ・山ちゃん窓を閉めるよ ふたりきりさっきの話の続きをしよう 今日はいったい何曜日だろうオープンテラスから人が消えてクラブが閉まって バーが閉まって時が止まった街の窓はそれでも開いてる ダウンタウンへ繰り出せない ダウンタウンへ繰り出せない ダウンタウンへ繰り出せない いまはスローダウン(スローダウン) キャンドル点けて ワインでも古い映画を流しておこうか それでくっつこう 伝染るようにね どうしてふたりなら大丈夫なの ワインに栓して 音が止まってするとますます 私たちの空気が濃くなる ダウンタウンへ繰り出せない ダウンタウンへ繰り出せない ダウンタウンへ繰り出せない いまはスローダウン(スローダウン) いまはスローダウン(スローダウン)
結局恋僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま佐藤優介・澤部渡・佐久間裕太・シマダボーイ・山ちゃんごめんね こんな風になっちゃって これで最後のデートなんてね さっきまで 終わりなんて来ないって知ってた 最初から事故みたいな恋だった すごい速さで どうしようもなくぶつかって くっついたまま 溶けてしまっていた それは それはね ふたりは愉しく羽目を外して暮らしていた それは それはね ふたりは愉しく…… どうして 離れたくなるんだろう わざと傷つけてみたりして あなたといない生活なんて忘れたのに どうして あの人のところに 私帰ろうとしてるんだろう こうやって 都会のバカンスは終わっていく 突然真夜中の外食 鴨と赤ワイン 手を繋いだタクシー それは それはね ふたりは愉しく羽目を外して暮らしていた それは それはね 誰にも似てない どんなバカンスにも それは それはね ふたりは愉しく羽目を外して暮らしていた でもね だけどね 私帰らなきゃいけないの
百年は孤独僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま佐藤優介わたし鮮度が落ちちゃった 完璧な大人になれないまま テレビは水泳のレースを流してる 花瓶の水は目減りしてる 映画の結末も読んだ本の内容も片っ端から忘れて 憂鬱表では恋人たちが痴話喧嘩 昔の恋人たちどうしてるかしら ああ、なんて美しい私の日常 なんでもやりたがる貧乏性と何もしない富豪だけの都市で 少なくとも百年は孤独わたし鮮度が落ちちゃった 人生の残りが掴めそう窓から新宿の夜景が見える どれもこれもが昨日みたい 青い煙草の煙が白く吐き出されるのをぼんやり見つめながら ため息表から弾ける声が聞こえてる あの頃の友だちどうしてるかしら ああ、なんて美しい私の日常 なんでもやりたがる貧乏性と何もしない富豪だけの都市で 少なくとも百年は孤独
SDDベイブ僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま佐藤優介・澤部渡・佐久間裕太・シマダボーイ・山ちゃんあの瞬間 大っ嫌い宇宙船のドアが開いて全くの無音になる あの瞬間なぜか耳を塞ぎたくなる 何も聞こえないなんて ソーシャル・ディスタンシング・ダンシング・ベイビーソーシャル・ ディスタンシング・ダンシング・ベイビー 余裕で踊ってみせる君 ソーシャル・ディスタンシング・ダンシング・ベイビーソーシャル・ ディスタンシング・ダンシング・ベイビー こっちを向いてピースサイン宇宙は飽きちゃった 誰だって行けるんだし木星は退屈よ やめましょう涙の粒が飛んでっちゃう だって無音は怖いから ソーシャル・ディスタンシング・ダンシング・ベイビーソーシャル・ ディスタンシング・ダンシング・ベイビー 余裕で踊ってみせる君 ソーシャル・ディスタンシング・ダンシング・ベイビーソーシャル・ ディスタンシング・ダンシング・ベイビー せめて近づいてほしいのよ ソーシャル・ディスタンシング・ダンシング・ベイビーソーシャル・ ディスタンシング・ダンシング・ベイビー……
僕とジョルジュ僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま佐藤優介・澤部渡・佐久間裕太・シマダボーイ・山ちゃん昨日の夜 君が死んだ 眠るようにして 最後のベッドはとてもあたたかかった 死ぬ瞬間の記憶はないらしいから 私が覚えているよ いつまでも君はいつも物憂げな表情をしていた 誰より優しくて 外で他人には微笑んだ でも泣いていることを知っていた 泣きだせないほどつらい日もあった 私はただそばにいた 大丈夫だと言いたくて 私は君 君は私 ずっとそうだった 最初に見た時からもうわかっていた どんな日だって 何も見えなくなったって変わらずにそばにいるよ いつまでも君はいつも難しい表情をしていた 実は苦しいままで ずっといることはできないけど 嬉しい時を忘れてしまうでしょう 泣くほど笑った日もあったのよ 私はただそばにいて 心配ないと言いたかった 君と出会ってからのこと 最初から覚えてるよ 何もかもだから君は大丈夫 何の心配もなかった
