海北大輔作曲の歌詞一覧リスト  34曲中 1-34曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ライラックLOST IN TIMELOST IN TIME海北大輔海北大輔ずいぶんと長くなってきた 僕たちの足跡は いつもふらふらと不揃いで 凸凹してたっけ  いつだって今だって 歩く道は人それぞれで だからこそ この道を 共に歩けた事が嬉しいんだ 僕は  育った街も 見てきた景色も 選ぶ言葉も その旋律も 始まりも 終わりも別々の僕らが 同じ歌を歌っていた  ずいぶんと長くなってきた 僕たちの足跡は この先もずっと続いて行く そうどこかで信じてた  いつだって今だって 人生は人それぞれで だからこそ サヨナラが いつか来るって事も 知ってたのに 僕ら  笑った顔も 流した涙も 歩く歩幅も 追いかけた恋も 抱きしめた孤独も それぞれの僕らが 同じ夢を描いていた  育った町も 見てきた景色も 選ぶ言葉も その旋律も 始まりも終わりも別々の僕らが 同じ歌を 同じ夢を 歌っていた  歌っていた
路傍の石LOST IN TIMELOST IN TIME海北大輔海北大輔道に迷った時 迷った事でさえ 楽しめるような日々が あの頃はあったかな  途方に暮れる程 苦しい時でさえ 笑っていられるような そんな日々だったっけな  心がいつか錆だらけになって 過去も未来も見失いそうになったら  叫ぼう 夢を 進もう  誰だってそうだろう ほらいつだって僕らは 挫折の中にさえも 花が咲くことを  知っているから いつか見つけるから 涙の雨の後に 虹がかかるってこと  笑い方さえ忘れてしまった時は いつだって僕に 寄りかかってもいいから  叫ぼう 夢を 進もう  大切なものは 全部 置いてきたんだ 昨日に だから今は空っぽでいい また一つずつ 拾い集めるだけ  歌おう 愛そう 笑おう 今を
全ての贈り物LOST IN TIMELOST IN TIME海北大輔海北大輔最後まで開けなかった匣の中 遠い記憶 誰もが眠りについて もし あの日 あんな事を言わずにいれば 今の僕は きっと ここには 居ないね  最後には 開け放った窓の外 通り過ぎる 春風の気まぐれさえも もし あの日 あなたに出逢いさえしなければ 今の僕は もっと 空っぽ だったね  平行線 交わらない点と点を いつまでも 重ならない手と手を  サヨナラを言うためだけに 僕らは生まれたわけじゃない 哀しみを負うためだけに 僕らは生きて来たわけじゃない 笑い合おう 歌い合おう 愛し合おう ずっと  そう あの日 あなたが微笑んでくれたから 今の僕が きっと ここにいるんだね  サヨナラを言うためだけに 僕らは生まれたわけじゃない 哀しみを負うためだけに 僕らは生きているわけじゃない 憎しみをぶつけるために 僕らは生まれたわけじゃない 涙を流すためだけに 僕らは生きて来たわけじゃない  笑い合おう 歌い合おう 愛し合おう ずっと  交わらない点と点を 重ならない手と手を
SyntheseLOST IN TIMELOST IN TIME海北大輔海北大輔日付が変わった街を横目に 僕たちの今日はまだ 昨日にならずにここにあって 時間がまるで 僕らに寄り添って いつまでもずっとずっと 続くような気がしてた  明日を恐れていたわけじゃないけど この今がこの瞬間が 終わってしまうのが怖かった  なぁ友達よ 僕らは進もう 賛成と反対の そのどちらかじゃなくて その先へ  一歩一歩 もっともっと 誰も出したことのない答へ ずっとずっと 何度だって 立ち上がれることの証明 一歩一歩 もっともっと 誰も辿ってはいないルートで ずっとずっと 何度だって やり直せることの証明  朝日が照らした街を横目に 僕たちの今日がまだ 昨日になるのを拒むから 残された時間の全てを背負って