深度は秘密のハイウェイ姫乃たま姫乃たま姫乃たま君島大空君島大空ホテル横目にカーブに差し掛かる ライト後ろに流れる高速  窓開けて君はひどく退屈そう 軽い憂鬱 重い煙草が 風と流れ込んで口塞ぐ  ねえ 暗い海に行こうよ すぐどこまでも潜ってみせてよ ねえ 深い海でしようよ ふたり 目を閉じて 夜に溶ける  ゆれる スピードが上がる 宙ぶらり ひかる遠くのトンネル抜けたら  なにもかも飽きて 君は泣き出しそう バックシート倒して 眠りに落ちる速度で逃げ切りたい  ねえ 暗い海に行こうよ 月あかりの橋が架かってる でも踏み込んだら消えちゃいそうで渡れない  ねえ 暗い海に行こうよ すぐどこまでも潜ってみせてよ ねえ 深い海でしようよ ふたり 目を閉じて 夜に溶ける
あべこべでさかさま姫乃たま姫乃たま姫乃たま宮崎貴士宮崎貴士「もうすぐ」私は言う 「まだまだ」君は遠い目をする あべこべ 鏡を見てるみたい 私と同じなのに きれいにさかさま  「行こうよ」って私が言えば 「ねむいよ」って君は言うんだ  どうしてだろう 困ったなあ 「行こうよ」って言っちゃう  「もうすぐ」私は言う 「まだまだ」君は遠い目をする あべこべ 鏡を見てるみたい 私と同じなのに きれいにさかさま  行こうよ 聞こえてる? どうして「ねむい」なの?  あべこべ 君と私 さかさまのまま歳をとって まだ並んでいる 鏡を見てるみたい 私と同じなのに きれいにさかさま  「行こうよ」「ねむいよ」「行こうよ」「ねむいよ」……
大人になっても恋をする姫乃たま姫乃たま姫乃たま川辺素川辺素何度目かのドライブミュージック 東京の夜景を渡る 何度目かのワイングラス 酔ってないのに勘違い  初めての時に 巡り合おうとして 同じことくり返してる  懲りないね 大人になっても 恋をする 初めてみたいに  苦い初恋 甘い不倫 全部過ぎてったはずなのに  初めての時に 巡り合おうとして 同じ本読んで泣いている  懲りないね 大人になっても 恋をする 初めてみたいに
パノラマ街道まっしぐら姫乃たま姫乃たま姫乃たま直枝政広直枝政広出発は夜更けだった 日がのぼる気配は遠い 暗がりのずっと先見えてくる 見えてきた? 惨憺たる道のり 君ならどうする 問いかける  夜が明ける匂いがする 目がくらむ光ここはどこ おぼろげなドライブコース見えてくる 見えてきた? 散々だった道のり でも君の気配感じてる 目に見える標識じゃ行き先はわからない  きっと終わりは海 指先にひらく空 気まぐれな強い風 髪が頬くすぐる 私はもうすぐに笑いだしてしまいそう どこに来たかわかる? 素晴らしいところだよ  果てしない目的地見えてくる 見えてきた? 燦々たる道のり 君の声がする 聞こえてる 天気雨降り出して 変に笑い飛ばしちゃう気分  まっしぐらでいる理由見えてくる 見えてきた? 燦然たる道のり 君と共にある 知っている 目に見えない でもわかる ゴールに君はいる  きっと終わりは海 指先にひらく空 気まぐれな強い風 髪が頬くすぐる 君は砂を蹴って 駆け出して笑って はじめて振りむいて 旗を振って見せて かんながらの道は手放しのままでいい  視界がひらけてく まっすぐ運ばれる 私はもうすぐに笑いだしてしまいそう どこに来たかわかる? 素晴らしいところだよ
卒業式では泣かなかった姫乃たま姫乃たま姫乃たま鳥居真道鳥居真道私 魔法がとけたみたい 大変よ いつもの校舎がなんだかすごく眩しい  こんなきれいな場所に居たんだね はなれる日にたどり着くまで全然気づかなかった  卒業式が終わって 私どうなるの? 制服脱いで たちまち大人になっちゃう もうこのままじゃいられないのね  私 魔法がとけたみたい 残念ね まばゆい帰り道は ほら普通の道  みんなの声 遠くに聞こえてる なつかしいってこういう気持ちのこと言うのかしら  卒業式が終わって 私どうなるの? 制服脱いで たちまち大人になっちゃう いま私どこにいるんだろう  なにもかもが変わってしまうから 年下の女の子の制服も過ぎた季節  卒業式が終わって 私どうなるの? 制服脱いで たちまち大人になっちゃう 明日はみんなお別れしてはなればなれ また会おうねとゆびきり約束したけど きっともう会わないね きっともう会えないね 思い出の中でまたね
バーヨコハマ町あかり&池尻ジャンクション町あかり&池尻ジャンクション姫乃たま町あかり池尻ジャンクション・宮崎貴士大人でいるって とっても素敵 隣の知らない人に 乾杯と内緒話 「あの、お好きなお酒を、どうぞもう一杯だけ。 今日は夜更かししませんか。誰も怒らないから」  大人でいるって とっても素敵 運命なんてもうなくて どこへでも好きなところへ 「あの、この店を出たら、ちょっとそこの港まで 酔い醒ましに行きませんか。船が光ってるから」  私もあなたも、もう大人だから、 どこかへ行くことも行かないこともできて、 一緒にいることもいないこともできるの。 それってとっても愉快で、とっても寂しいことだと思わない?  月も海のあかりも 濡れて揺れているみたい 小舟のような道を ゆらり揺られて歩く 私たちこんな自由で なんて寂しいんでしょう
やすらぎインダハウス姫乃たま姫乃たま姫乃たま町あかり傷ついてだめだね キス好きね なでなで ひとり呑みだめだね 私でも呼んでね  いつも頑張ってる 座ってる 時も気が張ってる 上司からはノルマの調子どう? 部下からは ノロマ!あの人トロいよ 汗が湧いたワイシャツ パタパタ これで乾いた? お疲れさま~インダハウス やすらぎインダハウス!  疲れてる そんな時は 私ですがお呼びですか? やすらぎになりたいな 預かります つらい気持ち  寂しくてだめだね 寝れないね なでなで 落ち込んじゃだめだね 私 見てるからね  ドキドキ心臓破裂しそう ドギマギしちゃって喋れなそう それでもちらっと目を見ては ババっと逸らして地面を見てた ハラハラ 気まずい周囲 恋煩いにつき取扱注意 恋に落ちたな~インダハウス やすらぎインダハウス!  疲れてる そんな時は 私ですがお呼びですか? やすらぎになりたいな 預かります つらい気持ち  外ではやっぱり強くなくっちゃ 人として芯は太くなくっちゃ 甘えるな 怠けるな 騒ぐな いつだって慌てるな でもちょっと甘えたい? 優しい腕に抱かれたい? いいよーバブバブ インダハウス やすらぎインダハウス!  疲れてる そんな時は 私ですがお呼びですか? やすらぎになりたいな 預かります つらい気持ち 疲れてる そんな時は 私ですがお呼びですか? やすらぎになりたいな 預かります つらい気持ち
お母さん、たまが妖怪になってるよ姫乃たま姫乃たま姫乃たま町あかり「たまはもうすぐ死ぬからね。マグロでもケーキでもあげましょう」 わがやのたまは おとしより みんなで甘やかそうって決めてはいたんだけど  マグロを食べてる たまはまだ生きている 近ごろなんだか 前より元気そうだ  たまが妖怪になったよ たまが妖怪になってるよ お母さんたまを見てよ! しっぽが9本になってる  「たまはもうすぐ死ぬからね。マグロでもケーキでもあげましょう」 わがやのたまは 妖怪です そう言われてからもうずいぶん経ちました  ケーキを食べてる たまはまだ死んでない 近ごろなんだか もっと甘やかされてる  たまが妖怪になったよ たまが妖怪になってるよ お母さんたまを見てよ! うしろ足だけで立っている  しっぽが抜けても たまはまだ死んでない うしろ足で歩く たまはまだ生きている  たまが妖怪になったよ たまが妖怪になってるよ お母さんたまを見てよ! どうも人間に見えるよ
好きになったらどうしましょう姫乃たま姫乃たま姫乃たま町あかり好きになったらどうしましょう 嫌われてしまったらどうしましょう 悩むよりも簡単に 好きになったらそうしましょう  好きになったらどうしましょう 好きになったらそうしましょう 南の島に行きましょう ずっと手を繋いでましょう  好きになったらどうしましょう おいしいものいっぱい食べましょう そのまますぐに抱き合って眠れるのならそうしましょう  好きになったらどうしましょう 好きになったらそうしましょう 南の島に行きましょう ずっと遊んでいましょう  好きになったらどうしましょう 目が覚めたら夢のような匂い ほほえんでから 笑い合って暮らせるのならそうしましょう  好きになったらどうしましょう おいしいものいっぱい食べましょう そのまますぐに抱き合って眠れるのならそうしましょう  好きになったらどうしましょう 目が覚めたら夢のような匂い ほほえんでから 笑い合って暮らせるのならそうしましょう  あなたを好きでいましょう 私にしてくれるように あなたを好きでいるように 私を好きになりましょう 私を好きでいるように あなたも好きでいましょう 好きになったらどうしましょう 好きになったらそうしましょう