この今をこの瞬間を 始める決意を歌うから  さぁ友達よ 僕らは進もう 保守だとか革新だとか 両方含んでただ前へ  一歩一歩 もっともっと 誰もが見慣れた挫折の後でも ずっとずっと 何度だって 立ち上がれることの証明 一歩一歩 もっともっと 誰もが辿った道だとしても ずっとずっと 何度だって やり直せることの証明  この肩に その両手に 託された襷に 気がついたなのら  一歩一歩 もっともっと 誰も出したことのない答へ ずっとずっと 何度だって 立ち上がれることの証明 一歩一歩 もっともっと 誰も辿ってはいないルートで ずっとずっと 何度だって やり直せることの証明をしよう  さぁ友達よ 僕らは進もう
燈る街LOST IN TIMELOST IN TIME海北大輔海北大輔あの日から どれくらい経っただろう あの日から どれだけ笑えただろう  忘れる事なんて きっと出来ないけれど それでもこうして 今を生きている  あの日から 色んな出来事が起きて あの日から 少しだけ暗闇を知った  僕の力がまるで ちっぽけだって事も 否が応もないほどに 思い知らされたよ  それでも僕たちは涙を拭って それでも僕たちは優しさを持ち寄って 再び立ち上がるまでの長い長い道のりを 君も僕も 歩き始めている  あの日まで 当たり前だと思ってた あの日まで 平凡が大嫌いだった  だけどどうだろう 何気ない様な日々が こんなに大切で 愛おしかったなんて  あれから僕たちは少しずつ変わって あれから僕たちは強さの意味を知って 再び会おうといつか交わした小さな約束が 今日も明日も この街に灯を燈す  寂しさはきっと無くならないよ むしろ増えて行くばかりだよ それでも歩いて行くんだよ 今までも これからも  もしも一人じゃ背負い切れない時には 堪えられないほどに悲しい時は いつだってこの場所に帰って来ればいい この街は いつまでもずっと 君の街なんだよ  悲しみを誰よりも多く知っている君の笑顔が これからもずっと この街に灯を燈す
ひとりごとLOST IN TIMELOST IN TIME海北大輔海北大輔LOST IN TIME朝になった 眠れずに 夜が僕に 愛想を尽かせた 声に出して 言ってみる 「僕は一体誰だ」 彼はずっと 気にしてた 答えはもっと 複雑じゃなくちゃ 声に出して 言ってみる 「僕は一体誰だ」  繋いだ手 振り解いて 塞いだ目 その奥で 笑っていて この僕の 存在の意味をくれた君  もう会えなくてもいい このまま言えなくてもいい あの日あの時の僕らが いつも笑ってたのは嘘じゃない もう隠さなくていい このまま届かなくてもいい 眠りのない日は続いても 僕らきっとまた笑える  誰もずっと 寂しくて いつもきっと 満たされてたくて 手を伸ばして 触れてみる 「僕は一体何処だ」 彼は今日も 探してた 答えはきっと ここには無いんだ 手を伸ばして 触れてみる 「僕は一体何処だ」  後悔ばかり 繰り返して つまらない 意地を通して 情けない この僕に 存在の証明をくれた君  もう会えなくてもいい このままサヨナラでもいい あの日あの時の僕らが ここで出会えたのは偶然じゃない もう無くさなくていい このまま忘れられてもいい 答えは今日も見えないけど 僕らきっと辿り着ける  ひとりきり 繰り返している ひとりごと 僕はずっと呟いてる 大丈夫 大丈夫だよ  「聞こえているかい?」  もしこの歌が届くなら 君だけの歌にすればいい 迷いの森の真ん中で ただ君だけの地図になればいい  もう会えなくてもいい そのままの君でいればいい 進むべき道は違っても 僕らきっとまた笑える