バーヨコハマ姫乃たま姫乃たま姫乃たま町あかり大人でいるって とっても素敵 隣の知らない人に 乾杯と内緒話 「あの、お好きなお酒を、どうぞもう一杯だけ。 今日は夜更かししませんか。誰も怒らないから」  大人でいるって とっても素敵 運命なんてもうなくて どこへでも好きなところへ 「あの、この店を出たら、ちょっとそこの港まで 酔い醒ましに行きませんか。船が光ってるから」  私もあなたも、もう大人だから、 どこかへ行くことも行かないこともできて、 一緒にいることもいないこともできるの。 それってとっても愉快で、とっても寂しいことだと思わない?  月も海のあかりも 濡れて揺れているみたい 小舟のような道を ゆらり揺れながら歩く 私たちこんな自由で なんて寂しいんでしょう
小鳥殺人事件僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま荻野和夫荻野和夫鳥を踏んだ日には 母は眠っていた 鳥を踏んだ日には 兄は汽車に乗って 鳥を踏んだ日から 少女は声がでなくなってしまった  夢を見ないようになり やがて目が見えぬようになり 手足の感覚がなくなり 少女は耳しか聞こえない 鳥の羽ばたく音だけが木霊する  少女は暗闇に見た 小鳥が手に乗る時の温度 愛していたのに誤って殺めた 声が出ないのはそのせいか  夢を見ないようになり やがて目が見えぬようになり 手足の感覚がなくなり 少女は耳しか聞こえない 鳥の羽ばたく音だけが木霊する  少女は暗闇に見た 小鳥が手に乗る時の温度 愛していたのに誤って殺めた 声が出ないのはそのせいか  可愛い小鳥 愛する小鳥 私の小鳥  愛していたものを 誤って殺めた 鳥を踏んだ日から 少女は ああ……  愛を! 愛を! 鳥よ! 愛を! 愛を! 愛を! 鳥よ! 愛を! 愛を! 愛を! 鳥よ! 愛を! 愛を! 愛を! 鳥よ!  少女は砂漠を思う ラクダに踏んでもらえますように 大きな海に溺れたい クジラよ私を飲んでおくれ でも鳥の羽ばたく音が木霊する  少女は暗闇に見た 小鳥が手に乗る時の温度 愛していたのに誤って殺めた 声が出ないのはそのせいだ 
恋という病い僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま金子麻友美金子麻友美「気が弱いふりをして意外と早熟なのね」 冷やかしの視線浴び 生きるのが辛かった  恋なんて退屈しのぎ わたしの恋 嘘だらけ いつかわたし 刺されて死ぬの そんな気がする 恋なんて退屈しのぎ わたしの恋 嘘だらけ 最期の日 刺されて死ぬの それでもいいの  わたし 歌がうたえない 曲に作詞もできない おいしいごはんできない  恋しか満足にできない 恋しか夢中になれない 嘘よ ごめんなさい  一番簡単じゃないの 裸で抱き合うなんて エレガントに生きたいの? 動物だったくせに  もし間違って 恋煩っても もし間違って 心開いても 死ななければ問題ないのよ でも死んでしまえば問題もない  もし間違って 恋煩っても もし間違って 心開いても 死ななければ問題ないのよ でも死んでしまえば問題もない  もし間違って 恋煩っても もし間違って 心開いて  いつかわたしを愛してた それをすっかり忘れてた あなた とても心地いいの  ラジオから流れてくる 愛に不感症な女 置いてかれて泣いてる歌  人を愛せないから 愛が信じられない でも恋は 一瞬きらめく いつも好きになるのは わたしのこと好きじゃない人ばかり でもわたしが嫌いなわたしを 好きじゃない 愛さない あなたを好きになる  それでいいの わたしあなたの娯楽でいい 愛されても どうしていいのか わからないから  それでも恋をする 鏡みる それでも恋をする わたしがいる  わたしの恋 嘘だらけ わたしの恋 嘘だらけ 退屈しのぎ  「気が弱いふりをして意外と早熟なのね」 冷やかしの視線浴び 生きるのが辛かった 生きるのが辛かった ならば仕方ないだろう
眠る前の音楽僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま佐藤優介佐藤優介音楽を聴いている時 音楽もまたあなたを聴いている 音楽から耳を塞ぐことはできない  水に入る時 水もまたあなたに入っている 水から隙間を防ぐことはできない  この世界に生きる時 世界もまたあなたの中に生きている 一度生まれたものはいなくなることができない  愛にさらわれた時 愛もまたあなたにさらわれている 愛に抗うことはできない 愛に抗うことはできない 愛に抗うことはできない