勲章と傷LOST IN TIMELOST IN TIME海北大輔海北大輔LOST IN TIME変わらないものを探してるうちに 変わってしまった心の奥 治らないんだと諦めていたのに 治ってしまった心の傷  まだ毎日は 終わりそうに無い いつ終わったっていいと思いながら 一体いつまで走ればいいの?  変わりたいから歩いているうちに 帰り道が分からなくなって 辿り着きたい場所は今も遠くて 何も出来ない 途方に暮れる  まだ毎日を 終わらせたくは無い いつ終わったっていいと思える日は 一体いつになればやって来るの?  勲章をぶら下げて 誰に胸を張るのさ 傷口をさらけ出して 誰に甘えてるのさ  結局の所 僕も君も いつまでたっても分かり合えないじゃないか  まだあの嘘は 見破れそうにない いつ終わったっていいと思える日は いつになったって来やしないから  一体いつになれば報われるの?  兵隊を引き連れて 誰に怯えてるのさ 被害者を演じ切って 誰に依存してるのさ  結局の所 僕も君も いつまでたっても分かり合えないじゃないか
LOST IN TIMELOST IN TIME海北大輔海北大輔LOST IN TIMEへとへとになるまで 全力で走りきっても 笑っていられた あの頃には 戻れない僕らがいる  朝日が眩しすぎて 君の横顔ばかり見てた ごめんねって言えた あの頃には 帰れない二人がいる  僕らは いつから 夢を見る事を忘れてしまったの 君の涙が サヨナラを 告げるその時に気が付くだなんて  小さな頃に描いた 拙い未来予想図にさえ 辿り着けなかった 僕達は 今もまだ漂ってる  十万馬力や宇宙旅行 争いの無い一つの世界 そんなもの所詮 夢だなんて まだ僕は言いたくない  僕らは いつまで 夢を見る事を許されてるんだろう 出来る事なら 最後まで 君と手を繋いだままでいたかった  努力や情熱と 余りにも 不釣り合いな報いばかり受けて それでもまだ明日があるって事に 希望を捨てられずにいる僕らにこそ  明日は来る
陽だまりLOST IN TIMELOST IN TIME海北大輔海北大輔LOST IN TIME行き先が何処かも知らずに 歩いて来た日々を どれだけ振り返っても そこにはただ風が歌ってるだけ 宛名一つない手紙を 海へ投げる日々を どれだけ繰り返しても そこにはただ波が寄せては返すだけ  穏やかに たおやかに 為す術も無く毎日は続く 少しずつ 分かってきた 僕らが歩くその意味を  あなたの隣にある 暖かな太陽は あなたを照らしている あなたを守っている  灯り一つない暗闇を 歩いて来た日々を どれだけ振り返っても そこにはただ星が瞬き流れるだけ  せわしなく 忙しく 過ぎて行く日々のその中で 少しずつ 分かってきた 僕らが笑うその意味を  あなたの隣にある やわらかな陽だまりは あなたを包んでいる あなたを愛してる  二人を繋いでいる 全ての物語は 二人を守っている 二人と歩いている  ふたりで歩いてゆける  ふたりなら だいじょうぶ きっとすべてがうまくいくさ
まだ故郷へは帰れないLOST IN TIMELOST IN TIME海北大輔海北大輔LOST IN TIME何にも知らない事が こんなにも悲しいなんて 知らずにいたその事こそが 僕は悲しい  何もいらないとただ こんなにも願ったところで 静かな日々はなお残酷に 時を刻む  まだ間に合うだろか 取り戻せるだろか 真っ白な息を吐きながら 一人夜明を待つ  事実を知った今 少年には戻れない  誰にも言えない事が こんなにも苦しいなんて 誰より君はただその事に 気付いていたんだな  何もかも手に入れたくて がむしゃらに夢を追う日々に 失くした物は輝く汗と 夢そのもの  まだ進めるだろと 辿りつけるだろと 忘れかけてた君の声が 遠く背中を押す  君を残したまま 故郷へは帰れない  夕焼け小やけ 折れそな心 背中合わせの 影法師二つ  事実を知った今 少年には戻れない  君を残したまま 故郷へは帰れない
告白LOST IN TIMELOST IN TIME海北大輔海北大輔君がこの歌を聴いた時 どう思うか不安になった きっと今の僕自身の事 誰よりも僕が分からないから  それでも僕は 歌が歌いたい 今ある全ての 思いを託して  迷路の出口は 君の笑顔だった 音色の理由は 君の涙だった  君にこの歌を歌う時 どんな景色に出逢えるだろ きっと見た事もないような 場所へと君を連れて行くから  だからこそ僕は 歌が歌いたい 目の前のあなたに 思いを預けて  迷路の出口は 君と出逢えた事 音色の理由は 君を愛せた事  それでも僕は 歌が歌うよ あらゆる嘘から 君を守るよ  迷路の出口は 君の笑顔だった 音色の理由は 君の涙だった  迷路の出口は また新たな入口で それでも答えは 君の笑顔だった  喜びも 悲しみも 全て 決して捨てるな
さぁ旅を始めようLOST IN TIMELOST IN TIME海北大輔海北大輔さぁ 旅を始めよう 優しい歌を 捨てよう 時に誰かを 傷付けながら  さぁ 旅を始めよう 悲しい歌を 捨てよう 時に誰かに 傷付きながら  君の住む町に 帰る為に いつか未来に 託す為に  さぁ 旅を始めよう 優しい歌を 歌おう 時に誰かと 手を取りながら
背中のバラッドLOST IN TIMELOST IN TIME海北大輔海北大輔正しいのか 間違ってるのか 何処から来て何処へ向かうのか 何一つ 答えの出ない 無気力なまでの時代だからこそ  なぁ親父よ いつかみたいにブン殴ってくれないか このままじゃぁ俺はあんたを越えられるねぇ  なぁ親父よ いつかみたいに背中で語ってくれないか いつまでたっても俺の答えであってくれ  会社のため 家族の為に 下げたくもねぇ頭下げて 吊り革に 揺られて眠る 無様なまでの後ろ姿  なぁ親父よ いつかみたいに自慢話してくれないか このままじゃぁ俺はあんたを語れねぇ  なぁ親父よ いつかみたいにキャッチボールしてぇな いつまでたっても俺のボールを受け止めてくれ  面と向かっちゃ 照れ臭過ぎる 小さく見えた あんたの背中を向かって呟いた「ありがとう」  なぁ親父よ 悔しいが俺はまだ半人前だ このままじゃぁ俺はあんたを越えられねぇ  なぁ親父よ いつかみたいに背中で語ってくれないか 未来の俺が あんたの様な答えになる為に
されど犬走るLOST IN TIMELOST IN TIME海北大輔海北大輔LOST IN TIME信号が変わったのをまた見逃して 待ちぼうけ躓いた日曜日 陽なたぼっこしたいつもの公園で 放った犬は あ~ 帰って来ない  こんなに空は晴れやかなのに 財布も心も空っぽだよ どうして  忘れてしまおう あいつのことなんて  振り回されるのに慣れてはいたけど まるでいつかのあの娘みたいだな ついて来いよと突っ走っては強がって 振り返ってみれば あ~ 誰もいない  お天道様も僕を笑うよ 背中丸めてとぼとぼ帰り道  忘れてしまおう あの娘の事なんて  靴紐切れてた されど犬は走る  踏んだり蹴ったり 泣きっ面に蜂 涙を誘う夕方五時の鐘 明日こそはと少しだけ前を向いて 家に着いたら あ~ 帰ってきてた  何してたんだよ 僕をほったらかしにして 何してたんだろう されど犬は走る
雨が上がってLOST IN TIMELOST IN TIME海北大輔海北大輔雨が上がって 忘れ去られた 傘みたいな そんな気分さ 雨が上がって 幸せな筈なのに  雪が溶けて 形の崩れた 雪だるまのような気分さ 春になって 幸せな筈なのに  何故だろう 言いたい事や 気持ちが溢れてるのに どこかで怖がっている 自分自身を 追い出せない  夏休みの ど真ん中の 日曜日みたい そんな気分さ 休日だから 幸せな筈なのに  お金を稼いで 都会で暮らす ぬかるむ様な 泥道もない 便利だから 有り難い筈なのに  育てもせず 殺しもせず スーパーに行って 豚肉買った 生き物だから 有り難い筈なのに  何故だろう 悲しい事件や ニュースが 溢れてるのに どこかで他人事の 自分自身が 笑っている  僕の育った 小さな町へ いつか帰ろう きっと帰ろう 田舎なんて 嫌いだった筈なのに