悲しくていいね僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま佐藤優介こんなに悲しい気持ちも いつか忘れてしまうのね こんなに寂しくてつらいのに 少し待てば元通り  映画観たあとも あなたって何も言ってくれなくて 喋り下手なのね 悔しいけどそんなとこが好きだった  こんなに悲しい気持ちも いつか忘れてしまうのね こんなに寂しくてつらいのに 少し待てば元通り  なくした気持ちが なくなってしまった時が あなたとほんとに お別れなのね  いつか図書館の貸し出しカードの人が好きだった 同じ本を読んでる それだけでなんか嬉しかった 運命じゃなかったし 会うことももうないんだろうけど あなたもそうだったのね いつか忘れてしまうことが悲しい
わたしはちょっと僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま金子麻友美喜びも 悲しみも 日常も わかちあいましょう わるい時 よい時も 健やかに 手を繋ぎましょう  外国に一緒に住もう 君の母国語が通じない 愛してる 大好きだよ ねえ 僕だけを頼って  どうしたら離れずに僕たちは 生きていけるだろう  君に会うまでの僕は 泣いたりしていないけど いつだって孤独だったよ  僕の誓いが永遠に守られますように  君はずっと知らない国で 誰とも喋れないまま 僕のこと大好きだよね?  外国に一緒に住もう 君の母国語が通じない 愛してる 大好きだよ ねえ 僕だけを頼って
鳥踏んじゃった僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま佐藤優介声がでない理由は いつか踏んだ鳥が死んだからか
あの子の恋人僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま金子麻友美知らない本 見たことのない美しい映画 好きな曲 全部君が教えてくれた  制服で笑う君 ほかの子とは全然違う でも君に教えたのは大人の男(ひと)  なんでだろうこの気持ち どうしてあの男と付き合うの? 目を見たら わがまま言えないから 今日もひとり帰ります
ひつじのたたかい僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま佐藤優介ひつじは つよいひつじを 決めるときには あたまをぶつける よわいひつじ 困り つよいひつじの あたまをぶつ
曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
酒場の知らない人達僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま金子麻友美火曜日 酒場の人達 故郷なんてないみたいな顔してる  火曜日 酒場の人達 私もきっとそんな風に見えているのだろう  嘘ついてるわけじゃないけど 会話が風船みたいに浮いてしまう
いとこのさっちゃん僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま金子麻友美懐かしい家 寂しそうな縁側と玄関 久々に会う君は喪服 やけにきれいに見える  小さい頃 押し入れに潜って ふたり 内緒話したね  賑やかな午後 親戚達の中で君と目が合った
僕はレタッチャー僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま金子麻友美僕の仕事は 写真を修正すること コンビニで 今日もお弁当 あっためてもらって帰ります  今日の仕事は 好きだった女優の修正でした 目の前の 写真を見て あの頃の気持ち 思い出した  時間が経って 赤い線だらけの君の写真 いまの君 僕は知った 君は僕の顔も知らないまま しわを消して しみも消して 目は大きく 僕の手の中 本当の君 遠ざかる
ぐるぐるのこと僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま佐藤優介今日もどこかで 誰かが死んでから 生まれ変わる 今日もどこかで 生まれて来た人は 生まれ変わり
二月生まれ僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま佐藤優介四月生まれの君は 優しくする義務がある 二月生まれの私に 優しくする義務  おりがみがとても上手で 背もずっと高いし 男の子なんだから ずっとそばで守っていてね  四月生まれの君は 優しくする義務がある 二月生まれの私に 優しくすること!  大人になったけど 君は背が高いまま 同い年なんだけど ほぼひとつお兄さんのまま  四月生まれの君は 優しくする義務がある 二月生まれの私に 優しくすること!  真夜中に電話をかけても優しくでてね 迷子になったら車で迎えに来て 一番大切なのはふたりがいること 死ねる時までずっとそばで笑って暮らすこと