然様ならばLOST IN TIMELOST IN TIME海北大輔海北大輔昨日までの事を全て 忘れる訳じゃないから 黙って手を振るだけ そっと見送るよ  流れる景色に 賑やかだった日々を重ね合わせて 心に仕舞うよ 再び出会うその時まで  さようならば さようならば 薄紅色に染まる思い出  さようならば さようならば 君の幸せを願う  昨日までの事を全て 背負って明日へ向かうから 決して涙見せはしないよ 本当は少し寂しいけど  流れる月日に 語り合った希望の全て忘れないと 心に誓うよ 再び出会う事が無くても  さようならば さようならば 立ち止まらずにいざ行くがいい  さようならば さようならば 振り返らずにそれぞれの道へ  さようならば さようならば 吹雪く桜のその儚さよ  さようならば 然様ならば 君の幸せを願う
翔び魚LOST IN TIMELOST IN TIME海北大輔海北大輔LOST IN TIME夢を泳ぐ魚に 僕はなりたかった 嘘にもがく毎日 息継ぎを忘れた  君の鼓動を聴きながら 何もかも捨ててしまえたら 君の涙拭いながら 今すぐ歌が歌えたら  あの空の向こう側 飛び立つ日が来ると 信じて止まなかった 夢はもう此処にない  夢を泳ぐ魚に 僕はなりたかった 嘘に溺れる日々に 手足も痺れてきた  君の吐息に目を閉じて 何もかも忘れられたなら 君の言葉紡ぎながら 今すぐ歌が歌えたら  あの空の向こう側 飛び立つ日が来る事 信じて止まなかった 夢はもう此処にない  夢を泳ぐ魚に 僕はなりたかった 夢を泳ぐ魚に
車輪の下LOST IN TIMELOST IN TIME海北大輔海北大輔いつからだろう 平気で嘘をつけるように いつからだろう 全部人のせいにして いつからだろう 言い訳ばかり上手くなる いつからだろう そんな毎日に馴染んでた  腐る程ある愛の歌で あの争いが止められるのかい? 勝ちが全てのこんな時代に 悔しいが今の僕は無力だ  吐き出して 吐き出して 吐き出して 吐き出しても 届かない 届かない 届かない 君の胸に  もっと強くなりたい  いつからだろう 希望を見つけられない日々 いつからだろう 陰口ばかり叩くように いつからだろう 自分ばかりが可愛くて いつからだろう 卑怯者になったのは  狂う世界の車輪の下で 青い心は踏みにじられて 勝ち負けよりも大事なものが 泥にまみれて泣き叫んでる  聞こえるか 聞こえるか 聞こえるか 聞こえてるだろ? この声が この声が この声が 君の胸に  それでも信じたい  明日を知らない僕等は 古い轍の向こう側にまだ夢を見てる  聞こえるか 聞こえるか 聞こえるか 聞こえてるだろ? この声が この声が この声が 君の胸に  吐き出して 吐き出して 吐き出して 吐き出しても 届いてくれ 届いてくれ 君の胸に  もっと強くなりたい
最後の一球LOST IN TIMELOST IN TIME海北大輔海北大輔入道雲の下 バスが来るのを待ってる君に 伝えたい事があるんだ 不意に止まった蝉時雨  揺れる陽炎 次に会えるのはいつだろう バスよどうか どうかほんの少し 夏の終わりを待ってくれ  輝き溢れた季節と君に 言えなかったさよなら  今 サイレンが鳴る  たった一度 君と追いかけた夢が たった一つ 僕の胸を張れる事  遠ざかれば遠ざかる程に 眩しくなった  夕闇迫る午後 あれからどれくらいたったんだろう 面影亡くした町並み あの夏の欠片も見えない  揺れる心と 果たせずにいた約束 懐かしくて 照れくさくて あの日の様にバスを待った  年をとるのに精一杯すぎて 言えなかったさよなら  今 サイレンが鳴る  たった一度 君と語りあった夜が たった一つ 僕の胸を締め付ける  遠ざかって遠ざかり過ぎて 忘れていたよ  たった一度 君と追いかけた夢が たった一つ 僕の胸を張れる事  出口のない こんな時代でも いつだって 少年は 輝いている