来来ラブソング姫乃たま姫乃たま姫乃たまSTXはい、来来軒の 私、猫です 新宿路地裏に店はあります ここは酔っ払いと それと時々 どろんとした犬がやって来るけど  目と目じゃ通じない 好吃ロ馬?猫吃飯 目と目じゃ通じない 我愛イ尓!吃飯了!  私は猫なので可愛がられます 脂っこいものとかもらえるのです なのに犬ときたら 目を離してる隙に 急にいなくなって 鍋になってる  目と目じゃ通じない 好吃ロ馬?猫吃飯 目と目じゃ通じない 我愛イ尓!吃飯了!  そうやって時々 犬が来ても 会えなくなるから好かないように 目と目じゃ通じない 好吃ロ馬?猫吃飯 いつかあの鍋 食べてみよう
マジで簡単なコネクション姫乃たま姫乃たま姫乃たまSTXマジで簡単なコネクション 下品な話ばかりねフラストレーション いつも散々なディレクション だったら自分でやるわディストラクション  「私とにかく褒められたーい」って可愛い顔して彼女言ってた それで他人に好かれて妬かれて嫌われる仕事してるんだけど もし普通に生きられたのなら、もっとちやほやされただろうに ハイリスクな人生を選んだんだ? 「危険を取れない奴らは沈め」  嘘吐き続けアディクション 訪れた時が終わりサティスファクション 現実世界のフリクション ここで生き抜くことが私のミッション  地上じゃなくても事情は同じ 見返したいよね? あいつらのこと 自分を捨てずに不貞ずにやり過ごすのも戦い方のひとつです  どうして君は認めて欲しいって願うばかりで 何もしないの? もしかして、もしかして、自分が 天才じゃないって気付いちゃうのが怖いんじゃないのかにゃ~?  マジで簡単なコネクション 下品な話ばかりねフラストレーション いつも散々なディレクション だったら自分でやるわディストラクション 嘘吐き続けアディクション 訪れた時が終わりサティスファクション 現実世界のフリクション ここで生き抜くことが私のミッション
DSK019姫乃たま姫乃たま姫乃たま藤井洋平そんなに急に電話ひとつで呼び出されても困っちゃうなあ なんてね、わざと口に出して言ってみたけれど 少し早歩き 交番を横切って 踏切を渡った あそこのディスクユニオンへ  ちょっと! レコードさくさくしている君 バイト行かないの? うつむいたまま くさくさしている君 何かあったのね?  そんなに急に呼び出したわりに素っ気ないのね 困っちゃうなあ これが好きとか 何があったとか 音が良いとか そうじゃないでしょう? 本当はほかに話したいことあるのわかってるんだよ  うつむいたまま くさくさしている君 何かあったのね? レコードさくさくしている君 バイト行かないの?  レコードさくさくしている君 バイト行かないの? なんだかくさくさしている君 何かあったのね? レコードさくさくしている君 仕方のない君 そうね、天気もあんまり良くないしね 何か食べようか
愛はさかあがり姫乃たま姫乃たま姫乃たま宮崎貴士どうして はじめはいいのに どうして 辛くなるんだろう どうして 好きなだけなのに どうして 私たち  どうして わからないんだろう どうして 難しいんだろう どうして 同じじゃないんだろう どうして 私たち  愛のさかあがり 頭に血がのぼっちゃう  どうして はじめはいいのに どうして 辛くなるんだろう どうして 好きなだけなのに どうして 私たち  愛のさかあがり 頭に血がのぼっちゃう  どうして わからないんだろう どうして それもいいけれど どうして 同じじゃないんだろう どうして 私たち
言いたいことがあるんだよ姫乃たま姫乃たま姫乃たまSTXあっ、コミュニケーションをうまくとれない人 この曲を聴いてね できるようになるかも でも ちがうかも ごめんなさい  あっ、コミュニケーションをうまくとれない人 喋り始める時 最初「あっ」って言う人 あっ、私です ごめんなさい  ねえ もしも私がいつか すっかり懐いて 気さくに喋っても ばかにしない? 嫌わない?  あっ、コミュニケーションをうまくとれない人 喋り過ぎちゃう人 喋るの苦手な人 でも 君の気持ちわかります  ねえ もしも私がいつか すっかり懐いて 気さくに喋っても ばかにしない? 嫌わない?  言いたいことがあるんだよ ずっと考えてるけど やっぱり今日も言えないや 余計なことは喋れるのにな あとまわし よわむし  ねえ もしも私がいつか すっかり懐いて 気さくに喋っても ばかにしない? 嫌わない?