カッターナイフLOST IN TIMELOST IN TIME海北大輔海北大輔カッターナイフを手に取って 私はあの娘を呼びました 信じていたのに裏切られ 許さない事に決めました  どうやら私はあの人と 仲直り出来そうにありません  ごめんなさいが届かない ごめんなさいが届かない ごめんなさいが届かない わたしはあの娘にもう届かない  100円ライターで火付けて 私は家を飛び出しました 成績悪くて叱られて 何もかも嫌になりました  どうやら私はあの人は 許してもらえそうにありません  ごめんなさいが届かない ごめんなさいが届かない ごめんなさいが届かない 私は誰に謝ろう
旅立ち前夜LOST IN TIMELOST IN TIME海北大輔海北大輔もうすぐ此処を 旅立つ君に さよならじゃなく この歌をうたう 季節外れの 冷たい雪と 思い出達が 僕をすり抜ける  時間が経って 大人になって 見るもの全て 錆び付いてきて 夢を見る事 忘れてしまって 泣き出しそうな この心を  壊してみろよ 叫んでみろよ 目の前の大きな壁にぶつかっても  頑張れよ 負けるなよ 歯を食いしばって僕等は生きてる 振り向くな 前を向け 小さな命を僕等燃やしてる  もうすぐ此処を 出て行く君に さよならじゃなく この歌をうたう 一緒に笑った 共に走った 全力だった あの季節を  忘れやしない 捨てたりしない 迫りくる明日に何を見つける  頑張れよ 負けるなよ 歯を食いしばって僕等は生きてる 振り向くな 前を向け 小さな命を僕等燃やしてる  頑張れよ 負けるなよ 歯を食いしばって僕等は生きてる 振り向くな 前を向け 小さな命を僕等燃やしてる  もうすぐ此処を旅立つ君に さよならじゃなく この歌を贈る
冬空と君の手LOST IN TIMELOST IN TIME海北大輔海北大輔LOST IN TIME誰か 時計を 見せてくれないか 誰か 時計を 見せてくれないか  誰か 左手を 掴んでくれないか 誰か 右手で 掴んでくれないか  僕の 左手を 握ってくれないか 君の 右手で 握ってくれないか  思いは遠くまで 虚しく響くよ 本当に届いて欲しい 君をすり抜けて  僕の これからを 見ててくれないか 君の その目で 見ててくれないか  涙色に 霞んで行く世界を 君とどこまで 歩いて行けるだろうか  明日を誰も知らない 真っ暗な旅路の途中で 今此処で巡り逢えた 小さな君の手を  僕の これからに 預けてくれないか 冬の空に  ずっと 唄うよ
ラインLOST IN TIMELOST IN TIME海北大輔海北大輔LOST IN TIME心通わせて 穏やかに笑おう  すぐそこまで来た 夜には目もくれず  このまま  言葉を重ねて そっと手を繋ごう  憎しむ大人には 見つからないように  このまま二人で ああ どこまで逃げよう  嘆きの壁に向かい 何を思えばいいんだろう  僕には 君には もう何も無い  いつしか僕らは 解りあうだろうか  心通わせて  許しあうことも 出来ないまま僕等は  大丈夫 誰もが生きて行けるさ
羽化LOST IN TIMELOST IN TIME海北大輔海北大輔LOST IN TIME生活の匂いのする 帰る場所を見つけたとき 少女は女に 変わりゆくのでしょう  途方もない憧れを 静かにそっと諦めたとき 少年は男に 変わりゆくのでしょう  静かに流れる 時間に耳を傾けて  いつしか僕等は 新たな場所を目指す  変わり栄えの無い日々を 不意に愛おしく思えた時 誰しもが皆一つ 歳を採るのでしょう  時に不甲斐無い自分自身を 言い訳もせず許せた時に 誰しもがまた一つ 歳を穫るのでしょう  静かに流れる 川のように身を携えて  いつしか心は 新たな場所を目指す  いつしか二人は 新たな場所を目指す  手を取りあって
列車LOST IN TIMELOST IN TIME海北大輔海北大輔もう自分自身に 嘘をつく事に 疲れ果てて しまったんだ  せわしなく動く この季節が そんなに優しいとは 思わないけど  果てなく続く 未来という不安に 成す術も無く 途方に暮れる  キラキラ輝く あの街の灯りも 僕の心は 照らしてくれない  全てが変わった 何一つ出来なかった それでも 必死だった 毎日に 怯えながら  あの頃はよかったなんて言いたくはなかったのにな  全てが変わって 何一つ残らなかった いつかほどいた手を  僕は  見つけられるだろうか 探し当てるだろうか  あの頃はよかったなんて言いたくはなかったのにな  言いたくはなかったのにな
ヒカリLOST IN TIMELOST IN TIME海北大輔海北大輔想い描いていた事を 一つ一つ紐解いては 理由ばかりをただ求めてた その意味を見失ったまま 僕の本当はどこに行ったんだろう? どこでなくしたんだろう?  重い頭にしがみついた 憂鬱を振り払えずに 昨日ばかりをただ眺めてた 目の前は真っ暗だった  踏み出す勇気が 何より欲しくて その手を そっと包み込んだ  冷たい季節が 移り変わるのを その涙が 伝えてくれた  今、僕の本当を探し始めるよ、昨日を思い出にしよう  ああ 少しづつ ただ 分かってきた こうやって僕は 僕のままで 前に進むことができる ああ 僕は歩く ただ がむしゃらに 今 すぐそばにいてくれる全ての物語と
誰かはいらないLOST IN TIMELOST IN TIME海北大輔海北大輔失くした感情のいちばん奥に 僕は恋い焦がれた ふとした瞬間の些細な事が 僕を此処へ導いた  君の痕跡を探してたんだ 古い傷跡が邪魔をするんだ 胸の奥底に眠った日々よ それでも時計は回り続けている  僕 君 誰かはいらない  胸の奥底に眠った人よ それでも時計は回り続けている  僕 君 誰かはいらない
教会通りLOST IN TIMELOST IN TIME海北大輔海北大輔気がつくのは いつだってそうさ 何かを無くした あとなんだ  悔やんだって 悲しんだって 戻れないのは わかってるけど  夕闇の中 手を繋いでた 教会通りの 帰り道  寒いねって 笑ってたっけ いつだったろうか いつだったろうか  同じ夜を見てた あれは気のせいだったのかい 僕は覚えてるよ 今も覚えてるよ  あんなに近く あった筈なのに 見つける事が 出来なかった  二人の肩に 降り積もる嘘 気付かなかった 気付けなかった  同じ朝を待った あれは思い過しだったのかい 僕は覚えてるよ 今も覚えてるよ  僕ら過ごしたあの日々は確かにそこに そこにあったんだ  同じ夜を見てた あの頃に あの場所に もう戻れないってことぐらい 分かってる それでも  君と過ごした あの日々は幻なんかじゃない  僕は思い出すだろう きっと思い出すだろう  いつか思い出すよ きっと思い出すよ
北風と太陽LOST IN TIMELOST IN TIME海北大輔海北大輔頑張り方を 解らないまま 頑張っている 君が好きで  私も何も 解らないけど ただ近くで見て いたかった  きっと私には 他の誰よりも 君の存在が 大きくて  君自身を 見失ったのでしょう 今になって 悲しくなる  人はどうして こんなふうに 後になるほど 思うのでしょう  いつか  もっと正直に 話せたならなあ  もっと素直に 笑えたならなあ  人はどうして こんなにも 歯痒いほど 不器用でしょう  いつか  もっと正直に 話せたならなあ  もっと素直に 笑えたならなあ  目を潰して しまうほどの 太陽と 僕はいたのかなあ