おかえりのうた姫乃たま姫乃たま姫乃たま宮崎貴士さようなら先生 さようならあなた それではここでさようなら さようなら猫ちゃん さようならみなさん それではここでさようなら  泣かないで 棺かつぐ男たち 私を愛してた  さようなら先生 さようならあなた それではここでさようなら さようなら猫ちゃん さようならみなさん ここでお別れみたいです  今日の日も陽が落ちて いつものとおり  さようなら先生 さようならあなた それではここでさようなら さようなら猫ちゃん さようならみなさん それではここでさようなら  さようならママも さようならパパも それではここでさようなら さようなら森や さようならビルも それではここでさようなら  さようなら先生 さようならあなた それではここでさようなら さようなら猫ちゃん さようならみなさん ここでお別れみたいです
そういうこと姫乃たま姫乃たま姫乃たま藤井洋平友達はみんな やめなよって言うの バカだって あなたを好きになるなんて 誰とデートしたとか付き合ってたとか それ聞いて私 ただ笑ってた  いつもお願いしているの 次はもっと話せますように きれいに着飾ってる時に 偶然ばったり会えますように  でも振り向かない 私に気づかない 特別になりたい いつかでいいから  友達はみんな やめなよって言うの バカだって あなたを好きになるなんて 誰を泣かせたとか騙してたとか 友達もあなたが好きだから  あなたは優しいけれど 私にも笑顔なんだけど あの子と同じように ふざけた感じで喋ってくれない  ああ 振り向かない 私に気づかない 恋人になりたい いつかでいいから  今日ね 着飾って会えたんだけど ミュール直してた 外股のままで 内股だったら違ったのかな  あなたと私はそういうことみたい 運命わかったの そういうことって  あなたと私はそういうことみたい 運命わかったの そういうことって そういうことって そういうことって
さよならのワルツ姫乃たま姫乃たま姫乃たま宮崎貴士今日もステージの幕は下りて 帰りの道の星 いつもよりもきれい 気を付けて帰って 今夜はおやすみなさい  今日もいろんなことあったけど また会えてよかった 一緒に踊ったあのワルツを忘れないで 今夜はおやすみなさい  考えてしまう前に 眠りにつきましょう  今日もステージの幕は下りて 帰りの道の星 いつもよりもきれい 気を付けて帰って 今夜はおやすみなさい  おやすみなさい おやすみなさい
人間関係姫乃たま姫乃たま姫乃たま藤井洋平店員が笑ってるから 少し戸惑ったよ このカフェも変わったんだね 私達はどうなんだろう  あの頃のここときたら 店員は無表情で たばこ吸っても怒られなくて 煙みたいな会話ばっかしてた  「この間のパーティー最高だった」 「横浜のバンドが人気だって」 「深夜観た映画面白くてさ」 「ねえ、この後 どこ行ってなにしようか」  内緒でここで会った先生 死んじゃったって 三年も前に  店員が笑ってるから 少し戸惑ったよ このカフェも変わったんだね 私達はどうなんだろう  この頃元気にしてる? 仕事の調子はどう? いま人間関係にいるよ どうしようもない会話思い出してる  「そういえば あのジャズ喫茶って行った?」 「あの子の彼 やり方がめちゃくちゃだって」 「東京って最高の街だよね」 「ねえ、この後 どこ行ってなにしようか」  男の子の気を惹きたくて 裸の写真送ってた あの子がヌードモデルだって ずいぶん遠くまで来たような どこにも行けていないような
恋のすゝめ僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま佐藤優介今朝 目が覚めた時に ふと気づいてしまったの ほらまた 懲りずに恋に落ちてる 落ち葉のショーウィンドウに映っているのは 恋をしている わたし  電話のベルを待ってたら いつのまにか夜が明けてたり レコードの針 止まったままなのに気づかない 恋だわ 止まらない  最悪な終わり方でも 何度 失っても 世界中にキスをしたい 罠みたいね  昔 グランメールも恋をしていたの? 雨が上がった石畳の上 踊って歩く  電話のベルを待ってたら いつのまにか夜が明けてたり レコードの針 止まったままだわ 世界中 大昔からやめられなかった 恋
片目の仔猫僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま澤部渡片目の仔猫のように あなたと暮らした 大事にされるほどに 涙が流れた  好きだったのは 嘘じゃないわ 嘘はよくついたけれど 愛されることで いっぱいだった 気まぐれが憎い  あなたがいなくなって ただの野良猫よ  好きだったのは 嘘じゃないわ 嘘はよくついたけれど あなたのこと 半分も見えてなかった 気まぐれが憎い  あなたがいなくなって ただの野良猫よ
迷子僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま佐藤優介あら ここはいつか来た場所だわ なんでいつもこうなるのかしら かわいそうな アタシ 道ならぬ道を行く ちょうど三秒前 いつも通り今度の王子さまも逃げた 逃げた  坂を転がって こんがらがって 穴に落っこちて 視線にさらされて  あら ここはいつか来た場所だわ なんでいつもこうなるのかしら かわいそうな アタシ 道ならぬ道を行く  奥さん ごめんなさい 頭が弱くって よく判らないの なんてね
42歳僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま金子麻友美花びらを巻き込んで 重たい風が吹く 好きな人はずっと 42歳  短くした 髪を結おうとした 好きな人はずっと 42歳  むつかしい 本を読む 古めいた 映画も 観たけれど  落ち葉が 雨に撃たれても 好きな人はずっと 42歳  バスタブから伸びた 脚を眺めてても 好きな人はずっと42歳 好きな人はずっと42歳 好きな人はずっと42歳