悲しいうたLOST IN TIMELOST IN TIME海北大輔海北大輔冷たい硝子細工は ぬかるんだ泥の上に  じっと立ってる  尖った三日月に似た 閉ざした目の裏側に  貼付いている  いっそのこと 僕が消えよか  世界の終わりを 僕は望んでしまった  君の絶望を 僕は願ってしまったんだ  心の奥に潜んだ 酷く淀んだ何かが  こっちを見てる  巡ってやがて出会って 過ちを何度も繰り返えし  分からなくなる  僕のせいなのは もちろん知ってる  世界の終わりを 僕は望んでしまった  君の絶望を 僕は願ってしまったんだ
あなたは生きているLOST IN TIMELOST IN TIME海北大輔海北大輔長く伸びた 自分より 背の高い影が 夕焼けと僕を繋いだ 冬の帰り道 あの娘の泣き声に似た 西向きの風は 呼んでいる 宝物だった いつかの面影  青を争って 悲しみを繰り返すよ 鎖は解けない なのに何故だろう 空は綺麗だ 遠い昔 見たような 目の前の景色が まるで 何も無かったように 無邪気に笑うよ  青を争って 悲しみを繰り返すよ 傷は消えない なのに何故だろう 星が綺麗だ 少しずつ進む針は 戻ろうともせずに 過去の骸を 明日へ誘う  (La la la La la la La la la) (La la la la la la la) (La la la La la la la)  色いろ、あるけど あなたは生きている
約束LOST IN TIMELOST IN TIME海北大輔海北大輔いつの間にか 失くしてたものが 結局 何だったのかも 解らないまま いつかに君と交わした約束も ぼんやりと頭を かすめて消えた  やっと手にした筈の 憧れですら 結局 同じことの繰り返しで そこにあった時間まで僕に さよならも言わずに 通り過ぎた  渇き切る前の 傷口から 望んでなんかいない 言葉や気持ちや嘘が 次から次へと僕の中に 押し寄せてくるから  生まれた街の星空も景色も 僕は思い出せないんだよ 君が流した 涙もその訳も いつか忘れてしまうんだよ  渇き切る前の傷口から 望んでなんかいない 言葉や迷いや嘘が 次から次へと僕の中に 押し寄せてくるから  生まれた街の星空も景色  僕は思い出せないんだよ 君が流した 涙もその訳も いつか忘れてしまうんだよ  二人歩いた 街並みや季節を 僕は忘れたくないんだよ 君が流した 涙もその訳も いつか忘れてしまうんだよ
手紙LOST IN TIMELOST IN TIME海北大輔海北大輔大切なものほど 見つけられない 不透明な この世界で 君は何を描き そして何を思い 一人きり 旅立ったのか  僕は悲しみに暮れ 誰かを憎み 来る筈のない君の 帰りを待つ  笑いあった日々を 僕は忘れない 親愛なる君よ 幸せであれ  いつの間にかに 僕等の街は まるで 何事もなかったかの様に 動き出している あの時から 君の時間を 止めたまま  昨日見た夕焼けを 明日に重ねて 僕は今 この瞬間を 走り抜けて行く  笑いあった日々を いつか笑いあおう 大好きなあなたよ 幸せであれ  信じあった日々を 僕は忘れない 親愛なる君よ 幸せであれ
シャボン玉LOST IN TIMELOST IN TIME海北大輔海北大輔幸せは いつでも ほんの ほんの 一瞬で 瞬きを する間に 小さく 弾けて 消えてった  ああ 忘れないで 昨日までの事 そこには間違いなく 君もいた  私たち 人間は とても とても 臆病で だからこそ 人間は とても とても 優しいんです  悲しみは いつでも ほんと ほんと 突然で 僕たちは いつでも なんにも 準備 出来ずじまい  ああ 亡くさないで 昨日までの日々 そこには まぎれも無く  君がいた  いつまでも 人間は ほんと ほんと 悲しくて だからこそ 人間は ずっと ずっと 幸せです  私たち 人間は ずっと ずっと  幸せです
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