ないしょ僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま佐藤優介あの子 今頃 どうしてるかしら ママのクローゼットに 一緒に 息を殺して 隠れた
変な恋僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま金子麻友美君と僕は 35歳 離れてても 兄弟みたい  君と僕は セックスをして 歌を歌って 遊んで暮らす  君と僕の 変な恋は 変な恋さ 普通の恋
週末僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま金子麻友美月曜日は いつも安心で 可笑しくなって 少し笑う  土曜日には 彼は少し ワインを飲んで 髪を撫で 古い映画を観る 週末が 嵐のように過ぎ去っていく  日曜日は いつも不安で たまらなくて 彼にあたる  いつも単調に 平日は過ぎ また週末が
無邪気な少女僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま佐藤優介ママみたいにはなりたくないな パパも私のほうが好きでしょう もう我慢しないで 大人の女なんて ご機嫌取るのだって 面倒くさいでしょ  パーティードレスを着ていると 素っ気ないふりしてる人ほど 瞳孔を開いて 声をかけてくるわ パパがいないうちに 小さい私に  何も知らない 何もできない 大人がいないと 何も  隠されたラプンツェルみたいに ずっと少女のままでいたいわ  醜悪な色のキャンディ 巨大なテディベア 全部 買ってあげたい 小さい女の子  何も知らない 何もできない 大人がいないと 何も  今夜 大人の秘密を教えて パパは答えてくれない
恋のジュジュカ僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま佐藤優介抱いて 京子ちゃん、心配しないで
さよならを数えて僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま金子麻友美誰もが好きで 誰もが要らない 私のことは そう思ってる  朝はあの人 夜はこの人 うつ波のように 寄せては返す  若いから ああ 今だけ ほしいのね ああ 花のように いい時 甘い時  誰もが好きで 誰もが要らない 私のことは そう思ってる  若いから ああ 今だけ ほしいのね ああ 花のように いい時 甘い時  誰もが好きで 寄せては返す だから私は さよなら知らない
可哀想なジョルジュ僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま澤部渡この町に置き去りにされたジョルジュは 魅力的な男にも振り向かない  「若いのに可哀想ね」 うわさ話も どこか うわの空 遠くを見つめてる  あの あんちくしょうめ そのうち ふらりと 帰ってくる気がするの 調子のいい男(ひと)だったから  ひとりぼっち置き去りにされたジョルジュは 昔の男の名で呼ばれている  あの あんちくしょうめ 帰ってくるときは 花束のひとつでも 渡さないと許さないわよ  この町に置き去りにされたジョルジュは どこか うわの空 遠くを見つめてる  昔の男の名で呼ばれている
今夜僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま佐藤優介知らないおじさまの フランス人形と目が合ったとき 「私もこうなれるの?」なんて思った 儚すぎて いまは 私が人形よ
秋の檸檬僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま金子麻友美彼はでていった 突然に いつものこと でも泣いている 秋に降る雨のように 無造作な涙よ  僕は「どうでもいい屋さん」 つい言ってしまう それがどうした でも君だけは愛してる それも冗談に聞こえるかな  待っているわ いつまでも この部屋で  この国の水は匂う あなたいつもそう言ってたね キッチンにいつも檸檬 グラスへ一滴 グラスへ一滴
君とデート僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま佐藤優介退屈させないでね 今日はハイヒールで来たのよ?
健康な花嫁僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま佐藤優介いつか結婚したら 健康な花嫁に 花瓶に生ける花を わざわざ買ったりするの  風邪は引かないわ おいしくシャケを焼くわ まっ白なシーツも ピッと ピンと伸ばすわ  そのはずよ  私 結婚したら 健康な花嫁になる  夜に眠って朝に起きるわ いつも不安なのに 不安なときに飲むように言われている お薬もやめるわ  いつかできる  私 結婚したら 健康な花嫁になる
テレビは砂嵐僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま佐藤優介愛してる そばにいて 行かないで  ドアも閉めず 去っていく あなた
巨大な遊園地僕とジョルジュ僕とジョルジュ姫乃たま佐藤優介退屈な彼をおいて 憂鬱な街を抜け 軽いワンピースで ちょっと南の島  サンダルは後で探そう  気絶しそうに甘いカクテルと 気まぐれなお天気雨  ここはまるで楽園ね Wi-Fiがないのが不安ね  夜はまっくらくらやみ キスしかすることがないわ  どの国も 繁華街は 平等に キレイだわ ミラーボールの下で 誰か恋に落ちた  電話はもう捨てたわ  あなた今頃どうしているかしら 憂鬱な東京で あなた今頃どうしているかしら 退屈な部屋で  巨大な遊園地の外で  憂鬱な国で 退屈な部屋で 憂鬱な国で 退屈な部屋で
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